秋の実り

 

 

ロッコの大地震リビアの大水害で 信じられない数の多くの人々が亡くなり、いまも 苦しみや悲しみ、絶望の中にいる事実、

 

そしてこの地球上には いったいどれだけの人々が苦しんだりおびえたりしながら

毎日を過ごしているのか、こんなカナダの片田舎に住んでいると 想像もつかず、

退屈するということがどれだけ感謝すべきことか、

 

こんな時代にあって ロシアとウクライナの戦争がはじまり、

こんなに長引いている、こんなことが起きようとは 誰も思わなかったのでは?

 

ジャニーズの長年にわたるおぞましい事実、も やっとィギリスで取り上げてくれたおかげで 明るみに出たけれど、、まだまだ周り中が そ知らぬ顔で なるべく隠し続けて、、、勇気ある少数の犠牲者によって 少しずつ明るみに出ているのに 売名行為、等という言葉を投げかけるひとまででてくる。 こういうことは日本独特のゆがみと言えるような気がする。

 

にほんでは 付き合いが複雑、おたがいへのおもいやり、が遠慮とか忖度、といった独特の形に進展してゆく。

 

で、突然 話題が変わるようだけれど、、すこーしつながっているんです。

先週は 又 ヴァンクーバ―に行き、フェリーを降りて バスに乗り、

2,30分の乗車なので まずは 3人とも(彼と彼の妹)前のほうの席に座れてほっとした矢先、


大きな車イスに坐った大柄な紳士が 前ドアーから乗車(こちらもちょっとびっくり、誰の手も借りずに乗車できるようになっているんですね)するなり 大声で 私達の隣に座っていた青年のリュック(足元に置いてある)を 杖で蹴飛ばすようにして Moove, Moove!とどなりつける。 青年は 怪我でもしたのか手首に包帯をしていて すぐには リュックを持ち上げられない。私も手伝おうと思っても人をかき分けてまでいけない。【写真の青い杖、こちらも何か特別な杖らしい。私のまん前)この青年は目が不自由と後でわかり、気の毒だったけれど、、

 

こんな時 自分の年を忘れて、なんだか坐っているのが申し訳ないような、、、

だいじょうぶ、誰が見ても (彼に言わせると 多分このバスでは私達がいちばん高齢)

どうにか リュックがもちあがるやいなや 車いすは前に進み、こんどは 右側(私の前)にすわっているひとに 又おおごえで Get out(どけ!)その人がもたもたして どこへ?といったら

早くしろ!

どうにか車イスの男性が坐る場所を確保して落ち着くと 退け、と言われた人は坐っていた場所に戻って(私なら そんなに言われた人のそばに戻りたくないけれど)、、、

Sorry to make trouble、とはおっしゃっていたけれど、、

この車イス紳士、一寸失礼なんじゃない?とおもったわたしは やっぱり日本人、

 

車イスの席は決まっているし、あとからくる人がつかえないように 彼氏も早く座らなければならないし、くるまいすだから 指定の場所に落ち付けないと事故を起こしやすい。

そして、【ここが日本人とちょっと違う?ところ) 車いすに座っていても 堂々と自分の権利を主張するのは人間として当然、なんです。 

ベンも をーカーを使ってゆっくり歩く、から こちらのひろいどうろを渡るときには 信号2回 待ち(車を待たせる)

私など、一寸車が待ってくれただけで 駆け足、

でも 車いすや ワーカーのひとびとの権利を守るためにも こんなことは重要、なこと、だと 思わせられました。

 

処で、さいきんのバス、 いろいろな器具が備わっていて、何をどうするのか、いろいろなサインがあったり、動かせる器具がついていたり、、、バスに乗るのも難しい!

 

 

さいごは Mosshavenには 理解できて 楽しめる ひととき、

毎年 おとなりさんが ペアーを一袋 我が家のドアーノブにかけておいてくださる。

そして 私は ペアーケーキを作ってお届けする。  この習慣が 昨年ストップ、

 

なにか私が 失礼なことを言ったのか、礼を逸したことをしたとか、、、ちょっと気になっていたら、、、(気の小さい心配症)

 

昨年は 余り実らなかったし、取るのもめんどうだった。

自分で採りに来てね、

 


と言われたドン、大きな(5,6メートル)スチール製の梯子を持ち出して、、

ひとつのこらず 採って、 (全部取って、なんてたのまれていないのに、、、)

大きな箱が5こぐらい いっぱい。

 

彼女大喜びでした。 食べきれないから 2箱 持って行って、、

彼女は何の手入れもしないと言っていたけれど、ほかの友人はリンゴの手入れは大変、といってました。 ペアーはぶら下がって実る形も素敵だし、味も上品、極上のくだもの、難点は 直ぐに熟してしまうこと、

そしてすべてのくだものに共通する 採取、高い木に登ってあちらこちらに 離れているくだものをぜんぶとるのは 確かに大変(ドンは子供の頃 充分に経験済み)

 

我が家にある梯子は 昔彼の会社にあったガーデ二ング部門で 使用していたもので

しっかり固定出来て丈夫で軽い、からこんな時は スーパー便利、

 

彼女もお年、ご主人もいないし、、、 とても喜ばれて、こちらも役立って うれしい。

 

 

というわけで どっさりペアーをいただいて、果物好きのドンでもおいつかない。

ペアーはすぐ痛んでしまうので、、、


ペアーコンポートを(久しぶりに)作りました。 彼女 昔はつくったけれど、もう面倒、と言っていたから ひと瓶お届けしなくては、、、