お祝い デイナー

 

 

が 今回の トップテーマ、

でもその後に 悪いニュースが、、、

おって書いていくことにします。

 

 

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さて、出発、心配していた通り、いちばんの難所、山のあたりでは 氷点下、おまけに昨夜は初雪、いちばんのフェリーに間に合うには 早朝出発、だから 真っ暗、悪条件ばかり、写真は 真っ暗な山道を超えて 無事あかるいハイウエーに出たところ、、

 

いつもよりさらに早めに出発、ということで 普段はせかさない彼なのに 雷が落ちそう、用意したお茶は 沸騰を待たずに入れたので まずいし、、綺麗に詰めたはずのお饅頭が ずれてる。。卵サンドは前夜に用意しておいて正解。着替えも下着のみ、

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どうにか 無事 フェリーに到着、私たちが一番、、クリスマスツリーが ひっそりとともっているだけ、

 

ボートに乗り込むまでの長い廊下、冷たい風も吹きすさぶし、、、籠っていたせいか、お歳のせいか、、、ハアハア息切れが、、

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その寒い中 ボートを降りた出口近くで 娘が待っていてくれました、

 

眼医者が終わったら 私のアパートでランチ、それから友人と待ち合わせ、そして

夕飯はお出掛け、私たち(娘とマシュー)のおごりよ、遠くまで迎えに来てもらって、それはない、私たちが払う、といったら、

 

でも今夜は セレブレーション デイナーなの、 え?? なんの?

Baby がくるのよ、 え? 誰が? わたし!

 

もう 狐につままれたよう、、、だって もう だいぶ前に 彼女は この現代の問題の多すぎる世界に子供を送り出すようなことはしたくない、、というようなことをいっていたから、、、

 

でも 歳をとるにつれ、娘が わたしたちのことをあれこれ気遣ってくれるたびに、

彼女には そんな分身がいないことが とても心配になっていたMosshaven,  

 

彼女は 何かあったら ≪お互いに≫に飛んでくる友人がいる、とか ひとりになったらお互いに一緒に住もうと決めた友人たちもいる、、等等、、ドンは 彼らが決めたこと、彼女には 大切な仕事があるのだからとやかくいうな、、、

彼女の人生、だから 勿論 彼女が決めること、、、とわかってはいても、、

 

 

でも 最近は 昔と違って 多様化した生活スタイルがあるようで、、(今となっては)古人間のMosshaven(では あるけれど 実際は40数年前 結婚より友人関係でいたかったのだし 子供が欲しいと思ったこともなかった自分が 娘に あれこれ説得などできる筈がない)

歳と共に 常識的になっている 私自身も この頃は (心配してもしょうがない)あまり考えなくなっていたのは事実、

 

だったので ショック、、今度はなかなか信じられない、事実が受け入れられない(なんともめんどうなMosshaven)でも 多少でも 彼らの人生方針に妥協してくれたことには大感謝。

 

私たちには 8人の孫がいます。  でも この8人が生まれたころは 娘が10歳ぐらい、ちょっとピンとこなかったし、自分の孫として(注意したり 怒ったりはできなかった)いちどだけ 道路に飛び出たときに 大声を出したことぐらいしか覚えていない。(御嫁さんが大声に驚いていたので あ、これは失敗と思ったり、、)

 

娘の音楽のレッスンで 週末も含めて 毎日遠くまでドライブしたりしていたし、、

大家族、孫たち同士で遊んでいて、彼らが来るときは とにかく多くの人数、お料理でいそがしかった、、、、

子供好きの娘が いつも彼らと遊んでいたので 彼らのことは 彼女を通じて知ることが多かったし、、さほど親しくしてはいなかったような気がするけれど、、、、それでも一人一人の それぞれとの思い出は 今も 微笑ましく記憶に刻まれている。(子供たちは小さいから覚えてはいないわ、きっと) 

 

そして 成人した彼らの私への気遣いなどで 小さかった頃より 今のほうが むしろ家族の気綱が深まっているような気がする。  それに 長男の家族は日系ではないのに、、和食がすき(娘が ママがつくってあげてたからよ、、、?)彼らは私にはちょっと遠慮する(私を見ていて気が付いた?、いづれも 思ってもみなかったこと、、

 

 

でも ほんとうにびっくリニュース!。

 

ことしは 一番年上の孫長女にベイビーが生まれているから、祖祖母と祖母と二つ名で呼ばれることになる。 我がファミリーは ちょっと普通と違うところがいろいろ、、

 

最近は年のせいか ベイビーを見ると 心があたたまってくるような、、、他人でなくて私の孫だったら さらに可愛くなるのだろうな、と思っていたのに、、、、現実そうなってみると まず 無事に生まれてほしい、母子ともに健康にそだってくれるかしら、、、とか あれこれ注文ばかり、というか ちょっと心配な面ばかりが出てくる。

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さて、診療を終えて 彼女のアパート、でランチ、トマトスープ、トマトをグリルしたりめんどうそう、昨夜 ウイっスラーから帰ったばかりなのに、、

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コロナの為、室内でゆっくりするのは初めて、だだっぴろいわが家に比べて ちょっと狭いけれど、インテリアもすっきり、住みやすそうで 安心しました。 

 

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でもこの広さで 光熱費も含まず 2200ドル、高いと感じるのは田舎住まいの年金暮らしだから? 、ヴァンクーバーは今 世界でも かなり上位の住宅費の高さで有名、一人っ子にはしたくない、というのであれば 先先は? など 老親(いえ 私だけ、ドンは全くの楽天家)の考えることは こんなことばかり、、、

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で、ドンは少しお昼寝をして つぎのアポイント、

なんと 30年以上前の友人夫妻とのひと時、

はじめて娘を夏の音楽キャンプに参加させたとき、わが家から毎日 ハイウエーで1時間半ぐらい、良く通ったものだわ。  そこで初めての出会い、指揮者の評判につられて通ったオーケストラも一緒、待ち時間やコンサートの催し、コンテストに遠くまでごいっしょしたり、、、

 

家も近く、年齢も一緒、日系、等といろいろの共通点、或は コンテストで競い合ったり、、だったけれど、、

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わが娘は オーストリアの有名なヴァイオリン奏者のレッスンに参加した15歳あたりから音楽は自分にあっていないと思っていたらしい。 昔から人前での演奏を嫌がって(それが今では時々教えている大学のクラスは 多い時は何百人とか、結構楽しんでいる様子)ドンに似て、話が面白くて 人を引き込ませる何かがある(親ばか、夫馬鹿、いえ、彼らの短所もよくわかっています)

 

ドンも オーケストラや バンドで演奏していて、ふたりとも 話好きなのに目立つのが嫌い、、似たもの親子、彼女は グループレッスンなどでもいつも新学期には飛び級だったので もっと熱心になってくれたら、、と願う母親は彼女にとってはかなりのプレッシャーだったのです。 

 

一方、娘の友人のほうは 音楽の才能も有り 練習も自ら熱心にしていたし、母親も私などと違って 要を得たサポート、先生を注意深く探し出し、変えてゆく、等して この道への誘導もさすが、彼女は今プロのバイオリニスト、ご主人もジャズプレイヤー、

いま彼女は ニューヨーク近くで 避難民の子供たちのオーケストラを指導して、娘と そんな部分で 小さい時以上の深い手綱を築いている様子。

 

ヴァンクーバー暮らしの彼女が 去年来れなかったヴァンクーヴァ―島のトフィノ旅行で私のことを思い出してくれたので この再会となったのです。

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懐かしの お喋りのあとは 娘の おすすめレストランへ、、

車を降りてから、あまりの寒さに ろくにお店を見上げもせずに 飛び込んだら

扉一枚向こう側、、 そこは 何十年も前の古き良き時代のパリのレストラン(って見たこともないのに、、そんな雰囲気がぴったり)

 

どこが、といわれるとわからない、、、けれどエレガントで、それでいて誰にでも温かみが感じられるような、かわいらしい、、、こじんまりとしたItalian(フレンチではない)レストラン、

 

小ぶりのテーブルが 12,3脚ほど、私の隣はカウンターになっていて、忙しそうなシェフの姿が見えるけれど、こちらも 数人程度、

 

ついたての陰でクッキングらしいけれど、こんなちいさいスペースで これだけのゲストを満足させるお料理が良くできる、、、とびっくり、

 

月曜日なのに ほぼ満席、最近は混んでいることが多く、予約もできるそうですが なんと 予約料50ドル、 予約する必要もないポートアルバーニでは ちょっと考えられません。

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ドンのために お肉料理を一品、それ以外はみな野菜ばかり、でも こんなおいしいのは いままでたべたことがないような、、、(何度か過去に感動しているに違いないのに、、食べ物の記憶は薄れている?)

 

 

野菜だけで どうしてこんな味に仕上がるの? きのこ、、、とワイン?でしょうか。

とにかく おいしかった。

いい写真が撮れなかったのが残念。

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オードブルのチーズは(なんだったのか) トロトロ、いちばんは カリフラワー(多分ロースト)一体上から何がかかっているのかどうしてもわからない。なんだかお味噌とお酒のような、、、?? ご満足以上のお味でした。

御馳走様、、、

 

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ちょっと早かったので アパートに戻り 久しぶりのカード、でもゲーム半分ぐらいでお開き、マシュー君はまだおしごとがあるから、、、

 

タクシーで行くから、といっているのに、、、また 娘は 夜中に私たちのB&B迄送ってくれました。  御疲れ様、翌日は又早くから ちょっと遠出のドライブをしてくれる予定です。