ちょっと ナーバス

mosshaven2014-12-22



又 原稿が 消えてしまって、、
最近は やり直しがおっくうです。


よし 短くしよう、(と再再再決心)


ヴィクトリアの 病院での コンサルテーションに
出かけてきました。


専門医に手術や 病状のことに関して 話を聞いたり
質問したり、するための ミーテイングです。


で、娘にも 一緒に来てもらうことになり、
ナナイモでピックアップ、


こちら 来月 オペレーション予定の ホスピタル、
この隣のビルで 予約しています。


カナダでも ベストの 外科医が執刀してくださるし、
以前 救急医で されていた処置が 他の方法でされていたら(今の状態とは違っていたので)あるいは 現在までもっていなかったかもしれないし、今手術することになったことは 何よりベストのコンデイション、である、ということも分かったけれど、


手術前の アンジオグラム、というテストをしてみた結果、
あるいは バイパスも、といわれて
ただでさえ 二つの手術を一度にするのに、、、と危惧材料が
増してしまいましたが、、


大動脈弁狭窄で弁置換術に 機械弁を使うのは 抵抗がありましたが
専門医によれば 生体弁の寿命は 15年ほど、再び手術ということに
なるが その頃には 技術も発展しているはずだから 大手術になることはない、とのアドバイスで 不安材料のひとつがぬぐわれたような気持ち、


今回の外科医、(おそらく 並の精神構造とはちがうのでしょうか)
対話をなさるような方ではないらしい、が心配ないように、と
専門医がチラッと述べていたけれど、彼ご自身も 灰がかった細かいカールヘアーを肩の下までたらし、原色の細かい模様のシャツとネクタイ、細めの体に 鋭い眼光、アラブかインド ご出身らしい 静かで理知的な 話し方とユニークな ルックス、社交的とは全く逆にみえるその彼が おっしゃるぐらいだから よほど 近づきにくいような ドクターなのでしょうか。


専門語びっしりの無駄のないお話の中から ドンがききだしたことは
彼(専門医)ポートアルバーニ出身、製材所でも働いたことがあり、失業中に 奨学金を受けたことが、この分野にはいられたきっかけ、と
わかって、ドン 大喜び(?)製材所が うまくいっていたら 今この
超優秀な ドクターが生まれていなかったことになる、なんて、、よのなかはわかりませんね。


帰宅後 会う人ごとに すばらしい ドクター、じぶんはラッキー、と
話しています。なにしろ これからは年に2,3回ずっとおつきあいしていただくことになるのですから、、


その後 ホスピタルから 4ブロックぐらい近くの ハートハウスに
立ち寄り、説明と予約を済ませました。


心臓関連の手術をする本人、及び家族らが 泊まる ハウス、
一泊 一人60ドルほど、朝食付き、同病者同士(?)あるいは
家族らが 情報交換もできる ありがたい機関です。
Mosshavenも この次の テストの期間も含めて 10日間ぐらい
おせわになりそうです。


帰り 途中下車、
クリスマスライトで有名な 小さな可愛い町、
レデイースミス、雨で 寒くて、、、
でも パパのご機嫌取り、だから、、(彼は 私達にみせてあげるつもり)


この季節 フェリーの回数が少なく、娘が帰る前に 夕食を共にすることが できたのはいいけれど、、、


レストランに入るなり、ビール、大きいの!と 注文の ドンに、
びっくりの 女性連、あわてて、だめよ、だめだめ、
そんなこと聴く彼ではありません。
寝不足がつづいて、ストレスも多かった 娘は ちょっと沈黙、そして
お店の外に出てしまいました。  戻ってから パパに 謝った彼女は偉い、私ならあやまらない、でも 外には出ないけれど、、、


大ビン、ときいて とたんに日本の大ビール、いつもの大ジョッキを
連想していたけれど、運ばれてきたのはカナダの小さなビンだから
専門医の まあ、コップに2杯ぐらい、といわれたので 彼は 何の
とがめられる筋合いもない、特に いやな会見が終わった後だからリラックスしたい、それに ここのところ 彼にしては かなり 食べものも我慢していたし、プロジェクトは 思ってもいなかった劇的結果で
おもしろくなかっただろうし、、、と 後で気がついたMosshaven でも
このときは みんなが心配しているのに、ましてこんな深刻な状態を知らされたばかりなのに、、、ドン中心の生活をしているのに、、、



娘は 手術が終わるまでは パパに逆らっちゃだめ、リラックスさせなければ、、といいながらも ビールのかわりに ワインをいっぱいだけ、とか 甘いものは 極力避けて、話題にもしないこと、などとてきびしい。 つい前日に何年越しの 論文を終え、想像以上の多くの教授連に囲まれ質問攻め、終わった後は 自分の〔音楽〕生徒達を集めてのコンサート、翌日から 年末まで 新たに二つのレポート、来週我が家に来るまでに ウィスラーに行ったり、1月からのクラスの準備、ストレス一杯、

3人が3人とも(Mosshavenは認めてもらえそうにないけれど) ストレスをかかえているところへ、
この ”ビール、大きいの!”、が とつぜんでてきたので、
見事に 利いてしまいました。


我が家の 今年の言葉、ビール,ビッグワン!ですね。
えーーと、再再再決心は 来年から、、、