石楠花

mosshaven2010-05-23





Clayoquot Island 
日本語では クラクワット島


PAの北方、トフィノの周りには 小島がいくつかあり、
2000年近く原住民が住んでいた島もある。 そのうちの
ひとつの島が クラクワット、


1923年 日本の30家族がこの島に住み着いて 3−40の釣り船
を有し 地元の人々によく溶け込み、子供を学校へ送り、日本の
野菜を植えたり、生活が定まりかけたときに 戦争が始まり
真珠湾の攻撃後 ただちに この村の土地や船を没収され、
抑留所に送られた、ということは 後でパンフレットで
知った事実。


その後 ロッジとパブが経営され、庭も整えられたが
1990年に 現在のオーナーが 購入して以来 この島全体の
自然保持を守る Clayoquot Island Preserve とした。
鳥、かわうそ、ミンク、ラクーン、ミサゴ、鷲、時たま出没の
鹿、クーガ、熊、おおかみなどの野生地となるべく 自然を
そのままに維持している島、 



以前からあった石楠花はさらに増やして中心部を美しい
自然公園にして 年に一回だけ 一般公開、それがこの週末。


ちょうど娘達が来ていることだし、一緒にいってみようと
(疲れているのだからやめれば良いのに)寿司を前日にまいて
クッキーも焼いて、、、


昨日は寒かったけれど 今日はまあまあ、石楠花は
こんなうす曇で 霧の多い土地にあっている花だから、
最高の日和、と思って わくわくしながら 出発、


まずは スターバックスで 本日のオーダーは Gray Mist
アールグレイの中でもちょっと特殊な香り、トッピングは
(ヘルシー)ミルクウィッピング。


トフィノへの長い道のりは やはり 太陽がさんさんに
注ぐ緑やぬけるように青い空を見上げながらのドライブが
やっぱり楽しい。


途中下車の ロングビーチも サーファーを見るだけでも
オー寒そう、


でも 到着前に文句を言うのは早かった。


2時間弱でついた トフィノは結構観光客で混んでいた、ので
まず 目的地の 島へ行くフェリーに行って見よう。
ランチのお寿司とお茶は? 島を見物してからにしよう、と
言った人は誰?(これを持っていたらどんなに助かったか、、、)


まず フェリー、さむーーーーい!! うす寒い日なのに
みなと特有の強風、おまけに ふきっさらし!
で待つこと 30分ではきかない。


島からの船は 無料(だから文句は言えない)だけれど
個人の船だから 小さくて こちらもふきっさらし。
こんな小船で転覆したら?(おぼれるよりも 冷たくて死ぬ)


これで 世界一大きな石楠花でもなかったら
(みんなにうらまれそう、、、)


おぼれなかったけれど 水がかかる(この寒いのに)
かぜで 帽子を落としてしまった人の為にわざわざ迂回。

でも こんな苦労ののちに(といっても5分ぐらいだが)
ついたのは しーんとして(島の位置関係か)ひだまりの
暖かさがかんじられる無風状態の船着場。  



木で出来ているし なんといっても 旧いままで残されて
いるから 風情がある。


とここまできて 実は 今日一日の寒さと 歯痛、歩きつかれ
で 今夜は眠い、、、
ので 一日分なのに 続きは 明日、、、