Memorial Service

mosshaven2009-08-30



ついこの間99歳の 誕生日を迎えた
叔母が亡くなって 既に一月あまり、


最近は お葬式をする人が少なくなり、特に高齢者の場合など
時をずらして Memorial Serivce (追悼式)をする人が増えている。  
人によっては Tea(お茶の集い)だけ、或いは何もしない人も、


面倒なことがきらいな いとこも 最初は するつもりがなかったらしく
周りをびっくりさせたが 親戚の 反対にあい、主人も話し合って
気持ちを変えたらしい。 一体どうやって説き伏せたの?と聞いたら
お前がしなければおれがやる、、、(彼らしい 説得というよりは
やらざるを得ない??) じゃ、そのかわり お前があいさつをしろ、と
いうことで どうにかおさまった模様。

当日は 我が家に 殆ど勢ぞろいしたファミリー、こんなときは
みんな無理をしても駆けつけてくれることが 私達には うれしい。

こんなときは 写真は撮るべきじゃない、と娘にいわれて (これでも)
遠慮して とった わがファミリーの分だけ。


全てとどこうり無く済ませて いとこもきっと 気持ちの整理も付いた
ことだろうし、その後 家に親戚だけが集まってお茶、


みんなで自己紹介、初めて会った人同士もあるのに、やがて おばの
何十年と住んでいた この美しい家も 誰か知らない人がいつか突然
移ってきて、もう 何のメモリーも残らず、せっかく知り合った
親戚のひとびとも 2度と このPAに訪れることも無い。


PA といえば 以前は 主人の両親、叔父や叔母達のことと切り離しては
考えられない土地だったのに、、 一人去り、又一人と この数年の間に
瞬く間に 彼らが亡くなって(もうすぐ次は私達)


なかなか 現実に思えなかった叔母の死も この追悼式で やっと
区切りが付いたような 悲しい現実。  従兄弟が教会であつらえた
献花を持ってきてくれた。  品のいい叔母が しばらく 私達と
一緒にいてくれるようなそんな気がする。


一足先に帰った 私達のファミリー、山荘に勢ぞろいしているから、
と 夕飯のアレンジをしてくれたらしく ママ 今日は 私達で
みんなするから 何も持ってこなくて良い、といわれて、


着替えて 山荘に着いたら 既に ハンバーガーを焼いている息子、
コーンをゆでている息子、


チビちゃんたちと一緒にケーキづくりの娘、

そして 全く考えていなかった バースデイケーキが、、、


8月生まれの 孫と私 のために??


よーくみてみれば ガーデン好きの私の為に工夫した
ガーデンパッチ ケーキ、ミミズ(!!)までいる。

ケーキとりわけ、 ハイお次は −−−ちゃん、ミミズありがいい?
なしがいい?  お隣の住人が 聞いたら、みんなで集まって
ゲテモノ食いパーテイー??


Memorial Service ,最近は みな Celebration of life、その人が
生まれてきたこと、そして 生きてきた人生をお祝いしよう、と
いうことになっているが でも やはり いくら苦しみから
解き放たれた、とか 新たな(宗教上では)真の人生への始まりを
祝おう、などといわれても 悲しさや寂しさを紛らわす、ことで
あることにはちがいないし、単純に お祝いというような気分に
なれないこともある。


でも 気分が沈んだり、本人のことを考えると悲しくなる、ような
そんな一日なのに 子供たちの(人のことを考える)あたたかい
こんな思いやりのほうが ずっと 式より(気を紛らわすという意味
では)なぐさめられる。