の 春

mosshaven2008-04-19



いつもなら真っ盛りの春、なのに
今年は 寒い。 今日18日も
お昼と夕方 ちょっと雪がふったり
という おかしな天気模様。


それでも ちょっと雲間に日が差せば いつもの
川の土手に お散歩。
2−3日 来ない間に 枯れ木ばかりの景色にも
色が見え、この ダフォディルの可愛らしさ、


写真をとらずにはいられない。  やはり
これぐらいのマッスに植えると ボリュームが
あって いっそう目をひく。


山荘には これも知らぬ間に 森のあちこちに 
Trilliumが かおをのぞかせている。  夏は 
人が良く見えるけれど こんな静かな季節の森に 
無数に咲いているこの花たち、
私だけで見ているなんて 贅沢なひと時。

これは 気づかずに通り過ぎてしまいそうに小さな 
花だけれど 愛らしい姿。

こちらでは あまり人気ではないスカンクキャべジ、
でも 日本人にとっては 水芭蕉尾瀬と同じか
どうかはわからないが)


プラムは 日本の梅とちょっと違うようにみえる。
こちらは 梅切らぬ馬鹿がそろっているのか
大きく伸びきったのが多く、淡い小豆色が
自然にとけこんで小さな花びらとともに
やさしく上品な姿に見える。


連翹を沢山 切って みる。  


土手の大きな巨木の 芽も
ちょっと折らせてもらって、花瓶にいけて見ると 
又 ちがった美しさ。


さて、こんなうす寒い日には ビールに限る(暑い時も
確か同じ事を)自分のプロジェクトがちょっとでも
うまく進むとうきうきして出かけたくなる主人、

じゃあ、いっぱいだけお付き合い、ということ
だったのに こしをおちつけたいのか どっさり 
アペタイザー注文、でも この大盛りの三種類 
皆 今日のスペシャル、日本の方には 想像も
できないお安さ!!なのだ


そして引き続き、翌日には 他のプロジェクトで 
出かけ、 又 私は 一日留守番、ここでは ひとり、
でいると 本当に静か なんでも ちゃっちゃっと 
用事が進む(気がするだけで実は いつものように
庭へ出たり、コンピューターのそばにお茶をもって
いったり、邪魔が入らず のんびり、、)


ファイルの整理などしながら 来し方をふりかえりつつ、
そういえば 昔は よく 彼も毎日のように遅く帰って
きたっけ、時には おみやげも(Japanese Restaurantへ
行くと よく お寿司を買ってきてくれた)
来し方、ちょく食べ物、というのは あまり 詩的ではない。


おみやげ、って 習慣、こちらには ないけれど なんだか
心温まる思い。  私も 一人のときは 良く母に
あれこれ買って、楽しかった事など思い出す。


お土産、を思い出したこと自体 何年ぶり、なのに
ほろ酔い加減(飲酒運転ほどでは)で 戻った 彼が
やおら ポケットから 銀の包みを出して

”おみやげ” え? あら、私に? うれしいな、
なにかしら?
とあけたら 彼の一声 ”ななちゃんに”って


あーあ、 私は もう 愛情の対象じゃないの?、、、、
私かと思って ちょっと うれしかったのに、、、

もう とっても 申し訳なさそうに謝る彼、
だいいち ステーキの残りなら 最初からななちゃんに、
っていえば 私も がっかりなんか、、、(だから 
そういってたじゃない、はやとちり、

違う 最初の言葉がお土産だった、、、しつっこい