トフィノ

mosshaven2007-03-08




朝おきたら まぶしいほどのお天気。
ゆっくり朝食、私達の欠点、長所にもなりうる
即決プラン、 let's drive to Tofino.


でも何やかやで 結局 出発は 11:00過ぎ。
陽光がうれしい、日焼け止めをたっぷり塗って、でもその一方で マフラーとコート
あ、ベストも。。これがこのバンクーバー島の天候、、まるっきり予測できない。
るんるん気分で出発、したのはいいが まだ10分、いえ、多分7分ぐらいしか
たたないうちに見る見る空が曇りだし、青空は後ろに横に流れ去り、進行方向は 
どんより。。。雨もポツリポツリ。


まあ紫外線の強い太陽光線よりはいいか。、、、と思っているうち、雨はやんで
きたものの 今度は 車窓に見える林道や 山々にはまだ 雪がたっぷり残って
いるのがみえてくる。まだ あの陽光から(今度は正確に)15分ぐらいしか
たっていないのに、、、


このポートアルバ二は 一応、小さな田舎町ではあるが ヴァンクーバー島では
まあ何でもそろって一通りのことは 町でまにあう。  その上 森林と山に
囲こまれているので(あまり 町の外に出ない)5-6分もドライブすると 
もうひっそりとした自然の世界へと風景も展開する。 天候は 見る見る
変わっていくが でも車窓は美しい、白樺の一種だろうか、細い幹は 白っぽく
上のほうは フワーッとうす桃色、芽が出はじめているのだろうか、両側の
道のふもとは さらに赤い低木が ずーっと 一直線、車を止めて写真をパチリ
がめんどくさいばかりに、、、、ちょっとくどい!

出発が遅かったので 彼は まず到着地 トフィノにむけてまっしぐら、らしい。
4-50分もたっただろうか、途中 大きな湖で知られる ケネデイー レイク
で 一息。  高い山々も少くなってきたせいか このころから もう雪は
まったく無く、曇ってはいるが 空気が飛び切り新鮮にかんじられる。 
5分ぐらい走り続けてもまだ水際が続いている こんなに大きな湖の 周りに 人
家はまったく無い。 特に今の季節は シーンと静まり返って 行き交う車も
めったにみられない。  行き着く先の トフィノは 一昔前は インデイアン
が主にすむ村だったし 伐採以外にはコンナ遠くまで行き来する車も
無かったにちがいない。  参考までに、、 町を立ってから 1時間ちょっと
走り続けて ガソリンスタンドも店も ゼロ。 


でも この立派なハイウェイができていらい、Pacific Rim というこの一帯の
大自然公園、は 年々 夏に訪れる人が多くなっている。  この公園は 
100キロ近くの 海岸線(離れてはいるが 日本のお隣、太平洋に面している)
及び その付近の 100以上の島々、(Broken Island)そして かなり長い 
ハイキングコースの道が続く West Coast Trailの3地区からなりたっている。  
寄り道をせずに 走り続けて 2時間弱、ついに到着 トフィノ、その少し手前に
位置する ウキュレットも 共にポートアルバー二の一部、近郊ともいえる。


海が見え隠れ、ポツリポツリと お店や かわいいいろどりの B&B,レストラン
などみえてくる。  湾になっているので 静かなわりには 行き来する 
つり船、ヨット、水上ボートなどが 休むまもなく姿を現して楽しい風景。 
暖流にちかいので 私達の住んでいる土地より北なのに 梅(こちらのプラム
少し日本の梅と異なる)が小さな花をいっぱいつけており、樹や低木も
はるかに種類が多い.  不便な思いをしてここまでくる価値のあるところ。  
でも ポートアルバーに住んでいるから 日帰りでのんびりこれるけれど 
他の土地からは やはり遠い。  それにもかかわらず 夏のブームは
大変なものらしいし、こんな 来にくいところなのに土地もかなり値上がりし
別荘も増えている。  インデイアンの人々は 昔から住んでいたのだもの。  
何処が美しくて住みやすい土地なのか、、、わかっていて当然。


湾を眺めるレストランで ランチ。味も良かったがその量の寛大さに。。。。
あまりおなかがすいていなかったので 私は スープと アップルコブラー、
水と木と緑、ずっと眺めて飽きない風景。  冬のタフィノは ゆっくりした
テンポの港町。 たまに訪ねたくなる町。。


日帰り旅行のつづきは 明日。。。