川くだり

mosshaven2008-06-27



ああ、今日は すばらしい夏の日、
などと のんびり いい気持ちになって、は
いられない。



今日のブログは 又 何日かさかのぼって写真と記憶に
たよっていかねば、、、


例の インデイアンのチーフより早朝 お電話。
ボートを Launch (進水)させるから てつだってくれ、と
いうことで いい陽気のお天気でもあり、私もついてゆく事に、


ここから 船で20分ぐらいのところに土地を買った彼氏、この
ポートアルバー二に 船の駐車(駐船?)場を借りている。



まず この駐車場の門をあける、のに てまどって、、、

お次は 車に ボートをつなぐ、ので 何かウィンチを主人がぐるぐると
力を込めてまわすと船の位置が下がる(らしい)。  
不器用(こういうことは)な彼が渾身こめて働いている姿は ウン、なかなか 
働き者、という感じなのだが わたしとしては なんだか はらはら、
重いボートが何かの弾みでどんと落ちてきやしないか、とか ボートが
滑り出してぶつかったりするのでは、
、、、 



結果としては オーナーの インディアン氏より コツを心得ていたようで、
無事 駐車場から 脱出、



進水のほうは 彼は バックオーライ、の受け持ち、、でどうにか水面下に、、



こうやって 一からみてゆくと やはり ボート持ちは 操作から移動から
なかなか ハードな趣味。  これから 自分の水場の土地まで 行ってみる、と
いうことなので この川の河口あたり(正確には ハーバー、そのむこうに
ずっと長い入り江が続いているので)まで 試運転で乗せてもらうことに。



どう見てもおしゃれ、という感じのボートではないが(でも ボートオンチの
私の見た目からいえば シンプルでタグボートみたいなデザインが 
アンティーク風で可愛い)彼氏、主に釣り船につかうらしい。  
ちょうどいい大きさで 甲板に取り付けてあるいすが 何とも心地良い
クッション。 男二人は 運転室で なにやら 話しこんで
いるので 私はのんびりと 風に当たりながら いつも眺めている川の
側から 今日は 逆に 岸辺をのぞむ。


ゆったりと進む ボート、あまりおしゃれでないのが又 普段っぽくて
気が置けない感じ。  自分ひとりなので いろいろ(船やら運転や)
お世辞を言ったり 人に合わせることなく のんびり出来るので
これは ベスト ライド(Best Ride)ともいえる。



初めて近づく川の反対側、誰も住んでいず、道もなく、動物だけの野山、林、
(私なら)歩いていけないような 自然を まじかで眺めていると 自分まで
自然の一体となっていくような 心地さえ。



帰りは スピードをだされ、今までの ベストライドはどこへやら、
風当たりが強くて 楽しめない!  なぜ 自然に逆らって 波を蹴立てる。
爆音を立てれば小鳥のさえずりや 水のそよぎも消してしまうのに、
等と時代錯誤な事をつぶやいているのは 時代はずれのシニヤ主婦。