山荘で夕食

mosshaven2008-06-23



やっとお天気が 本格的な夏、
となり 前から お約束していた方たちに
声をおかけして、、、


なかなか 例年のように さわやかな気候に恵まれないが
とくに ここのところ 週末、といえば うす寒かったり、雨。


天気がこんなにも 人の気分を変える、なんて若い頃は気づかなかったような
気もする。  でも意識せずとも 5月のさわやかな陽気の頃に 身も心も
幸せを感じた 四谷の土手の散歩道、、あまりの気持ちよさに 家から 
目白駅まで1時間以上も歩いてしまった日曜日とか 海が見たくて真鶴まで
行きながら お天気の心地ちよさに まっすぐ帰らず 夜の青山まで
くりだしたり、(して結局交通事故にあってしまったのだが)そんな時は
(楽しかったので)着ていたものまで はっきり覚えている。


秋は 美術館などによくでかけ、充実感はあったものの、 何故か春の
ぬくもりの陽気が 暖かさ、そして幸せ感をもたらしてくれたような気がする。


でも 暗い雨や寒い日が気分を滅入らせた、という記憶は残っていない。



日本では まず 雨、というと 湿気の多い梅雨時、なによりしのぎにくい
不自由さが先にたっていたのかもしれない。  冬も 昔は 寒かった。
今は 車、このガソリンの高さでは この先、どうなることか、でも
とりあえずは 車、なので あまり 不自由さはない。  冬、こちらは
室内は さほど寒くはない。(気分的には 日本よりスペースがある分
うす寒く感じられ、小さな部屋にコタツ、、などが恋しくなるが)


こうしてみると 薄暗くうす寒い天気がひとの気分をめいらせる、というのは
贅沢なこと、なのかもしれない、が 不思議なもので 人の気分などというもの
なかなか自身でコントロールはできない。  せいぜい ロックンロールダンス
にでも出かけて、シンプルな楽しみ方で気を紛らわせたり、、、


等とずっとこの冴えない天気の日々考え続けていたわけでもないが、

やはり よいお天気になれば 古ぼけた山荘も可愛らしく見え、
さむざむとした 何もない前景の湖も 時折現れるモータ−ボートや
カヤックなどが点景となって よくある 避暑地の風景とみえないこともない。


そして お呼びした方たちにも お天気がよければ より楽しんでいただけ、
それだけで けっこう話も弾む。(ふるえながらでは 何を話す?) 
コーヒーいっぱいでも(私なら) 味まで変わってくる。
ビールもうまい!
まったく 人生は こんなにも 自然に あやつられているとは、、


人間だけではない、いぬだって 外につないでおいても 天気のいい日は
何時間でも (満足しているのか)音ひとつ、、 でも 雨が降り出したり
薄暗くなってくると もう、例の自己主張が 大々的で お犬様 どうぞ
おはいりあそばして、、ということに




話変わって、 今日のメニューは ハムの レーズンソース、(これは好評、
ブラウンシュガー、酢、辛子、レーズンをまぜたものを ハムに塗りオーブンに
いれ、残りのソースを焼き汁とともに暖めてサーブ。



トマト、キューリ、鳥の中華風サラダ、ポテトとビーフのグラタン風、
スモークサーモンサラダ(私の最近 おきにいり、セロリ、キューリ、りんご
オニオン、パセリなど レモンとメープルシロップで和える)
ビーフン炒め物 プラス 差し入れの !!おにぎり と 同じくきゅうりと
鳥の和え物


デザートは 前日に なんと3種類、つくりすぎ、 でも デコレーションを
当日と思っていたら またまた時間切れ、やはり デザートは 食事のたのしみの
部分だから ちょっとおしゃれさせてあげたかったのだが、、
でもお味は一応パス、(私が作って私が審査)



ゲストは この日は 7人、でも 心配していた量の部分は 問題なくパス。
息子達の翌日の夕飯用に(充分だったので)あげたのに ナナが こっそり
又全部たいらげてしまった(ってどちらがただしい? 大人二人用一食分か
それとも 中型犬 一食分?  ヒントは とても ナナの胃が心配)