mosshaven2007-01-01

我が家のクリスマス

今年は 世代交代、彼の両親も私の両親ももう食卓で一緒に集うことはできない。

ママのクリスマスのテーブルは 伝統的で上品且つ、シンプルで統一されていた。
えびのカクテルから始まって ミンスミートパイで終わる頃には 皆 おなかもハートも
すっかり満たされて 飲み足りない男性は 居間に移ってスコッチを飲みながら 政治、宗教、
木材(ここ、ポートアルバー二は 4−50年前 カナダで最も栄えた木材の拠点地)と話の尽きることはない。
そして、女性軍は 何でもスピーデイーにこなすママの指揮下にあっという間にかたづけも終わる。

そのママもこの夏亡くなったし、誰からも愛されたパパはその一年前、そして私の母も。。。
でもその寂しさに浸る間もないほど この秋はいつも 何かしらに追われていたような気がする。

だから ブルークリスマス。。なのだけれど 子供たちや孫たちが集まると やっぱり、楽しい。
きどりのない、にぎやかな集い、久しぶりの面々がそろい 一段落したところでまず ギフトオープン。
24日の夜に サンタがギフトを持ってくると信じている子供のために サンタからのギフトは隠しておいて
こどもが寝た後にツリーの下においておく。  娘は小さいとき、暖炉の中を除いてなかなか寝ないので
忙しいサンタさんに クッキーとミルクを暖炉のそばに用意しておき、 朝片付けたりしたのを思い出す。

家族の誰かが サンタになる。 たいてい一番小さな子供の役となり ギフトのタグに書いてある
名前の人に渡す。  包みを開け、箱をあけ,みんなで感嘆したりしているので サンタは早く自分の
分をあけたいのだがじっとがまんをしなければならない。 

ギフトの包み紙もかたづき、子供たちも落ち着いたら デイナー、このときだけが唯一 みんなで 
一緒に会話のできるとき。  聖夜の食膳の祈りは ほんのひと時だけれど  こころをこめて
感謝と希望を。。そして各自いろいろなことを黙想。。。 

さて ことしの メニューは 詰め物をした 大きなターキー、温野菜はポテト、人参、芽キャベツ
スイートポテト、小玉葱 それにサラダ、もちろんクランベリーソースとグレイビーも欠かせない。

デザートはチーズケーキとジェロー。  これらを並べ立てただけでもうお中が一杯になってしまいそう。。

本当に ことしも この幸せなクリスマスで 締めくくることができて ラッキーな私たち!!