ランチは いつ?

 

 

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というほど 二人とも コンピューターの前に座ると 時を忘れて、、

時には3時をすぎたり、ランチだか サパーだか、、(12月なんだから 人並みに忙しくしたら?)

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子どもや孫が小さい頃、そして両親にも ギフトを捜していた頃は

ほんとうに忙しかった。 (なにせ凝り性で 気にいるまで探しまわり 大家族だったし 予算は限られているし、、) 昔(のはなしばかり、、)日本から帰ってきたら12月(確か1日か2日なのに) どうしよう!、クリスマスの買い物が、、、と焦ったのを思い出す、

でも今は 両親も叔父叔母も 皆見送って、、子供も孫も大きくなって、、ギフト交換は止めたし、そのうえ、、コロナです

 

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静かに ひとりで過ごす🎄暖炉の暖かい炎が(Natural Gasだけれど 赤い炎がゆらゆらと)心まで温めてくれるし、 ほんの少々のクリスマスの飾りがあって、足元には いつも老犬ビーグルが 無心で目を閉じて眠っている。 時折 快活なドンがやってきて、何かと声をかけて笑わせてくれる。

 

こんなクリスマス なんだかとても満ち足りた思い、経済的に豊かでなくても

明日のことはわからなくても、でも 今この瞬間は 安らかなひととき、

 

これは コロナのおかげ、

誰もが 今はそれ以上のことを望めない。

豪華クルーズも、パーテイーへきて行くドレスに迷う必要も、よりハイソサイエテイーへの集まりへ出たくても 或は 立派なお屋敷にご招待したくても 自粛やロックダウン、

 

他人を意識して 競い合う事のいかに多かったことか、 こんな時 自然体の動物をみていると おもわずほおがゆるみそう。

 

衣食住に自分が満足できれば それ以上のものは ほぼ他人を意識していたのでは?と思わせるコロナ、

 

逆に その 基本の衣食住が 勢いの止まらないコロナのせいで 多くの犠牲者を出している。 疲労困憊の医療機関、そして更なる 貧困、飢餓、経済の混乱、この20世紀の現代世界で 1億以上の飢餓人口、1分で17人が飢餓で亡くなり そのうち12人が子供、我が子が飢餓で亡くなったら親はいったいどんな思いで生きてゆくのか、、

 

ワクチンが出始めて わずかに光が差し込んできたように感じるけれど

でも この長期間のパンデミックが終わりを迎える頃には 世界が そして人々の暮らし方、考え方も変わっていくかもしれませんね。 

 

このままでいくと 5年前に 計画の立てられた2030年の飢餓ゼロ政策は到底不可能に近く、気候変動による不作や地域紛争、或は国際輸送ルートの問題、政策上の困難などもあり、又食料価格が高騰すれば飢餓と直結した問題ともなるそうです。 

 

こんな時に 中村哲 ドクターのことを思うと胸があつくなります。

そして 国連難民高等弁務官 緒方貞子女史、戦時中にドイツ滞在の日本大使の杉原氏(お名前がうてない!)もう こんな方々には 同じ人間として畏敬の念をかんじえません。

 

さて凡々人の 私たち、昨日は ちょっとだけ、クリスマスの 飾りを 始めたら、

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娘から 早くもクリスマスギフトが届きました。

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4種類の 香りがセットになっているDiffuser, 彼女は じぶんの研究分野が Forestry, もともとは Nativeがすみついていた カナダの広い森林がどのように変わっていったか、という歴史、事実を追っていくと  世界中の人種差別、ひいては 植民地政策、犯罪、等 暗く重いことがらに深くかかわって調べていることもあるのでしょう。 いつも 取り掛かるのにも 気が重く沈みがちで (こちらまで心配になる)先輩に勧められて 以前は あまり好みでなかった かおりのDiffuser, 今は 一日中つかっているそう、

 

私自身には香りは 強く左右しているように感じられる。  草花の香り、海辺の潮の香りなどは 昔から かなり癒される感じが強く 体中が リラックス、その場の空気に溶け込むような気がしていた、なにかいやなことがあると 海へ出かけたくなったりしたことを思い出す。

 

記憶も 聴力も このところ 急激におとろえている、とかんじられるけれど 嗅覚だけは 変わっていないような気がする。 記憶はともかく 聴力はかなりの自信があったのに、、、そういえば 本を読む時につっかえたたこと等なかったし、英語のスペリングも 自信があったのに、、、、今は英語どころか 日本語もしょっちゅう コンピューターで調べて、、

 

また はなしがそれました。

 

こちらは ギフト、ではないけれど 日本からの大きな包み、誰❓ なーに?

 

と開けてびっくり、

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全てがとても良質の和紙で 製本された 14代にわたる会社の歴史書

 

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鎌倉幕府から地頭職をうけ1500年代美濃に住み 木材事業を起こした一代から始まって  信長から直接木材を提供することになったとされる花押からはじまる 大歴史、大河ドラマにでてくる 様々の有名人とのつながり、

ちょうど 明智光秀の時代からのスタートです。

 

そして 年代に関係なく木材をわかりやすくあらわした 絵本、

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ずっしりい重いペーパーウェイトが紫の古帛紗に包まれて、

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この会社の会長さん一家とお知り合いになって 30年近く、

もうお互いに年も取り 最後においでいただいたのが 10年近く前、

 

しだいに 年末の交信をのぞいては 遠くなりがちだった折でもあり、

お元気に あいかわらず情熱を傾けて 社史の研究を重ねておられるようで

ほっとして うれしくなった ひと時でした。