ミュージアム

mosshaven2012-12-11



ギフト交換、とはいえ
娘とパートナー、主人、クラブのインストラクターは3人、
それに少々の友人、など、、それに 誕生ギフトなどもあるし、



大体 12月初旬までには ヴァクーバーに 出かけるのに、今年は ゆきそびれてしまったし、
先日 ナナイモに出かけたときに 探せばよかった。
いつもぎりぎりにならないと ムードにならない(悪い癖)
娘のアクセサリー、なにか ないかしら、と ギャラリーに寄ってみたら
土曜日のマーケットと似たり寄ったり、



ミュージアムは? と 行ってみたら、100年祭の 本、当時の写真が
けっこう 良いレイアウトになっていて、彼に買おうかな、と思ったら
もうすでに 自分で買って 熱心に 頁を繰っている。



先住民の レッドシーダーの皮で編んだ バスケット、
あらためて その素晴らしさに 驚かされる。




身近で知っている限りでは 彼らの衣食住、どれも シンプルで ラフ、なように
みえる(マーケットなどで見るアクセサリー類)
なのに この緻密さ、気が遠くなりそうな細かさ、パーフェクトな 色の配合、




それに加えて 年月が加わっているから なんともいえない味が出ている。
何代にもわたって 受け継がれ、黙々と 編み続けられた 数々、


材料は あの 森の大木 レッドシーダーの 樹皮をはがして 乾燥させて、
それでも どんなに硬いことか、、


そして 編んだのは みな 女性、
こんなすばらしい 作品、 娘に買ってあげたい、って ジョーク、ジョーク、


そういえば 販売用と 自分達が 保存したり 特別の儀式用の作品は 別、と
聞いたけれど、それほど これらの作品には 特別の気持ちがこめられているのかもしれない。


こんなに 多くの 作品が 集められているこのミュージアム、もっと 宣伝したらいいのに、
このPAを訪れた 旅行者達が この場所に気がつくとは とても思えない。


せっかく来たのだから、と 奥へ入ると 当時 ビクトリアまで行けた列車の 椅子、


食堂車では こんなお皿と銀のテーブルウェアー、



猛吹雪になっても 車のような立ち往生はないし、(今は 車とバスのみ)


当時の学校の風景(教室に 新鮮な花がいけられた花瓶が 5つもあるなんて、、
現代とは 比較にならない 優雅さ)

当時の衣類のつまった 引き出し、


こちらにもびっしり、と


長いドレスに編み上げ靴、で 掃除 料理をする姿を
想像すると こちらの人は やっぱり エネルギッシュ、
頑健でなければ 日々の生活をこなせそうにない。


何年たっても 何も変わりそうにない この町に思えるけれど
この100年間での変化は ちょっと信じがたいほど、、


などと まったく ギフトの買い物とは程遠い 一日、
本日も又 クリスマス用意が何もできなかった、から



せめて ベイキングでも、と フルーツケーキをやいて 一日の終わり、



食後のベーキングがあるから 夕飯は 簡単に(と理由付けなくても 
さっとできるのは便利)冷凍庫から取り出した ミートソースに
ほうれん草と オーガニックトマトソースを足して、
上から アジアゴ チーズをすって、ハイどうぞ!