チャンスはいつでも

mosshaven2007-10-31



大歓迎。  
これから 長くて暗い雨の季節、だから
にぎやかな都会(比べる対象にも依るが)ヴァンクーヴァー
行けるチャンスは 願ってもない。


今回は バイオマスに関する カンファレンスに 彼が参加する為。
早朝からなので 前日に出発。  このアルバー二の市庁舎で 経済発展
部門職の方と同行。  この日は この季節に珍しい(というほど
晴れまを見ることが少ない)快晴、しかも湿気をうっすら感じさせて
ちょうど日本の秋を思わせ 私には パーーフェクト日和。


夕飯は ホテルの近くのいつもの和食カフェバー、同行の方は
たまたま 日本食に目がない、という方でとても喜んでくださる。 
この方のオーダーによる一品、キムチとうふ、外食すると
どうしてもお肉や魚が多い中で これは 私にぴったり。



翌日は 早朝から 男子軍はミーティング、私は ダウンタウン
近くに住む友人を訪ねて ランチをご馳走になったり、



フェリーに乗って又 他の友人とお茶。  仕事関係になると 全く他の事を忘れて
しまう主人が車の鍵をもっていってしまい、私はもっぱら歩くのみ、でも こんな
小春日和の散策は 楽しいばかり。 


モールとか お店とか、普段はいくらでも見て歩くのが好きな私なのに
田舎からいきなり 町の中心に来て 若者の最新ファッションのお店ばかり
なので どうも こんな古着のおばあさんには 敷居が高いというか、
(値段も高い)ファッションにも ついてゆけない。(いくらギフトといえども)  
でもこちらでは たまに 若者ばかりのお店で 堂々とおじ(い)ちゃまに
バッグを持たせ、あれこれと試着しているおば(あ)ちゃま等もいて まわりも 
全然気にしていないところは なかなか いい。


家族の多い私たち、クリスマスの買い物、をしなければ、といつもストレス、、
なのに もう、今回は(も)むずかしいショッピングはこの次にして
のんびり眺めて 楽しもうと 最初から思っていたわけではないが
結果は そんなところに おちついてしまう。


そんなあいまに 娘と紅葉に彩られた古い住宅街を 樹を見上げたり、草花を
手にとったりしながらの散歩ができたのはうれしかった。 (私にはやはり
田舎住まいがあうらしい)彼女が 森林学の勉強をするという機会がなかったら 
こんなことは起こりえないこと。 


なにしろ 彼女が小さい頃から ママは 一旦庭に出ると いつまでも家に
入らない、自分をかまってくれない ということを悟り ガーデニングには
いい印象がないようだ。


ちょうど ハロウイーンをひかえ、あちこちの家に飾りがしてあるし、



マーケットの花屋、


ベーカリーなども 目が惹かれる。



デモや 

こった飾りの車、10年以上飾り続ける車のオーナー。


週末は 息子の家で 夏以来の 再会を楽しみながら 夕飯。



あっという間の 5日間。  最後は 目医者により、自分へのお土産、
おせんべ、梅干、納豆、、などなど しっかりお買い物。  



私の ぼんやり5日間にくらべ 彼のほうは 他のミーティングもこなし、
毎日 ビジネス関係の友人と 昼に夜に食事をともにし、充分 中身の
あるスケジュールをこなし、満足の模様。



バイオマスの 会議は USからの参加者も含め 約400人近くの出席、
という 充実の時間をもてたようだが、こんなにも 伐採後の始末、という
よりは 伐採後の残りをいかに 役に立てるか(科学的、物質的に)という
積極的な事柄に これだけの人や企業が関心を持っているということに 
少し驚かされた。 いっぽうでは 木材企業はいずれは 考えざるを得ない
主題でもあり、又 将来 世界的に競合させていく上で 北米では在来の
木材使途をいろいろな方向に考えていく必要がある。   森林都市、
ポートアルバー二などは特に 最も生産の高い ヘムロック、米栂を
どのように扱ってゆくか、というプロジェクトが 四六時中 彼の頭を離れない。

  
何年も前から このことに取り組んでいたが 考えには賛同しても
なかなか実際には話に乗ってくれる人に出会えない。 少しずつではあるが
今 各界の専門家の協力がえられるようになってきつつある。 この会議で
これだけ 真剣に人が考え始めているという事実がわかり 新たな線も
つながり 又 精神的に 励まされただけでも来たかいがある というもの。



さて、充実の 5日間の後には 多額の請求書と
6日間 ケネルで 友人ならぬ友犬たちとワイルドに遊んできた
ナナの特別シャンプー、、とが待っている。 (写真は動かない、が 
実際は 床中 水だらけ、顔写真が取れたのは奇跡)