アクシデント

 

 

 

2回目の検査の翌日 再びナナイモまで、

この日は さらに早いアポ まだ暗いうちに出発、

 

 

検査も長くかかり、コストコと アジアンスーパーと言っても日本食品はあまりない、お米と野菜程度、(念のためにアイスボックスを用意して正解!)に寄っていくので

ノンビリランチの時間はありません。

 

手早く 例の愛妻弁当を車でつまみながらまっすぐコストコへ、、、

 

コストコで おおきなチキン詰め合わせ、そしてムール貝など買ったので、アイスボックス、お役立ち、

 

快適なまっすぐでひろいハイウエー、そろそろ彼眠くなるころ、ちょっと緊張だけれど

ドライブ交代かな、、、と思いながらも、、、

 

きのうからの山火事、行きに見たときは昨日より大きくなっているようにも思えたけれど、、、早く治まってほしい、、と思いつつ、

キャメロンレイクにちかづくと、こころなしか さらに広がって、、、

 

これは時間がかかりそう、、

長い列、

やがて ユーターンする車も、、、でも ポートアルバーニへは この道一本のみ、

待つしかない。

 

大分待たされた挙句、

Go-Back! とポリースが叫んでいます。

 

 

何故 早く消せないの? 3日ちかくもかかって、、とおもうのは 大昔の都会そだちからぬけられないMosshavne,


左側上の小さい点が見えますか? この ありんこみたいなヘリコプター(何台も飛んでいましたが)がどれだけこの大きくくすぶる煙を消せるか、、、ホープレス、、、

(白い部分は煙、雲ではありません)

カナダ東側の大きな山火事がどんなに恐ろしい光景か想像もつかない。

 

等と言ってる場合では、、、町と町をつなぐこの一本道が閉ざされたのは初めて、

 

たまたまどちらから連絡したのか、、、むすめが 早速近くのモーテルを見つけて予約してくれました。すでに100台近くがUターン、

 

この季節だから、万が一車で今夜寝たとしても、いったいいつまで? この初めての経験に、、頭が真っ白だったMosshaven、まずは ホッと一息、

そして まだ この事実を知らされていない車が 望みを捨てずに えんえんと駐車が続いている中を、、ラッキーな私たちは 海辺のモーテルの町までドライブバック、

 

この小さな町では 宿泊できる場所は限られているから、、、、あっという間に満杯、

あすも解決していなかったら 逆回りで帰る、、、、ということは?

 

ナナイモへ引き返して、ぐるっと山の中の舗装されていない山林、

反対側からドライブしたことがあるけれど、、、、、、いったいどれぐらい時間がかかる事か、、

 

それに 山林の道路、私には運転できないし、、、

翌日の心配は翌日に、、、と 楽天的な彼は 居心地のいいモーテル(の写真も消してしまったうっかりシニヤ)に荷物を降ろし、すでに どこへ夕食に出かけようか、、と あれこれ考えていたらしく、

 

あそこにしよう!

もう10年以上前、日本のゲストが見えたときにごいっしょした

ビクトリアの建築家による 古い館、海が見えて、林の中に自然をとりこんだガーデン、とても素敵だったけれど、、、、

 

もうないんじゃない?

ありました。左側が建物、ビーチへ続く大きな庭園の一部、そして建物内もレストラン、 

ビーフサンドとサラダ、シンプルメニューなのに にとてもしゃれてて、

おいしい! 

柔らかな風が 巨木の間をぬって 通り抜けて、、、

ここにいる人たち、みな幸せそう、、、(山火事で帰宅出来なかったことを しばし忘れてしまうほど。。)

 

近くの海を散歩して、いつもの夕飯作りに花の水やりに、とバタバタしている日常とはちょっと違う。 こんなにのんびりしていて いいの?

 

モーテルは 海沿いの 新装なった建物で清潔、とても 居心地がいいし、、

不幸中の幸い、の一番は、、、、

 

コストコで買ったおおきなフレッシュチキンのパックとお豆腐とチーズ、

もったいないけれど、とても無理、破棄?と思っていたら、このモーテルの部屋に大きな冷凍庫、

そして翌日買った大きなアイスワーターのボトルを2本その上に置いたら、、、

チキンはモーテルで冷凍されたまま、お豆腐もチーズも無駄にすることなく帰宅(主婦には こんなことがうれしい)でも ムール貝は さすがにちょっと、捨ててきました。

 

翌朝、やっぱり ハイウエーは いぜんとして閉鎖、道に崖の上から

岩や木々が落ちてきて 危険、何時オープンになるか まったくわからず、

 

で、気持ちを引き締めて、、、



翌朝、水や食料をそろえ、山道へ入る途中のカウチンレイクという町に寄って一休み、

静かな山林の町、戦後しばらくは日本人も大分住んでいて、日本庭園など 何とはなし心惹かれるような風景が点在、

 

小一時間の 散歩で リックスしたあとは

道の舗装は途絶え、ガタガタ道には 通りの名前ももちろんついていないから、、、

たまに10分も車と出会わないと、、、、、どこかで間違えた?と不安、

一方、車と出会えば、もうもうと砂ぼこり、前が見えない。(この写真はまだましなほう)

細い道で大型トラックと出会った時は、ひやひや物、道は狭いし、

とちゅうで なんだいか 道を外れてしまったのか、藪の下に落ちてしまった車にも遭遇、、

 

アルバーニの町はずれの舗装道が見えたときは、、、、、

ついに 無事とうちゃく!! 

シニヤ冒険ドライブの奇跡の帰還!、ホット胸をなでおろした瞬間、とはいえ

思ったよりは時間がかからず、朝の出発から 運転時間は 4時間半ぐらい、

今も道は閉ざされたまま、、みなさんスナックとお水を忘れずに、、そして値上げのガソリン代も!