週末

mosshaven2012-10-22



が 又 あっという間、
明日は 寒くて 風が強い、と彼が言うので
マーケットは お休み、



と決めたら 
ゆっくり (丁寧に作って) 朝食、



そして (ガーデニングで)痛めた手も休めなければ、と思っているところへ
(私のぶつぶつ独り言が聞こえたのか)


さあー、でかけようか、
雨は降っていないけれど、、風邪は強いし、こんな日はドライブ日和、



目指すは Mt. Washington,
ヴァンクーバー島で ただひとつのスキー場、 でもここから やすまず走って
2時間弱、
今頃何もない山の上までドライブするよりは、その途中にある Courtney という
町(ゆっくり見たことがない)でも 回って来たい、、という私の言葉は 又無視されて



日がさしていたのに、途中から薄暗くなったりして ハイウエイの両側は どこまでも続く
ブッシュ、そして 山へのドライブも 想像どうり 何もないし すれ違う車もなし。


彼も40年ぐらい前に来ただけ、頂上に ヴィレッジがある、なんて 信じられない。
コーヒー、どころか ステーキハウスだってあるかも、(とは40年も来ていない彼の想像)



こちら、頂上、
車から降りたら、寒い、凍えそう、



3人ほどの人が やはり 寒そうに、、



リフトの (無人)チケット売り場にも飄々と風がふきつけて、



レストハウスは 勿論 クローズド、ステーキどころか、(今度は逆)コーヒーもない。



それでも 彼は まんざらでもなさそうに (ワイフに見せてあげたから?)
そこらをぶらぶらと、


まわりには ぽつんと コンドー、


と思ったら あちらにもこちらにも
ちょっと下ったところにも(スキーをするためだけに こんな何もないところに?、)




知り合いのアルバーニの友人も ここに大きな別荘を持っている、とか、




レストランも ほとんどなさそうなのに、、
スキーや 山好きの人は こんなところに別荘まで持ってしまう、なんて
自然にひかれるMosshavenではあるけれど、、こんなところまでは理解不可能)
それでも 澄み切った空気の素晴らしさだけは 味わって 下山、



さて、次は ふもとにある町 Courtenay をみて 帰途に、、と思っていたら
更に北方の町 Campbell River までいってみよう、と 又 彼が言い出す。


もう3時に近い、今から 更に 4、50分近くのドライブ? かえりは どこも見れないし、
道も 暗くなるし(なんだか 文句ばかり、でも 私の計画のほうが 絶対ベター、と
思い込んでいるMosshaven)



もちろん またまた 押し切られて、、、ハイウエーをまっすぐ北上、、


まず Campbell Riverに 到着すると ずっと海に面して広がっている町で 天気のいい日は
だれでも いい気分になるような ところ、なのだけれど 今日は あいにく 少し曇り気味、


そして ちょっと 行ってみたいところがあるからと、町をはずれた 林のほうへ、、


PA にもある 製糸工場、 Catalyst
こちらは PAより さらに 大きな規模の敷地、



まるで アメリカの巨大産業のような アプローチのかなたに そびえる 工場、
でも 中国に ビジネスをみな持ってゆかれ、かつ 紙の需要も
減る一方で、ついに 最近、倒産、この 巨大な工場、会社などすべての建物は
生産、操業をストップ、この土地の 1000人以上の社員が すべて職を失って、、


この町が栄えてきたのは まずこの大企業、工場があったからで、この倒産が
どれほど町に打撃を与え 悲劇をもたらしたことか、アルバーニは それでも細々と
生産がつづいているけれど こちらは 全く死と化してしまったかのような
さびしく悲しい現実、



町のはずれにある フィッシング ロッジ、この会社のゲストや役員など、あるいは
接待に 良く使われていた ハイクラス用の ロッジ、



ちょっとビールでもと このロッジ(40ねんぶりに)懐かしく思いだした主人、だったのに 
こちらも クローズド、
裏に回ると レストランの窓ごしに 食器がうずたかく つまれていて なんとも痛ましい。


[
晴れた日には この水辺に 多くの重役たちが ランチにドリンクにと、
にぎわっていたに違いない。



そして その丘の上には こちらも マンションと呼ぶにふさわしい 大きな敷地、
海が見下ろせる高台に立つ この豪華な物件も 



きっと 価格が 下がり、



売却、しようにも(町は さびしくなりつつあるし)売れない、という状況が 生まれそう、



PAも似たようなものだし、グローバル化やコンピューター化で同じような
問題を抱えている土地は 数知れず、深刻な問題を抱えている国も多いが 
このような 痛ましい現実を見せられると この先 一体どうなっていくのか、と
ちょうどこの日の空模様のような気持ちになってくる。
 



とにかくこの土地は ヴァクーバー島でも 北に位置しているから
海辺の景色のいい町ではあるけれど やはり 人が少ない。
海辺に沿って リソートのホテルやモーテルが ずらっと 立ち並んでいるけれど、
全く人の気配が感じられない。



と、ここまで 書いて、、又 長ーィ、と気付かされて、
まだ土曜の一日は終わっていないけれど、一端 ストップ、