雨ばかりの毎日、

 

 

 

梅も桜も、まだまだ遠い、と思っていたら

 

昨日あたりから一斉に、梅の蕾がほころびだし、ドライブをしていると

うっすらとピンクの霧がかかったよう、

 

とおもったら クロッカスはそろそろ終わり、かわりに色付いてきた レンギョウ、(

 

それに地上には ぱっとあかるい 黄水仙、ヒヤシンス等が 存在感を示すように派手にあちらこちらにあいきょうをを振りまいているみたい。

でも今年は遅い春、桜のほころびも見えない。

ふっくら おおぶりのもくれんも花盛り、もうすぐ散ってしまいそう。

 

それから比べたら 人間の春は けっこう長かったから 昔充分味わった春に未練を持つのはやめて、、短くても毎年やってくる春を楽しむことに、、、

 

それにしても日本の梅の季節は、、、見逃せない、いい香りでした、、、

 

梅のたたずまい、何とも言えない。

こちらでは ちょうど氷雨の季節、立ち止まって(余り歩かないし)香りを、等と優雅なこともしない。

でも 時には 陽が出てとたんにあかるくなって 気分も高揚、いったん外に出ると ちょっとのつもりが 雑草取りに時間を取られ、あっという間に時間が過ぎる。

 

でも この晴れ間をぬって ニンニクは 50本以上植えました。というより 芽が出始めると 株分け(芽わけ)しなければならないものが あちらこちらに、、、(きょねんは この作業さぼってしまったのでそこら中に芽が、、、)

それらを分けて土を深く掘って 枯葉を敷いての作業、を繰り返しているうちに 目標の50本終了。

 

ガーデニングをしていると じかんがあっというま、でも 雨の日は?

 

コンピューターに座ってる時間が多すぎる。

スイーツも食べすぎ、 ベンに ケーキを持参したら、彼らが用意していたアイスクリームケーキがどっさりあまって、、、ほかにたべるひともいないから、、、と こちらに回ってきて、、、こんなボリューム!

 

昔だったら 見るだけでげんなりだったのに、、、

どうしてこんなものがたべられるようになったの? 彼のママがスイーツ好き、

よく作ったし、テイーパーテイー、マーケット、湖での集まり、、などと スイーツを作る機会が山の様、、、で いつのまにか スイーツすきになってしまったMosshavne.

 

雨降りの合間に 近くの図書館の隣にあるギャラリーで 知り合いのジョージの父上の展覧会、この催しは カナダ全国のギャラリーへ 回ることになるとのこと。

 

アーテイスト、教育者、演劇、そして著作も数ある 才能に恵まれた人物、

以前彼が絵を描いている写真を見たら 何かを深く真摯に求めている様子が感じられ いつか 作品にであいたい、、と 思っていたので、、、

 

ドンと一緒に行く約束をしていたその日に いつもの Jさん 病院で薬の処方箋が出るからとりに行きたい(運転してくれ)この二人 散歩に行けば 2時間ぐらい歩けるのに、、、(私だって歩ける距離です)

 

そして いま車で 病院から出てくる彼氏を待っているんだけれど1時間ぐらいかかるそうだ、、、、こちらの約束はすっかり忘れているようだから、、

 

ひとりでギャラリーまで歩きました。 気持のいいお天気、絵を見るときは ひとりのほうが落ち着くし、

最初の サインからして、、、、目を覚まされたように新鮮な感動、

こんな 有名な作品に好みがどうの、なんていうのもおこがましいけれど、、、

すっかり引き込まれました。

 

このギャラリーは図書館内にあり、

地味で宣伝もしないけれど ネイテイブの作品 けっこう見ごたえがあるものがおおいのです。

(このボートの写真が 入り口前のサイン)

内部はちょっと狭苦しくて、何処に?とおもいながら ふだんの陳列品を鑑賞しながら

行ったら一番奥の2室、ちょっとワクワク、

彼の作品は 幾種類かのスタイルがあって、どちらも魅力的、でも なんとなく引き込まれそうな 深い問題提起、何とも魅力的な 独自の色彩、描写力を感じさせるデッサン、  大正時代の東洋的な色の組み合わせも感じられるような、、、

などなど、、、と ひさしぶりにこんな素晴らしい絵画を見て 大満足でした。

大昔 よく画廊を回っていたときのあの 幸せ感です。

帰り道もあたたかい日和で いい心持で歩いていたら、、ドンからメール、今どこ?迎えに行く。。。いいの 散歩を楽しんでいるから、、といったのに、、

 

ちゃんと見つけて横づけ、、、ちょっぴり 約束を忘れていたことを思い出して ご機嫌直さなくっちゃとでも? いえいえ、とっても楽しいひと時でした。

 

原住民に対する白人の 扱い、虐待などで ヴィクトリアまでヒッチハイクをして(当時は馬車でしょうか)副総督府に直接面談に行き 話合いをしていたり、、いろいろなエピソードがあるようでしたが、なんとも才能にあふれて、そして行動的なアーテイスト、と思ったりしていて 彼の車が来たのも気が付かなかったMosshavenでした。