ウイッスラー2日目

 

 

は ゆっくり朝食、大好きなデニッシュとコーヒー、こんなおいしいデニッシュをいただいたら 他のが食べられない。 でもウイッスラー(のちょっと手前の土地にあり今では有名らしい)にしかないんだし、自分で作るのは難しい、今回だけ、と自分に言い聞かせて 味わって、、

 

そして 娘の立てた計画通り、 ゴンドラの入り口まで 又お散歩,

爽やかな風が吹き渡り この日も心地よい高山地帯のウイッスラーの初夏、お天気に恵まれラッキーな私たち。

 

ドンは 何回もこの地を訪れていたけれど、古いゴンドラにしか載っていないので、

大喜び、誰でも この大きなゴンドラの端から端まで乗ったら なんとも言えない豪華な爽快さに いっとき、地上のトラブルなどすべて吹き飛んでしまいそう。

 

途中の大きな休憩所で 娘が用意してくれた 例のベジタリアン スモークサーモン、フルーツサラダ、チックビーンズデイップ、何れも美味! ベイビーは 空気がいいのか、ほぼぐっすり快眠状態。

 

そして最後のケーブルで行き着いたのは 去年私と娘が一休みした山の道、

ことしは 雪がだいぶ残っているので 去年とは全く違った景色に ただただ感動!

そびえる雪山が 目の前に大きく開いて、、、現実とは思えない!

 

フランスから来たらしい マウンテインバイクのグループが 一番景色のいい場所を独占、いろいろな写真を撮って動かない。(日本人はこんな時 周りを考慮するのに、、と思ってるのは私ぐらい、皆ノンビリ気にしない。)

 

去りがたい思いを引きずりながら 帰りは大きなゴンドラなのに 私たちだけ、まるでお抱えハイヤー、地上までの長い道のりを楽しく眺めて、、、やっとご帰還、

 

さア、俺の番だから、いちばんビールの美味しいところへ行ってなんでもオーダーしてくれ、とドンが(大口をたたいて)言えば、、、いや、ウイッスラーは バカ高いだけで味もひどいから、、、ビールだけでけっこう、と娘達、

 

 

みんな疲れているのに、、マシュウ君、またひとっ走り、足りない買物をして、、

おいしいニョッキとサラダが出来上がり、さすが腕自慢のコックさん、おいしかった。わたしも作りたい.レモンハーブ味です。

 

もう すっかり おんぶにだっこ、甘やかされたのはbabyでなくて老夫婦、

明日はもうベビーとお別れ!!

 

見ているだけで 何もかも忘れて 癒されて 幸せな気分になる、不思議な存在、

でも本当のことを言うと、、、未だ実感がわかない.

 

亡くなった母のことを思い出します。  ちょうど 同じ、3か月ごろに 出不精の母がカナダまでやってきたのだから、これも奇跡のごとく、それほどベビーの求心力は強いということなんでしょうか。 カナダを立つ日は 空港で孫を抱いて涙が出ていたぐらいですから、

 

娘が 一歳半の時から2年間 東京ですごせたことは そんな母への何よりの親孝行、そして 私自身も あの頃は楽しい思い出ばかりだったような、、(きっと他のことを忘れている)

 

わたしが母親になるなんて 考えもしなかったし、私の結婚さえも母はあきらめていたかもしれないのだから、、、孫?なんて青天の霹靂だったかも、、、

 

人生は いつどんな風に変わるのか、、わからない.でも 年を取ってきた今は 少なくとも 自分にできることが どんどん限られてくる。 したいことが沢山あったのに、チャレンジしたいことも沢山あって、 そこそこ がんばれば どうにかなりそう、、と思えたほんの少しの自信さえも この歳では、、、ギブアップせざるを得ないようなことばかり、、

 

そんな時 ベビーの笑顔に接すると こちらにまでスマイルが移ってきそう、お花は癒してくれるけれどスマイルまではいきませんね、、でも 植物は私が面倒をみなければ

成長しないから、多少のチャレンジはもたらしてくれているのでしょうか。