ヴァンクーバー

mosshaven2015-12-15



お久しぶりです ブログさん、というほどの
ご無沙汰続き、です。

先週は ヴァンクーバーへ出かけておりました。


孫のコーナー君の コンサートがありました。


今回は 息子とガールフレンドと 一緒にでかけ、
滞在も同じ 海辺のシルビアホテル。


ショーは7時から、
でも オープニングバンドのスタートなので
彼らは 9時ごろから出演ということで


娘たちとの集合(夕飯)が 6時半、ときいて
えー、長くて疲れそう、、、若者、夜の街、喧噪と鼓膜が破れそうな大きな音、、終了後の寒い街を歩くことを想像したりすると 大丈夫かしら、なんて思ってしまう 私のようなシニアは お呼びではなさそう、

 
朝型のドンはちょっとお昼寝、だって もうすでに
夕食の前に ホテルで 飲んでいこうと息子と話し合っているし その前に 彼のガールフレンドも お風呂に入って昼寝、といっているし、、

Mosshavenは? 大昔この付近に住んでいたこともあって
思い出がぎっしり、それに ぶらつくには最高に楽しいエイリア、一杯飲みに出かける前に お昼寝に入ったドンを部屋に残して、いにしえの自分にかえって お散歩です。


ビーチは ちょっと冬枯れ風景、横切って デンマンストリート、初めてカナダに着いたときに住んでいたこの通り、毎日のように買い物やレストラン、パブと歩きまわっていました。 遊びまわってばかりのいい時代(?)いくら 結婚したて、とはいえ 仕事や勉強をしていればよかった、と今頃後悔しても遅すぎます。  もともとは いつでも 何か勉強していたい性格だったのに、、少し休んだら?(結果的には 家の仕事をしたら?になっちゃいました)と彼にいわれて、、その気になるなんて ちょっと ねじが緩んでいましたね。


などとそんなことを考えながら歩いていたわけではなくて、、あー、なつかしい、ここも あのお店もまだある、
娘を連れて通った音楽の先生がすんでいたところ、ピアニストの 友人のコンドー、ライブラリー、小さなモール、30年もたつのに、東京のように すべて変わっていないことが こんな時は うれしく思えます。全部の路地まで探索したいほど、でした。


早足で一時間ほど、あまり寒くなくて、心地よいお散歩、普段は 飲みに行きたくないけれど、


海の見えるホテルのパブ、クリスマスシーズンの夕べは どんな雰囲気かしら?と
合流するつもりだったのに、、、


部屋に帰って ちょっとリラックスしたり片づけたりしていたら、彼氏戻ってきちゃいました。 もう時間だったのです。


さて、 ダウンタウンの 待ち合わせ場所、4人で珍しくバスを使うことに、、浪費家の ドン、みんなと一緒だと相手にあわせてくれます。 息子のガールフレンド
無駄な出費はしない人、で バスになったのに、おりてから 文句が、、


いったい どこまで歩くの、、

いつでも ハッピー ガイ、と
ダウンタウンなら どこまでも歩けそうなMosshaven、この歳でも ガーデニングなら 何時まででも動き回っていたいし、人間って 勝手なものですね。



ついに 到着 ガスタウンのはずれ、こんなところに日本人、カナダ版? 人に訪ねずには到着不可能、アルバーニグループ、


飲めない人にとっては 長い夕食時間、と思っていたら 楽しくてあっという間、主役のコーナー君、ステージの前なのに 現れました。 ほんとうに 愛想のいい青年です。


娘の決めておいたレストランには いつも 興味深々。
街には人通りがほとんどないのに、中は満員、 


大機嫌 のドン、


珍しい チーズが いろいろ、


長すぎる、とおもっていたのに 楽しい時間はあっという間、ここのところ忙しい娘、金銭的にはあまり恵まれていないけれど、(ボランテイヤが多いので)論文は (狭い分野ですが)一位となり 仕事の内容も認められて 充実している様子、小さいころから 100点を取ると友達に隠したり(友達に自慢したくない?)徒競争では 後ろから走ってくる子に道を開けたり、要領が悪いところが心配だったのだけれど、実力に伴った評価が得られているようでよかった、とほっとしている親ごころです。 まあ 小さい時から 独立心が強くて 家ではボス的存在、ドンはゆずらぬタイプ、ななちゃんも、デマンドスタイル、あの吠え方は けっして お願い型ではありませんね。
この3者のボスに囲まれた 気の毒な Mosshaven、(というのがこちらの言い分ですが,、、)


さて、食後は 歩いてすぐの クラブへと向かいます。

入口で ID(18歳以上?)はさすがに求められませんでしたよ。  おそらく 彼が 一番年上、1歳年下の私が2番目の おとしより、ですね。
でも先日 ドンの友人(69歳)が Harf Moon Run なら
よくラジオでもきいているけれど フアンなんだよ、と言われた時は 私たちって 世の中に遅れている、、、 ヴァンクーバーの新聞にも 一面のおおきな写真で出ていたし、、いまのところは 好調のようです。

さて、9時から夜中まで もちろん シニア用の席なんてあるわけもなく、立ちどうし、普段立ち続けが苦手で 10分も立っているのが苦痛、とおもっていたのに、あまりに すばらしい音楽で(ふだんなら ふらつく)足元に自然と力が入って すぐに丸くなりがちな腰もしゃんと まっすぐ、になっていた自分に気が付きました。



そういえば 真ん前にいた彼氏、多分 50代くらい、
大分 聞いている人の幅が広いことにも気が付きました。


クラシックの素養のある彼らのミュージックには 深みがあってもっともっと聞いていたい、歌詞も理解していたらさらに関心が持てたのに、、、



ステージが終わって 関係者(私たち家族も)だけが入れるステッカーを貼ってもらって、ステージ近くの一角で 知り合いと話したり、、


飲んだり、、、


それにしても この大道具、小道具、大変な数、
この移動や設置、証明係、フロントの係り、プレス関係、マネージャー、劇場関係など計6人の人が働いて、バンドとともに行動します。外国で演奏するときも すべての人、道具をはこんでゆくので かなりの費用、ストレスが多そうです。


この大きな車で カナダ、アメリカ すべてを移動、
(主に 夜の移動)外国でも 同じような型の車を用意して 寝泊まりしながら移動、車内に ベッドが備え付けてあります。
食事から 大きな車のドライブ、日用品をそろえたり、、
慣れない土地で必需品を探すのも大変、食事も気を付けなければならないし、、、



コーナー君、ヴァンクーバーのステージが一番 緊張、家族や知り合いが来るから、ほかでは 他人ばかりだから気楽だけれど、ときいて ちょっと意外、  ファミリーのいる土地だから一番リラックスできる、とばかり思っていました。
それだけ 家族のことを大切に思っている、いい性格、ですね、って もういいかげんにしてくれ 親ばか、ならぬ婆馬鹿、っていわれそう、なので このへんで、、、