ランチ

mosshaven2012-04-27



腰をいためたらしい、とわかって
じゃ明日 キャンセルしようか、といわれても



べつに (私のゲストじゃないから)関係ない、いいんじゃない、と
答えていたら、11時半に見える予定、すなわち ランチと気がついたときは もう夜、


それに しゃがめないから、床をふいたり、トイレの掃除も一苦労、
すべてが スローだし、彼が手伝って くれたし、卵サンドでいいよ、
と いわれても いちいち 戸棚の下にある おなべや 
冷蔵庫の下にあるものを取り出すたびに イタタ、、


まあ でも どうにか 仕上げた コーンスープ(トマト入り)と


ペアーとモツアレラチーズ、ほうれん草のサラダもそえて、


お迎えしたのは 例の方、
つい先日、と思っていたのに 大分前の4月5日、
ちょっと不思議なゲスト、詳しくは 次のブログにでも、と
書いてしまって (気が小さい Mosshaven)ちょっと気になっていた。




一見 普通の70代半ばの男性、にしては 何を話しても
数字が 最後の桁まできちんと覚えていられて 素晴らしい、と私が言ったら、
数字にはすべて意味がある、すべて この世は 数字から成り立っている、
等という話から始まって、、



いくつぐらいから数字に興味を?ときいたら
実は 信じがたいかもしれないけれど、3ヶ月(歳ではなくって)のときの
不思議な体験が記憶にある。  それは 自分が体をすり抜けて外から見ている
(というようなことは 時々聞いたことがあるけれど 彼の話を聞いていると
信じられないと 簡単にいえないような雰囲気がある)これだけでなくって
まだまだ 信じられないことをいろいろ、、




7,8歳のときから 一人 自然と向かい合って 自然に聞き入る(メディテーション
ことが多かったという。 両親が 早く亡くなり 放浪したりして 教育も不十分
だったけれど RCPMという カナダでは 信頼されうる高職につき、のち
アラスカ一帯を回る 巡視船のキャプテンとなってからは さらに 北の海で
多くのことを 学び、波の不思議なサイクルの話になったり(全く私には 理解できず)


実は 彼が 主人を訪ねてきたのは、
或いは スエーデンでの親戚であるかもしれない、とのことが発端、
そして このPAに もうひとり 同じ頃に スエーデンから来たらしい人物の
ことについて、、、こちらの方は Mr.Winer。


私でさえ、聞いたことのある人物、彼には山のような逸話があるけれど
でも誰一人 彼を知る、というか理解している人はいない.
非常に 理知的で 穏やかな人物であることは まちがいないし、60ページにも
わたって ナナイモのジャーナリストが彼の研究論文を出している。


子供はなく、奥さんがなくなってからも
森の中に ひとりで住み、自分の所有地で育った 樹木で バイオリンを作り、
有名な音楽家も尋ねてきたし、その中の一品は ストラヂバリウスにも匹敵するとも
言われたらしい。
狩りにも優れていて、料理、建築、といろいろなことに精通していたらしい。
2次大戦が始まって ドイツ軍が負け始めると その落胆が大きく、その故に
彼は ヒットラー信奉者のドイツ人かと思われていたらしい。名前もWinerという
ドイツ系(でも我が家の 不思議なゲストも 名前を変えていて スエーデン、それも
主人の父親と近い土地出身で 彼氏は このWiner氏を 小さい頃に尋ねていって
洞穴を案内されている)
その洞穴というのは 家から 少し離れた やまの頂上ちかくにあり、 
立派な無線がとりつけてあったことから 或いは 
ドイツと無線で 交信していたのでは?という人もいる。


そしてまもなく 自殺(らしい)するのだけれど 周到な用意がしてあったらしく
ダイナマイトで高価な ヴァイオリンを含め 彼の体の形跡さえも 何一つ
残さずに 亡くなった(らしい)
そのヴァイオリンのひとつが 我が家の娘のところに ある。  主人の祖母が 音楽を
教えていたりしたので ワイナー氏が 時折尋ねて 彼女の サロンで 主人の父親も
会っているのだけれど 同郷らしいとは聞いたこともない(無口なワイマー氏の故か)


とにかく 不思議な話は尽きないが このゲストの哲学は ゆきつくところ、
ピタゴラス信奉者、日本でも フリーメイスン といわれる (昔は 秘密結社と
よばれていたらしい)なかなか 内容の わかりにくい 団体法人らしい。
多分 彼は いろいろな場所で リーダーをしていたらしく かなり著名人にも
お会いしているらしい。  中でも オランダで 会合があったときは
何百人と集まったメンバーの間を 特別な風がながれ、全員が ふーわりと、、、
とにかく この世の心配、お金の心配などは 一切無用(等という心境に
到達できたら いうことはないのだけれど、、彼の言うことが理解できたら
不幸せな人もいなくなるわけだし、、 でも そんな域に到達できる人がこの世に
どれだけいるかが まず疑問)

となると ワイナー氏も 或いは 同じグループであったかもしれない、などと
あれこれ想像が進んでしまって、、
今回 2回目のご訪問は もう一人の隣人がみえたせいか そちらの方向には
進まず、彼が 叔父から貰い受けたという インデイアンの 特別なトーテンポールの
話が多くて 不思議さは 全く感じられず、


そして このゲストのせいではなくって ガーデニングのしすぎ、Mosshaven、
Sciatic nerve (日本語では 坐骨神経痛というのかしら)
寝ても 起きても、というか ベッドに越しかけるのも 横になるのも 一人では無理、



夕飯には珍しく 彼がサンドイッチを作ってくれて、中身は 私が作ってあった残り、
でも まあ 彼にしては おおでき、食欲はなかったけれど一切れ食べました。
おまけに 体中ぞくぞく寒気、すきな ガーデニングも お料理も 
息抜きコンピューターだって できない、したくない しんどい2日間、



でも 人間の体はありがたい。  今晩は 早く寝なければ、と思いつつ
またまたこんなに長くなるほど、元気がでてしまったのだから、、、