ダンカン

mosshaven2011-05-26



ずっと 冬中休んでいた マーケット、
今週は、と


こんなものを焼き始めたけれど、
新聞に載っていた 日本東北大震災のファンドレイジング コンサートが
この土曜日にあることがわかって、



どちらも行きたい、けれど
マーケットは すべて売れるまでは 12時までいなければならないし、
ということで、今回は ライラックの花と 3種類のベーキングだけ
(これぐらいだと 本当は 中高年 Mosshavenに ぴったりなのだけれど、
テーブルには やっぱり いろいろ置いておかないと、見栄えがしない)


ということで 11時前には 完売、
帰宅後、着替えて、早めのランチもすませ 余裕を持って出発、



よくくる ナナイモを過ぎると ちょっと 遠出をした気分、
2時間ちょっとかかって 開演少し前に到着、



会場は 教会、入り口に 日系の方(多分)が2,3人、それに
こどもさんが 3人ほど(彼らは出演者)だけで
会場も ほとんどが 白人、

[

ダンカンにおすまいの ピアニストと コンピューター オーガナイザーの
日系カップルが 主になって 開催された この コンサート、



まずはじめに 3人の子供の合唱,この道はいつか来た道 をかわきりに



ラヴェルプロコフィエフ、ストラビンスキー、ブラームス、などと
ローカルの プロのミュージシャンの演奏が続くが、


一曲ごとに ナレーションが入る。 その内容は 日本の震災地に住む
ある看護婦さんの日記、これは ブログになっていて
感銘を受けた読者が 英訳をして 外国の各地にも広がったという。



インターミッションの後 引き続き 演奏があったのだけれど ちょっと
ユニークな音楽が入る. Massimo Pintus & Annette Lampson の作曲(らしい)
(中国の)ゴング(鐘)を 3箇所で 静かに鳴らしながら 歌も交えた音楽、
(その前のナレーターが なくなった子供さんの 物語だったので)
まるで 異なった世界からの 子供の魂のささやき、というかつぶやきのように
聞こえる 不思議な音楽で このコンサートのために作られたかのように
心を揺さぶられる美しい音楽。


最後は 素晴らしい ソプラノで 再び この道は、、、(もう少し聞いていたかった)


そして 終了後は どうぞ ホームメイド レセプションで スナックを、との
アナウンスで ホールに行ってみると 長蛇の列、


わずか5ドルの スナック、これだけの人に 行き渡るのか、ちょっと心配
メニューには 5人の日本人による、まきすし、カフェのオーガニックピザ、サモサ、
ファームからの サラミやペパロ二、ほかにサモサやパコラ、チョコレートビスコッティ、
など なかなか魅力的なメニューから選べるようになっている。


テーブルも 和風の テーブルセンターに 花が飾ってあったり、
とても 丁寧な 準備がしてあるのが感じられる。


きっと ポートアルバーニと同じくらいの 数えるほどの日本人、
そして コンサートも 15ドル、ヴァンクーバーなら 30ドルでも多くの入場者が
あるとおもうのに こんなに多くの働きがあっても こんなローカルな土地では
ファンドレイジングは なかなかきびしい。 


本当にご苦労様、と一言 ごあいさつしてきたかったけれど、でも みなさん
本当にいそがしそう、、だったし、どうぞおつかれがでませんように、と
心で願いつつ、、


帰りは そのちかくの ニュータウンで 大きなお店の集合スポットがある、と
きいていたから ちょっと見学、


Canadian Tire, Wall Mart, Home Dipo, Rona といった 同じ 内容の
店が  いずれも 巨大な、とでもいいたい その建築物で おたがいを競って
いるというよりは こんなとなりあわせでは むしろ まとまって 利益も
分け合うのでは?とさえ思ってしまう。 だって 競り合っていたら やがては
ともだおれ、


はじからはじまで 歩くことを考えると、(エクササイズが必要なときをのぞけば)
まるで 空港なみのひろさ、
こんな 巨大さをほこる、なんて 本当にいやな世の中になったもの、
マーケットのほうが 楽しい、と思えない人は気の毒(って余計なお世話?)