おつけもの

mosshaven2018-10-08




ラミ―フレンドのバースデイが近かったので


いつも こちらが訪ねるときは 庭の花や ベーキングをもっていったりするので これではいつもと変わらないし、、 
以前 彼女(カナダ生まれの日系人)に福神漬けの作り方を聞かれたのを思い出して、


作ってみることにしました。  


中国産のハスは 以前買っては見たものの がっかりして以後
買ったことがない、、、から

材料は 大根、人参、きゅうり、しょうが、、、、だけ?


でも 酒、みりん 醤油をくわえていくうちに だんだん 和風、懐かしい味になっていき、自分の分ももちろん 作り置き、Happy Mosshaven でした。


そして、
友人のご主人が Shelter Societyという 政府からのホームレスの人々への支援組織で 農作物を作る指導者としてこの夏 ジャガイモ、人参などのほかに 1000かぶほどの日本の蕪、はくれい(初めて聞きましたが彼らはJapanese pursnip, hakurei といってます)を収穫、


マーケットでは あまり売れないけれど カシノレストランでは いちどに百キロ売れたとか、、 いったい何に使うの? ピックルス(?)にしたり ローストしたり、好評らしい。


マーケットに行くと さほど売れないので テーブル代を払うと 利益もないし、と聞いて それじゃ 私のテーブルでボランテイヤで売りましょう、と
言ったからには 少しでも多く売らなくては、、


經驗ずみ、ですが ボランテイヤのほうが売りやすいんですよね。
宣伝には娘に頼んで ちらしを作ってもらったり 量り売りかも、と思って 大きいスケールを買おうとしたら 話を聞いたいとこが ママの古いパウンドの秤をもってきてくれたり、入れ物を用意したり、


日本人には電話で注文を取って、Mosshavenは お漬物を作って、試食も用意、


買いに来てくれた 日本の友人と久しぶりのおしゃべり

2種類作りました。


ひとつは べったら風、塩、砂糖、酢、みりん、それに 赤しその酢漬けもいろどりにいれて、仕上げに ライムの皮を擦ってちらして(これがおいしくって とまらない)


もう一つは 普通に塩、砂糖、酢、しょうが、切り昆布、赤唐辛子とみりんもちょっぴり、


カナダ人には 甘口べったらのほうが好み、と思っていたら意外と逆でした。  でもべったらは Mosshavenがきにいっているので 売れなくても 全然気になりませんが、、
サンプルをあげたり、小さな袋詰めが 5,6個うれたり、、


2パウンド(1キロ弱)で 4ドル、5人の友人で 計6パウンド、なんとMosshavenは 残り4パウンド、それに追加の2パウンド 6パウンドも買って、漬物以外に 炒めたり おつゆに入れたり、こなすのにたいへん、でも おいしいかぶでしたから 飽きません。 こちらのPursnipとちがって 柔らかくて甘い! 他の日本の方は それほど感激はなかったのかしら?


実は この ボランテイヤ、うまくいかなかったのです。 せっかくMosshaven 張り切って売ろうと思ったのに、

自身の生産品以外は その生産者の名前を添付したうえで 本人もテーブルについていなければならず それ以外は テーブル料金を払って 個別に売ること、がルールだったのです。  善意で少しでも Shelter Society(ホームレスの方々への支援援助機関)のためにと思ってしている彼に マーケット関係者から いきなり それはいかん! こんな大量なのにテーブルチャージも払わずに(と まるで犯罪者扱い?)


私の申し出を喜んで受けただけなのに、咎めるならMosshavenだったのに...
そのうえ、このマーケットの野菜を販売している人たちのこともあるし,(って 自由競争でしょ、マーケットは 貴方の持ち物じゃあるまいし)
とにかく 彼に非がないことを よく後で説明をしましたが、大丈夫、 彼も理解していなかったことが分かったようだから(許してあげるって感じで、、、 やっぱり 彼を 非難してますよね、状況を理解していなかったのは マーケット側だとおもえるのに、、
などと 不満を並べ立てても しょうがありません。 立場 立場で、或は 状況、環境で 人それぞれ、考え方も感じ方も違うのは当然ですからね。


たとえ ルールであっても チャリテイーなんだから もうちょっと対応があるんでは、、、などと思うのは Mosshavenのひとりよがりでしょうか。 非難民のことでも 、世界中で 意見がわかれて いて カナダでも同じ、まず 国内で困っている人が先、と思っている人がいる。  でも、その人々の多くは 自分たちの生活をよりよく、と願っている人が多いようにみえる。

避難民は 明日の生活、明日の命さえも危ぶまれることがあり、恐ろしい経験をしたり 家族や自身いのちがけで ここまで来ている、と思えば こんな貧乏生活をしているMosshavenですが 何もかもをあきらめて 国を出ざるを得なかった彼らに比べれば
まだまだめぐまれているし、もし この避難民が自分の愛する家族だったら、と思うと 胸が痛む思いです。

さいごのしめくくり、もうお花も残り少なくなってきました。、これは 秋海棠、去年も確かブログに載せました。 初めて花が咲き、聞いたことがあるけれど見たことの無い秋海棠、とわかって ドキドキワクワク、
心惹かれる名前、でも 棠は梨の意味、海を渡って(中国から)来て秋に咲くから 秋海棠、なんということはない、、、でも シュウメイギクも名前にひかれた、、ということは 秋、中秋の名月、など 秋をシユウと読む音読みのゴロがいいことに意味もなく惹かれていただけなのかもしれませんが、、、


でも この可憐な花が ゆらゆらと大きくやわらかな葉っぱの間で揺れている様は ヤッパリひかれますね。