グレンミラー

mosshaven2009-10-28




で 思い出すこと、がある方は?



それに トミードロシー、ジャックティーガーデン、
いずれもトロンボーン奏者でスウイングを中心とした
作曲家 で 彼らのバンドが 40年代一世を風靡した。


私でさえ、名前や 音楽は多少おぼえていても
ダンスミュージックが多いので 40年代にはやった
アメリカはともかく、日本は 戦争中でタブー、


ダンスホールではやった戦後なんていうのも 勿論
関係が無かったし、


主人は 昔 若い頃 トロンボーンでバンドを
くんでいたので、スイングやジャズにくわしい。



彼の妹が たまたま ヴィクトリヤの シンフォニーでこれらの
懐メロコンサートをするので 彼にバースデイギフトとして
招待してくれた。


天気も良いし、車窓の黄葉を楽しみながらのドライブは
快適、 PAからは ちょっと休憩をしても 3時間半ほど。


到着してからは 先ず庭を拝見したり
(右に見えるのは ユーカリプタス。
ヴィクトリヤは PA より多少 暖かくてドライ)  


近況ニュース(つまりは親戚などのうわさ話、、) 
コンサート前の夕飯、は ダウンタウンへ、


彼の楽しみ、ステーキハウス、ケイグ、
二人は 分厚いステーキ、私は 多少風邪気味、歯も痛いし、


ツナー、(前菜で充分)、デザートは 彼女の息子が
ウエイター、


彼のすすめで こんな大きな、、
アイスクリームの上にティラミス、そしてボトムはチョコ
といった風なデザート、(珍しく)甘みが控えてあって、
こんなデザートなら いつでもたべられそう。


夕飯はこちらで、といったのに 寛大な妹がまたもや、、
で ビルをみたら 45ドル、え?? ビールやワインも
オーダーしたし、100ドルではとても おさまらない筈なのに?
(勿論 ウェイターくんの特別 おとりはからい)


さっと いつも請求書を取る彼なのに
こういうときは しくじる。(



久しぶりの 極上ステーキだった、と幸せ気分で
会場へ、静かなヴィクトリヤの宵、途中ですれ違う人々、
なぜか 今日に限ってシニヤが多い、と思ったら、

みんな行く先は同じ、 ロイヤルシアター、
内部は 昔からの格式が感じられて いかにもクラシック
コンサートの気分たっぷり、  彼は昔、この劇場で
シンフォニーのトロンボーンを弾いたことも何度かあり、
とてもなつかしい(なにしろ 50年近く前)


私も こんなところは本当に久しぶり、じっくり
楽しめそう、と ワクワクしていたのに、スタートの
2,3曲目にはちょっと睡魔が、(何しろ 夕飯、そして 
その後は 寒い夕暮れの町を歩いたし、、)そのうえに
劇場内は 寒がりの私でさえも暖かすぎるほどのヒーター、


さらに ソフトタッチのミュージック、眠くならないわけが、、
コンダクターは トロンボーン奏者でもあり、シンガーでもあり
多才の音楽家


インターミッションがおわると とつぜん 
リムスキーコルサコフ、テンポの速い、ダイナミックな
曲に変わり(軽妙な音楽もいいが クラシックに近い
こちらのほうも 抜群、指揮者の力量も見えて、、
何故リムスキー、かといと こちらのオリジナルをもとに
つくられたものもあるので)

観客は 殆どがシニヤ、それも 私たちより一回りは上、
やっぱり 歳をとっても(自分がよっぽど若いつもり)
好きな音楽だったら 夜の外出も苦にはならないらしい。


いくらパパラッチの私でも 幕間のロビーの 人、人、人
(しかもシニヤ)の風景は コレがぎりぎり。