準備万端

mosshaven2009-06-02



と言うほど大げさではないが


でも 医学生を迎える手筈は一応整って、


古いコンピューターを ケーブルの人に チェックしてもらい、
トイレを もう一度チェック、ベッドメーキング、タオルもあるし、、
キッチンも 最低道具はそろえて、、植木まではこんだ。


ただひとつだけきがかりなのは パティオにむれくる 鳩の一群。


ふくろうが鳩よけにいいと聞き 大きなふくろうを買ってぶら下げて 
みる(実物も じっとして動かないから 偽者とは思わない?)
この2,3日 一応 前のような軍団はやってこないし、落し物も
殆どゼロ。


夏の忙しい季節に こんなとびいり作業で このところ ナナの散歩も
途切れがち、ちょうど アイリスポンドの水仙が咲いている頃でもあり
見がてら 散歩に行くことに、



桜でいえば 7,8分咲き、ひそやかな無音の湖の淵を一面に埋め尽くした
アイリス、誰も(私達以外は)みるひともいないのに 今年も 又 見事に
咲きそろって、、、


主人が名づけた マジックポンド、たとえば 恋人を失った傷心の
インディアンの若者を 湖の妖精がなぐさめようと
マジックワンド(魔法の杖)をひとふりしたら 緑一色(この湖さえ緑に
覆われている)の世界に 突然 黄色の水仙が一面に咲いて、などと
いう伝説でもあったら(作ったら)この湖も 季節にはどっと観光客が、、
(くるだろうか?PAに) 


せっかくここまできたのだから この先にあたらしくできた Trail(小道)
の橋まで歩いてみよう、ということに、 その橋は ヘリコプターで森まで
運ばれた、と新聞にあったが 実は この橋のたもとに あらわれたのが 
例の クーガー。


Conservation(山林等の国家管理)で 大きなクーガーなどは空気銃で
眠らせて 遠くへつれてゆくことが多いし 又同じ場所に出ると言う訳でも
ないが なんとなく 不安、ふと目に留まった 長い枝を担いで歩くことに、、
(ナナを助けるため、と言いながら 実は護身用)


左側は 新しい住宅建設地、1メートル以上もの ひょろ長わらびが無数に、



そして 右側は 昼尚暗き 深い渓谷沿い。  とても下までのぞけないし、
全体にほの暗くて 様子もわからない、きっとこんな人間の見つけにくい
暗い木の間をひらりひらりと走り、金色の目で じっと獲物を見つめている、
そんな場面を想像してしまう林間。  でも 新しい建設地は すっかり
きれいにならされて まさに自然と向き合った生活、、これはこれで
都会では味わえぬ すばらしい生活(と今の私には思える)



一昔前 まだ 山林が更に深く、ファームなども多かったせいか PAの近郊は
クーガーの数も多く、ファームの子羊や猫、それに 鹿がだいぶ犠牲になり
鹿の保存のためにも クーガーハンティングがさかんだったらしい。


でも今は逆 鹿が多くて 花や野菜が食べられるし、クーガーの数は減り
今はハンティングも禁止になっている。


生物の 種の保存、の内容は 時代により環境により変わっていく。
人間にしても パワーのついて廻る種族(?)も交代、場所も変遷、、、
さて、我が家の パワーの変遷は?