お庭 拝見

mosshaven2013-06-03



5月8日のブログに登場の 100エーカーにお住まいの
彼の友人、


我が家、(というか 庭、というか 森)を見に来い、といわれて
こちらで もたもたしていたら 日にちまで ご指定、



えーと、なにか お持ちしないでいいの?(30年もカナダにいるのに
いまだに日本流、 呼んでいただいて もしお茶の用意でもしていて下さったら)
関係ない、何もいらないよ、
やっぱり 彼のいうとおり、、2時間以上 おじゃましても
椅子に座ることさえなく、ずっと 歩きっぱなし、、でした。


でも Mosshavenは お茶を出していただくより、お庭が見たい、
見に来い、と呼んでくださるなんて うれしい方ですね。



広い土地とは伺ったけれど、どんどん 山の中へ、、、
こんな所にお住まい??


到着、 どんなお庭かと思ったら、、 特になんということは(?)



大きな木が 3,4本、、
でも 自然庭園、は やっぱり 歩いてみないと



この柵を やっと このあいだ 作り終わったところだ、
(ご自分で? 広いから大変なお仕事)


3,4メートルごとに 植えたメープルは 皆違う種類、


ずっと くだって おりきったところに ゆったりと 広がる池(というか
小さな湖)  これは 川の流れをせき止めて 自分ひとりで作った池、(!!)


池の周りを歩くと 平原の向こうに山が連なり(この平原だって 元は 森)
伐採もすべて こなして、、、


勿論 家も バーン(農家の納屋)も 友人と共に手作り、
建物の材料は すべて この森の木、



専用の 製材所(退職前は この製材や森林関係のお仕事)


リンゴ、桃、プラム、などの果樹は勿論、
ラズベリーなどをはじめ 野菜は 長い木の枠で作られた 箱に、


勿論 熊、クーガー、狼、鹿も現れるので
柵のなかった去年までは 食料はかなり持っていかれたとのこと。



鹿が角磨きに使うので 枯れてしまった リンゴの木、


家は 息子達に譲って 俺はあわれな 納屋住まい、
とおっしゃるけれど、 あの パテイオ、 全景を 一人占め、
うらやましくなるような スポット、


バーンの 中は まるで ミュージアム
みごとに この土地の アンテイークが 集められていて、


いつも 俺は金がない、とこぼしていらっしゃるそうですが
これだけ 一同に 集めて、、山や森を(車で 15分ぐらい)所有、


がんのコレクションも 最近 すべて 登録の上、一定のところに
収めておく、という法律ができて 殆ど売却されたばかり、


でも 数挺残してある その一部など 一点 何百万とのこと、
そして この お一人ながら 大自然を見下ろす 豊かな生活、
(PAの)男の 願望を描いたような 暮らしぶり、 



もっとも この豪華、かつ 質実剛健な くらしが 最も似合わない
(というか できない)男性も すぐ隣におりますが、、、


この2階にあがったのは お前達が始めて(え、去年 出会ったばかり、
だというのに、、彼 よっぽど 信頼されているのか、まさか 同様に
豊かな暮らしぶり、と思われているのか、、、全く理解できず)


最後に車で 山の上のほうまで ドライブ、
去年 木材会社が あまりに 多くの部分の伐採をしたので
雨が降った日に 大なだれとなり、 こんな巨大な くぼ地ができ、


新聞社や テレビ中継が あり、ご本人は 投稿記事の作成に時間をかけ、
自然の維持の大切さを唱えたとのこと、


いろいろ 驚くような 話や 情景を見せていただいて、
帰りの道々、
彼は勿論、 都会育ちのMosshaven も 万が一 資産家になれても(可能性は
ゼロに限りなく近し)あんな ラフな生活は とても 私達には向いていない。


あら なんでも 両極端で 反対の性格、の私達、と思っていたけれど、
共通する部分が ないこともなかった、などと ふと思わせられた お庭拝見。