[ポートアルバー二} 雪景色

mosshaven2008-02-02



初めて この土地を訪れたとき、
もう30年近く前の冬、ちょうど雪が
つもっていて、山荘の前など 1メートル近く
の積雪。


最近は 一冬に 2−3度、せいぜい 10センチ近く、
でも 雪が積もると 景色が変わって、




こんな かわいい 雪帽子がふたつ、



これも ユーモアがあるし、



ハイドレンジャーも まだか細い小枝が つんつんひょろりと面白い。


雪だし今日は 一日家、と思っていたら 可愛いい!と 日本のブログ読者に
言われた 知り合いの おじ(い)様の家に出かけて 屋根の樋がつまって
しまったので 主人が取り除く手伝いに行くことになった。


主人の父親のベストフレンドだった彼。  父親が亡くなった後も ずっと
習慣になっていた我が家訪問は ほぼ今も続いている。  町で集会や
クラブの集まりに出席などのついでかもしれないが 右足が大分
ご不自由だし 私達は一寸心配でもあり お顔をお見るのが楽しみな
方でもある。。  我が家に ご自分のビールを預けておき ともに
一杯飲みながら、なかなか薀蓄のある話を 笑いを交えて2−30分ほど。



ボランテイやも欠かさず 大きな マカロニボックスを 毎週 ホームレスの
寄り合い所にお届けになる。



私達の山荘のある湖に沿ったところにお住まい、と聞いていたが、
これが、、、 遠い。
湖も大きいが ぐるっと おおよそ反対側まで、我が家から 30分弱。



一寸いつもとは違ったルート。  それにしても こんな遠くまで 
80代半ば、足もお悪いのに、行動的なお方だ(日本だったら まず 
一人で運転させてもらえないのでは?) それに とちゅうは 
ハイウエーでもある。



森の大きな家(とても素敵なところではあるが)に 奥様と二人だけ、
しかも 寝ていることが多い奥様に代わって 食事もほぼご自分が担当。
聞いたか わが主人(って これは 彼から聞いたんだっけ)そんな人は 
別に珍しくはないらしい。  足を悪くされるまでは 屋根の上の仕事も 
つい最近まで ご自分でなさっていたようだ。


不器用な わが主人、の(屋根の上での)安全性を確かめてから 私は
ちかくを ナナと散歩。



こんなところは私一人では来ないから(これも独立心にかけるせりふだ)
ナナ同様 わくわくハイキング気分。  坂をあがったとたんに湖が
見えてきたり、近所の家々を眺めたり、この辺は常住の住まいが
多いのに あたりは森林、シーンとしていて、不思議な風景だ。



ホームになど 死んでも行くものか、、という人は多いかもしれないが 
決してなだらかな平地ではなく 湖がほぼ真下にあり、家の外側も 
長く急な階段などもある。 安全なコンドーにでも移ったら、と周りから
勧められているらしいが 家の中に 一歩 入って ウーム、これは、、、
バレー学校経営の奥様なので 写真や賞状、それに 記念の品々が
ひっそり、そして広い室内いっぱいに。  まるで お二人の歴史を
見るようだ。  長い年月の さまざまな思い出が一同に、、 
これでは お引越しは、、
人事ではなく 私達も考えなくては、
(いい感じの室内だったのに カメラが具合悪くて取れずじまい)



二人とも(そして一匹も)よい 運動をして リフレッシュ。  
ついでに 雪の 湖のまわりも ドライブして帰宅。




午後一杯でかけてしまって さて、今夜の かんたん サパーは
これでもクッキング?と長いこと思っていたタコス、でもソースに 
コリアンダーとライムを沢山入れるとけっこういける。 今夜は
オーガニックのリマビーンズの茹でたのがあったので これを
バターライスに ゆで汁と 一寸混ぜ込んで コリアンダーで香りづけ
してみたら おいしかった。


 
新鮮な森と湖の風景も見ることができたし 今日も又 心身ともに
満たされた一日。