mosshaven2007-09-12

[]*[ゲスト] スエーデンの 親戚


はるか北欧から 主人のいとこが
訪ねて 来た。  彼はバンクで国際部門、
結構上のポジションにいるらしいが 実に控え目な紳士。


今回は やはり 海外を仕事で飛び回る エギュゼキュティヴの
ガールフレンドと聞いて 長身でグラマラスな スエーデンの
ブロンド?と チラッと想像したのだが そんな感じでもなく
安心(とは失礼な) 
とてもシャープで 知的なお二人だった。 でもちょっと見は 
どこからみても学生旅行。


娘を送りに行ったナナイモへ 又 その翌日に お出迎え。 
すでに ニューヨークや ヴァンクーヴァーなど2週間ほど 
あちこち 他の親戚にも寄って 知己を暖めてきた模様。


翌日は 天気も良く、2時間ほどかけて 途中ガススタンド一つない
ドライブで 少し北上、Ucluelet ユキュレットという 太平洋の
荒波迫る小さな町に向かう。  ちょっと前までは ネイティヴ
住む漁師村というかんじだったのだが この2−3年の発展は目を
見張るよう。


この岩の上に 65億円の投資でホテルができる予定、そのそばの 
さして広くもない土地が 2億円。
http://wyndansea.com の 左 real estate などを参照。



ここでの観光スポットの ライトハウス、眺めもいいが 夏は この
ハウスわきに咲いている フューシャ(日本ではフクシャ)を見るのが
楽しみ。  


こんな大きな喬木にはおめにかかったことがないし、その年年の天候の
ちがいか 姿が毎年 違う。  今回は 冷夏でもあり 葉の緑が多くて
去年の豪華な赤一色とは 少し趣が異なっていた。



さらに 北上 途中の ロング ビーチ では 風が冷たくて震えている
私の 手前で サーフィンの練習。  


どこまで続くのかと思わせる膨大な砂浜、この日は ひときわ 風も強く 
まるで砂漠の砂嵐。


たどりついた 終点地、トフィノでは この地のネイティヴの 有名な
アーティスト Roy Vickersの ギャラリー。 わがゲストには 特に
関心を持っていただいて私たちもうれしかった。 
http://www.royhenryvickers.com.

インディアンの絵や彫刻は まだ 日本では なかなかなじみの薄い 
ワイルド アート。  でも このギャラリーで 一同に展示されて
あるのを見ると 厳しくも美しい自然そのものと 一体に生きてきた 
この作家には 町や都会で住んでいる私たちには うかがうことの
できない奥深さや宇宙への思いがあるに違いない。



シンプルで澄み切った色や線が特徴の このアートからは 自然への
憧憬や 信仰が奥深く伝わってくるような気がする。(などと 全くの
素人がなにを言っているのやら)



こちらで遅いランチは いつものレストラン。  水上飛行機が 何台も
飛び、カラフルな船が 行きかう湾に面したお店。  2時を過ぎて
いるのに 夏という季節がらか 満席。 この前は 早春、静かな中にも 
寛いだ楽しさが感じられたが この日は 逆、冷たい風が 北国の夏に
住む人々に生き生きとした生活感を与えていた。

帰りは 何故か いつも 同じ距離が短く感じられるものだ。  
一気に 我らが山荘の Sproat Lake まで戻り、一服、というのは
ひと昔前 もうタバコをのんでいる人は こちらではめったにみかけない。  
さすが 北欧スエーデンからの訪問者、ここへ来た記念にと(この寒いのに)
ひと泳ぎしてから テラスでくつろぎ 
皆でビールで カンパーィ!