Kathy

mosshaven2012-07-17



こちらでは ケィティー とか キャシー、
ヨーロッパでは カトリーヌ、
彼女は スロバキアから 45年前にカナダに移ってきたとのこと、



名前をすぐ忘れるMosshaven, ああ カトリーヌ、ドヌーブ、ね。
もうひとり ドイツ系の彼女は ブリジット、
勿論 ブリジット バルドー、こんな風に覚えると 絶対に忘れないから 不思議、
女の子が生まれたら シルビア(バルタン)にしたかった、といったら 娘に
そんな名前でなくって (ほんとに)よかった、って言われたけれど
たしかに ゴージャスな 女性の名前は 私も ほしくないかも、、



先日 本を返しに見えたとき お茶をしながら おしゃべり、
今日は 彼女の家で ベルフラワーが沢山咲いているから
株わけしてくださる、との うれしい おさそい、



彼女は 70代なのに パーキンソン病のご主人の面倒を見ているので 日に8回の薬をはじめ、
いつも 転倒などのないように 目を離さず、そのストレスからか 
かなり 血圧も高く、自身も しばしば病院通い。 何より大変と思うのは
彼女の ご苦労がご主人には まったく理解されてないこと、
で、我が家で 短い時間でも ちょっとお茶、などが ストレス解消になったらしい。
これからも ときどき コーヒーブレイクをしなくては、


この新しくて 住みやすそうな お宅は すべてご主人の手によるものだそうで、
お庭も 大きな池(今は 大変なので からにしてある)も すべて ドイツで
建築の仕事に携わっていたときの アイデアが 盛り込まれているとのこと、



でも 完成してまもなく 発病され、楽しみにしていた ガーデニングなどもできなく
なり ガーデン好きな彼女も 一人では とても 愉しむ気になれず 野菜を少し、
それに水遣りで手一杯、とのおはなし。



いろいろなコレクション、


ヨーロッパスタイルの Wheel barrow (手押し車)  


バター を こねる道具、



フェステイバルのときに使う ガラガラ?(と音を出してにぎやかさを添える)



子供のときに 遊んだ カップ、ママが送ってくれた、ということは6,70年もの、
それにちょっといいおはなし、  私は 子供が小さいときに使っていたもので
とってあるのは せいぜい 彼女の絵、とか 1,2着の ベビー衣類ぐらい、




歳をとると だんだん後ろばかり振り向き勝ち(で 反省)、でも こんな 彼女の 思い出の
コレクションをみると (私には できないけれど)生活がいつも思い出に囲まれているようで
暖かい気持ちになってきそう、


お庭は バルクが一面に おいてあるので 歩くのも気持ちがいいし、雑草も すこししか
見られない.それに なんて可愛らしいバックヤード、



正面奥の 高い木木の手前までが お庭、日本の梅の木や、チェリー、何本かの
高木などがあるので 日陰も適当にあるし、ガーデニングが とても愉しそう、
きっと お二人で 退職後の生活を 愉しまれる予定だったと思うのに、、



それでも 看病のストレスがたまって、お疲れも出ているときに、
ふっと このお庭に出てくるだけで 気持ちがやすらぐ時もきっとおありなのでは、
と思わせるような そんな お庭でした。