mosshaven2007-06-28

山椒は小粒で ユーモア ピカイチ


そして お次は 神出鬼没で 
非難発生警戒警報、、、とくれば
これは おなじみ 我が家のビーグル。


女の子なのになどという差別用語は 人間だけに(まあ、
少なくとも 以前はよく使われた)通じることばなのだろうか。



ワイルドな環境では われを忘れて 興奮ぎみの走りよう。
散歩で のんびり歩いているところなんて見たこともない。  
道はあって無きがごとし、右へ左へ、藪に首をつっこみ、
大木の根元を掘り返し、枝をくわえたりしているつかの間を
のぞき、くんくんと自分の仕事、いや使命にもえたナナの
鼻先はいつも ぴったり地面すれすれ、多分1ミリ位ではと
思うほどの間隔で 忍者のごとく 走り回る。


私は お上品に(私ではなくってお散歩のはなし)家々の
お庭など拝見(というより覗き見にちかい)しながら 
行きたいのだが 主人は ナナが うれしがるから
(犬が一番 妻は2番)と行く先は たいてい ワイルドな
野原方面となる。


途中には こんな落ち着いた水際の風景などもあるのだが
ナナは いつものごとく 犯人探偵調査に夢中で 景色などは
眼中にない、、、と書いたが でも 彼女の目の速さは又
格別で いつも こんなものどこから?という具合に 
色々なものを室内外 みつけては 無断持ち出し。  
先日は 家まであと2−3分というところで こんな綱を
見つけてくわえてくる。


ナナ、いったいこんなものどこから?? でも 
きれいで気に入った様子、
家にも近いので そのまま後ろ庭へ。 ところが 
せっかく見つけた宝物も ナナの手(足)にかかっては 
5分後には あわればらばら 引き裂かれ状態。  
友人が 働き者の犬だとほめてくれた。 
え?と笑ったら だって私の犬はいつも
寝てばっかり、、、なるほど そういう見方も、
この綱なんて ここまで口と足だけでほぐすのは 
簡単なプロジェクトではない。  
(これからは)何か破壊したら 
”えらい 最後までよくやった!!”


さて、この日は 水際のコースは変えて、線路つたいを
そのまま延長(いま この線路は 夏だけ観光用に 
2両ぐらいの機関車が2−3回とおるだけ)彼は あまり 
家や庭(をみること)に関心がないようで ナナと
この辺は気性がぴったり。 


とちゅうに出会ったのは 古い自転車(には乗らず)を
引き回してこれからビールを買いに行く酔っ払いの
インディアン(私達に話してくれたので 彼の行動判明)
と 二人の子供、、ぐらいなもの。


やっと道が見えてきたころ、むこうからも犬のお散歩が。



2匹とも大型犬、特に一頭は見事なシェパード。あまり立派で
オーナーが信頼できそうな方達(むこうもナナを見て笑って
おられる)にもかかわらず、ちょっと私も二の足を踏んで
しまいそうな 威圧感。  


ふっと ナナをみたら、なんと
。。彼女 じりじりと 2−3歩 あとずさり。。
ちょっと、いや とてもおかしかった。 やっぱりあなたも
人並み、じゃなかった犬並み。



結局 大型ではあるがやさしそうな ゴールデン
レトリーバーの方は 尻尾を振ってくれたので ナナも
いそいそと おちかづき。



そんなにストレスがあったり、長い散歩のあとでも まだ
エネルギーのあるナナ。  一緒に遊んでくれないと 私の
座っている椅子をかじってでも 私の注意力をむけんとの
魂胆


テレビでもみはじめよう
ものなら さっそく割り込みを
ねらう、、が 今日は私もつかれた。 わりこみの
次にどっかと私のひざで眠るのは やめて。。 自分のいすで
ねてちょうだい。。 いくら 専用ソファーを指差しても
行きたがらず、主人が怒ると怒鳴り(ほえ)返す
ナナ。(私たちはシェパード以下なのだ) 

最後にとうとう ソファー行きとなり、不満たらたらながらも
ブランケットを自分でかぶり、私たちがそのしぐさに 
笑いこけていると 更に 不満をつのらせたかのごとく 
此方を見る。 その様子たるや まるで ぼろをかむった
女王様、気位高いクイーンは 情けないやら ご不満やらで 
ご自慢の切れ長な目も 今夜は ほんの少しつりあがり
気味?