ナナ嬢の華麗なる休日

mosshaven2007-05-22




私が 心うきうき ガーデンツワーに浸っていたのは
週末だけ、後は ちょっと 忙しい毎日だった先週。まだ 家のペンキ塗りやら 
パネリングが終わらず 私達は一日中 室内のプラント
から家具一切にいたるまで 移動、食器やガラクタの整理や洗いもの、これでは まるで お引越し。

さてその間、 我が家のアイドル ナナちゃんがじっとおとなしくしていた(?)なんて奇跡が
起こるはずもない。 前庭につないだり、後ろにつなぎ変えたり、大きな骨をかじらせて時間
稼ぎ、でもちょっとのすきに 私の大事な植木の鉢をぶんぶん振り回したり、枝を噛み切ったり、
大きなつぼみのでかかったアイリス(その中でも最も美しい縞模様の葉っぱ)は無残に
掘り返され はるか向こうにぐしゃぐしゃにして持ち去られたり、悲しくて もう涙も乾き
きった。 というのはまだ私事だから、自分の心の中で 清算、どうしても困るのが あの 
大きなほえ声、


ついに 彼女の口には マズル、どこかから うるさい、とお声がかかってしまったのだ。
塗装やさんには あの犬どうにかならないの、といわれちゃったし、私たちは 手が一杯、、
で、このありさま、ちょっとおとなしくしてくれればよかったのに。


でも週末には 二人の孫達が訪れた。  一緒に散歩、可愛いワンちゃんにもであって、
あちらは 尻尾千切れんばかりに振っているのに、ナナは じっとみつめた(にらみ?)かと
思うと例の大声、とたんに 皆 にげてしまう。  そして追っかける一方、敵は逃げる一方、
リーシでぐるぐるまきのオーナー。 ものすごく興味があるのにどうしていいか
わからないってところか、それとも この終日 皆に怒られっぱなし、ここでは 私がボスよ
とでも言いたいのか。。


さて、よく日曜日は 五月晴れ(とカナダ人が思うかどうか)、 チビちゃん達のお楽しみ、
今年初の ボートのり始め、先日 きれいに掃除したのを知人のボート置き場に預けて
あった。  カバーを取って、ガスをいれ、点検、、など結構することがある。  私は 
やっぱり シンプル ガーデニングのほうが 性に合う。

まだ 夏になっていないのではしけも水に浸かって ボートには 漕ぎボートで わたる。
ちっちゃなフェリーボートだ。  こぎ手はチビちゃん、乗り手は 犬とおばあちゃん、、

さて、いよいよ出発、なんにでも興味津々 キューリアス ナナ も ちょっと勝手がわからず、
船内をうろうろ、きょろきょろ、でも すぐに 気持ちよさそうに ふちに 手、いや足をかけ、
優雅にキャプテン気取り、 初夏の風を胸いっぱい吸って 対岸を見つめる。

ぐるっと一回りした後は 山荘のテラスで ブルーベリー パンケーキ、ターキーベーコンに
たっぷり メープルシロップをかけて 勿論 ナナもお味見できた。  至福のひととき。

さて、私の 至福、草取り、などもひと段落、そろそろ 孫達を 家に連れて帰るじかん。  
ここから車で 1時間半くらい。  ポートアルバー二 のうっそうとした森林地帯を抜けると
そこは雪だった、ではなくって 草原のような 明るい 緑地帯。  私でさえ120キロは
直ぐに出てしまうほどの ひろくまっすぐな 快適ハイウェー。


とちゅうで 又 ちびちゃんたちに サービス、 A & W 、(マックドナルドよりは いくらか
ベターテイスト?)で バーガー スナック、ナナも勿論 少しおすそ分け。

この週末は マズルの魔の週日に比べて 二日間、子供達とべったり遊べて、 
ボート初体験、そして 色々なお味見もやったし ウーン、私満足、
というナナ嬢!