いつになったら

mosshaven2011-03-19



と 何回 書き出しても 途中で 気が進まなくなって、、


ブログを開く気になれない。


被害にあっているわけでもないのに 
気分が重く、体はだるいし、頭痛がひどい。


夕べ 買い物に出て ひさしぶりに 車から流れる音楽 を耳にして 
ああ、音楽ってこんなに 癒してくれるもの、
避難所でも 静かに やさしい音楽を流したらいいんじゃないかしら、と思ったり、


主人に 昨日は セントパトリックデイ で アイルランドのミューシック
があるから、と呼ばれて(気が進まないけれど せっかく言ってくれているのだからと)
パブにでかけた、
毎日 悲しみや暗さ、不安といった否定的な世界に 沈み込んでしまっていた
私には くらくらとするように 騒々しくて むんむんとした エネルギッシュな室内。


普段は すきな Irish Bag Pipe も 最初は(家にこもっていた)私には 耳を
ふさぎたくなるような 大きすぎるヴォリューム、
でも 楽しそうに リズムに乗って歌いながら ビールを飲んでいる人々を見ているうちに
日本の 人々も 早くこんな風に 楽しく元気になってほしい、、





この 騒いでいる人々の中にも 暗い問題を抱えている人も知っている。
こちらの人は 陽気な人が多い。  
暗い気持ちをどのように消化しているのだろうか。



ずっと 薄寒かった この土地だったのに 急に春らしくなって
いつから 芽が出ていたのかも気づかなかった クロッカス、
こんな春の色あいが 避難所の近くを早く彩ってほしい。



もちろん 一刻一秒でも早く 診療や 食料、暖をとれて 個々の生活が
できるように 国の対策は全力を挙げている、とのことだけれど、
今は 限られた 少数のボランテイアの かたがたの働きが 寒い土地で
大変なことと思うが がんばってほしい。
自身が被災者でありながら働いているボランテイアの方々にも 頭が下がる思い。



阪神の震災の経験にもとずいて ボランテイアには 慎重に、できれば
訓練された方に奉仕されてほしい。  中途半端なボランテイアには
迷惑をこえて 憤りまでもたらすに違いないから、、

どんなに 誰かが 泣いたところで その人の悲しみや苦しみには届き得ない。
まして 被災者とよばれたり、プライベートなスペースもない避難所で
不便な生活を強いられて 人から同情され、テレビに映されて、、、
私だったら耐えられない、でも 誰でも生きてゆかなければならないし、
まず 休まれる場所を暖めてほしい、十分なトイレの施設、暖かくておいしい食事、
あの 豊かな日本が どうして こんなこともできないのか、こんな時に、


ショックから立ち直った時から 長い悲しみや絶望と向き合う日々、
そして 刻一刻と移り変わる 福島原子炉の報告に たえきれず 徐々に
忍耐も限界に近づき、国はそんな時にこそ 高いリーダーシップが求められる。
今日本は そんな分かれ目にいるような気がする。  多くの方が 今の日本を
みつめなおし、犠牲者の方をおもんばかって 我慢を重ね 或いは 高い危険をおかして
国のために 力を惜しまない人々や、自ら多大な寄付を投じる人々もある。
どうか いい方向に 伸びていってほしい、日本。


そして リビアでも ただデモをするだけで 兵士たちに襲われようとしているような
世界に住む人々も、 (世界の注目が日本に移った期間に体制を整えなおしたのでは?
まだ カダフィ政権が安泰だったなんて、、、)
やがて避難民と呼ばれる人たちが 或いは又 増えるかもしれない。   

どんな人にも希望が持てるような社会が あったら、、、


と 夢ばかり 追っても どうしようもありません。
身近な小さいことから、 この土地の日本の姉妹都市のグループの ファンドレイジングに
参加して 第一回の ミーテイングを しました。
2週間先の週末に いろいろなグループやクラブに声をかけ、各テーブルを出して
販売、キッチンも使い、オークションもまじえたり、、
何か いいアイデイアがあったらお教えください。
(個人で ぽんと 10億とか 出された方を思えば 小さな自己満足にしか
過ぎない、とは思いますが、、、)