ハロウイーン

 

 

154人という 信じがたい数の死者を出した 韓国のハロウイーン、

 

韓国首相にまで責任の波紋が広がっているらしいけれど、、

人身事故とはいえ主催者がいるわけではないから 国の代表者ということなのでしょうか。

 

この事故を聞いて すぐに思いうかんだのが 樺美智子さんの事件、

国会突入の群衆に押しつぶされた、のか 警官による打撲傷からか 原因は 最後までやみのなか、東大生の女性、危険をかえりみず 大規模なデモに参加した結果、(共産等の活動家としてその以前にも検挙されていることなどまでは知りえなかったが)当時高校生だった Mosshavenには かなり衝撃的なニュース。

そのご 学生の様々な政治運動がはじまり、東大占拠をはじめ、飛行機のハイジャックやあさま山荘事件、など立て続けにおきていたあの頃、に比べると 今 日本では 学生運動などはあまり聞かない(様な気がする)

 

彼女の死は 安保闘争の犠牲者として多くの反映をもたらして、、当初日本訪問の予定だったアイゼンハワーの予定を急きょ取り消したり、ひいては岸首相の退陣にまで行き着き 彼女のお葬式も国民葬、なんて知らなかった。 ただ一人の彼女の死に対して さまざまのの大きな反響があったけれど、今回は 比べようもない 膨大な数の死者が出ているにもかかわらず 彼ら一人一人のこの突然な命の終わりは 報われることの無い 空虚さ、多くの人々の手向けた花束も むなしく思える。

 

 

この異常な事件の数日後の渋谷でも 相変らずの人出、

若い人々は あの頃の社会運動などより ハロウイーンなどというお祭り気分のほうに 関心があるのでしょうか。

 

ハロウイーン、はじめて カナダで 知ったころは クリスマスより むしろ

ちょっと(いたずらを超えて)悪をよびよせるような この催しのほうが 若人には

魅力が感じられるのでは、と思わされたりしたことは事実。

 

勿論 あの頃は(40年近く前)子供中心、あまり大人の世界では 仮装パーテイーなど さほど はやっていなかったし、晩秋の風に落ち葉が 舞っている通りを、美容院の店員が 化粧を変えて黒っぽい衣服を身に着け通りを歩いていたのを あら ハロウイーン、と気づかされた程度、

 

最近は ちょっと行き過ぎと思う。 いいおとなが 気持ち悪いようなメイクをして

馬鹿さわぎのパーテイーをして、喜んで写真を載せたり、、 等と 批判めいたことをいってしまうのは やっぱりMosshaven 歳のせいらしい【自分だってくだらないことばかりしているくせに、、)

 

とりわけ ウクライナをはじめとして 世界各地で 生死を分けるきびしい状況にある人々、

そして物価高騰や 気候変動で さまざまな災害などが起きたり、こんな時に(❓)というと 誰かさん、人がせっかく楽しんでいるのに、そんなに批判的になったり、悲観的になるのは 絶対 年のせい、、、って 言われましたけれどね。   

 

わが家も昔、ハロウイーンが終ろうとする8時ごろ(だいたい7時前で終わりなのに)にインターホンが鳴り、

キャンデイーの入れ物をもってドアーを開けたら、、

10代後半前後とみられる青年が おおきくて重そうな鎖を服にぶら下げて、ぬっとあらわれていたのをみて なんとなくドキッとしたのを覚えている。  そして その2,3日ごに 我が家は空き巣にはいられたのです。初めてで最後(と思いたい)の空き巣、ちょうど私と娘が 音楽学校から帰り あわてて 窓から飛び降りて逃げ出したのをお隣の人が見ていて、若い人だった、というだけの理由だけれど、なんとなく 同人物では❓

でも 小さな子供が かわいらしい、或は 笑いたくなるようなおかしい服装でも

本人たちは けっこうまじめに興奮して 嬉しそうにキャンデイーをゲットしようといっしょうけんめいで、、、 かわいい!(といいながら、、、写真は??)

 

とにかく 150人近くの人があっという間になくなったこの事件、

樺さん一人がなくなった時に受けたショック、そして何と哀しい事件、と思ったのに

こんかいの この異常な結果、こんなに多くの人数!がまだ 信じられずにいるMosshaven, 将来の夢が託されたはずの 愛しい家族の一員が、こんなことで 突然命を落とす、なんとむなしい あっけない死、残されたご家族の悲しみや怒りはどこに向けたらいいのか、、

 

やっぱり ハロウイーンは 子ども達がたのしめる 行事にとどまってほしいし、

子ども達の興奮して喜んでいるのを見るのも微笑ましい。

 

100にん近くの 子ども達がドアーをノックするたびに

でむかえた ミツバチ 親子、