冬近し その2

mosshaven2012-11-17



と 言うほど寒くはないけれど、


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我が家の 鉢植えもみじも 落葉すると 見る影もない。
細い 枝が 残るだけ、

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それなのに キッチンの窓からこの 枝が見えるだけで
気分が違う。 花より こんな 枯れ木に惹かれるのは 日本人だから?
それとも ただ単に 歳を経ただけ?



最近は 朝抜きで ランチ、
ちょっと多めに作って ナナに 残りを、というのが パターン、



で フライパンのまわりを 真剣な顔つきで かぎまわる 表情、



なのに 今日は あいにく (おなかがすいていたのか 美味しかったのか)
全部 食べちゃって ホラ 空っぽなのよ、
とたんに 興味の薄れたナナ、
がっかりした 顔をみると やっぱり 何かつくらなくっちゃ、
こんな時の非常食は、冷凍スープにご飯や野菜を入れてあたためればOK. 
 


などと 食べ物の話ばかり していないで
今日は 久しぶりに お散歩、



本日のコースは 我が家の近辺、ということで ついてきたのに、


やっぱり いつのまにか ブッシュ、


家から 10分歩いただけなのに、


こんな深い 山の中(のような風景)、



落ち葉が 一面につもった 林を 歩いてゆくと
自分も いつの間にか 自然の中にとけこんで、
凛とした空気も美味しく感じられる。



でも 落葉樹がほとんど、とはいえ 薄暗い 林になったり
その暗い林の中を さらに どんどん 下り始めたりすると 
あまり良い気分にはなれない。 



私の気分など そっちのけで 連れの ふたり、もとい 一匹と一人は
どんどん 湿った 小道を下っていく。



たとえお天気がよくたって 薄暗い山間を急降下、なんて 気分の良い訳が
ないのに、、、とうとう 川まで下って、水が澄んでいてきれいだな、と
たたずむ彼に、これ以上は 無理、 もう、戻りましょう

木が好き、と言っていながら どこでも良い訳でもなし、どんな木でも良い訳でもないMosshaven,、
それに比べたら ナナにとっては 街の のっぺりしたアスファルトや、塀に囲まれた緑、とちがって
林や山、自然は 限りなく 愉しい.どこまでも 歩きたい、駆けずり回りたい。


でも主人の場合は?
いつも 人と会って 話がしたい、一緒に食事をしたり、にぎやかなのが好き、
なのに こんな寂しい 山くだりをするのが
どうしても解せない。