ジャスパー 午後

mosshaven2011-06-19



だけなのに 書き出したら、長すぎ、、
おまけに 全部消えてしまって、、又 やりなおし、、



それに ゲストが立て続け、マーケットも、、
腕が痛い 足が痛い、と ジャスパーでの(車にすわったっきりの) 
リラックス状態が(なつかしく〕思い出される。



素晴らしかった景色を思い出して、
はりきって Mosshaven(と 自分に 叱咤激励)





雪山の 迫りて 白き風 ふきぬ



写しきれぬ ロッキーの山に 佇みて


横たわる だけのロッキーに 威圧され

あの清浄な世界に戻るには ちょっと頭を切り替えて、、、



次から次へ、どこまで走っても 繰り広げられる 雪山の風景に、
すっかり 時も忘れていたけれど、そういえば 
さっき買ったサンドイッチでピクニック、



こんな 素晴らしい光景でのピクニックのお味は?
なんだか 彼も 見とれて、ぼんやりしているみたい、、



有名な 氷河 Gracier, と わき道に サインが立っているが
土色の ほんの少し下界にもどったかのような 色合い、
世界的な 暖冬は この 高山の 氷さえも溶かしてしまったらしい。




でも その先へいくと 左側の 雪山のまえには 一面に 白(にもいろいろな段階が
あるとおもわせるような 透明で底知れず冷たい白、)の湖が広がって、、


大気すら 氷と化しぬ グレーシア
降りてみたら (氷だから当然)たった10分ほど前とは打って変わって 震えのとまらぬ寒さ、
この 光景から人をはずしたら 更に つめたく感じられそう、



早く この 冷たくて 畏怖感を感じるような光景から脱出したい と思う気持ちと
逆に この世のものとは思えないような ミステリアスなこの場にひきつけられてしまって
うごけない、ちょうど子供のころ 読んだ 北欧の雪の女王の話を思い出す。



と、去りがたい思いを 主人の OK! Next move! という声に (やむなく)出発。



この 高山の中のハイウエーにかかる 橋は?  



どうやら 動物たちの 横断目的らしい。



Lake Luise, ビクトリヤ女王の プリンセスの一人から名前を取ったそうだ
けれど ラッキーなのは Princess Louise のほうかもしれない。



すべてが パーフェクト、絵から切り取ったような風景、とても現実の風景とは
思えない。   清らかで 何時まで見ていても飽きないし、 季節や 天気、時間で
異なる美しさ、何度でも来てみたい湖。



人気の湖だけに ここだけは かなりのひとだかり、ホテルもたっているので
一人でこの自然の中にひたることは まず無理、というところだけが残念。


記念写真や 名所が苦手な私たちも やっぱり 一枚ぐらいは、、


まだまだ先はある、と彼、今夜は バンフを見て更に先まで行く予定なので
こんなに素晴らしい湖を見た後では 皆かすんでしまいそう、山のハイウエーだから
途中で 何かあったら不安、もう パスしましょう、という私に、 予定した場所を
すべて見せたい(私がいいといっているのに)、、



Moraine Lake も 有名なスポットらしい。
ちょっと 休んだ休憩所のお店の写真がすばらしかった。
ハイウエーを それて、どこまでも上がってゆく(ああ、こんなに遠くまで
来て 大丈夫?)




 おたけびの 声どこからか ロッキー山
大分 昇った先に あったのは 豪華な風景、Lake Louiseよりは 大胆、というか
雄雄しい風景にみえる。 山峰が 10峰も みえ、 この湖の色もまた 
下界(この一帯は 文字通り 雲の上の世界)の色とは違う。



こんなにも 大自然の美しさに恵まれている カナダの国は ラッキー、
そして こんな高山に 長いハイウエーがつくられたことも 素晴らしいこと。
さあ、こんどこそ、 バンフへ、と思ったら、もうひとつ、友人にみていけ、と
言われたところがあるから、と 逆戻り、ひとつのところへ行くのに、このロッキー
では かなり走る、ガスは大丈夫?  すでに4時を過ぎている。



たどりついたところは Johonston Canyon, ふもとには 古くからあったと思われる
ロッジ、中をのぞいてみると 食堂、バー、販売店、すべてが 郷愁をそそられる
木造立て、ちょっとコーヒーでも 飲んでいきたい雰囲気(でも パス)



そして 緩やかにあがっていく ハイキング トレイルも又 古くから 多くの
イカーや キャンパーたちのおとずれたらしい 道のり、 もちろん 1時間ほどの
コースだから 見上げただけ、特に家族連れなどには 最高に楽しめそうな ホリデー、
この次来たときにしよう、と言われても これ以上のお年では きっと 歩けない(たとえ
これても、、)



4時半をすぎて、、もうバンフはいいわ、無事に目的地に着くほうが 安心
(バンフまで 30分以上、そして更に 1時間以上のドライブ(ほとんど 12,30キロで
はしりずめ)が待っている。  とにかく 広い、観光シーズンでないから 
車には ほとんど出会わない
(今まではラッキーと思っていたけれど 夕方途中で何かあったら、、、) 



頑として 変更しない彼、バンフはみなくっちゃ、、、



夏時間だから あかるいが バンフ到着は 5時を過ぎている。
Lake Louise の 写真をみて それがバンフと思い込んでいた〔30年も
カナダに住んでいながら)ので 今までのように はっとするような
光景とちょっと違って、少々 がっかり(ここにいたるまでに すでに
とっぷり 大自然の美に陶酔、浸透してしまった Mosshaven)



バンフ スプリングス ホテル は やはり 格調があって 森林の中に
たつホテルとしては 群を抜いて美しい。  彼は 、昔きた時に
あまりお天気にめぐまれなかったせいか、バンフは やっぱりすばらしい。
と とても気に入った様子。 後ろを流れる川のほとりでも 気持ちがいい、
落ち着くなー、ウイッスラーより 好きだなー、、、



私のほうは ちょっと 頭の切り替えが追いつかないらしい。
もちろん 美しい 本物の リソート都市の 素晴らしさはみえるが
あまりにも (又 しつっこく)ジャスパーからの 一連の目を見張る
大自然の景色に圧倒されてしまっていたから。  (普段は 自然より
アート、建築、歴史にはじまる 人類に寄って きづきあげられたもののほうに 
魅力を感じていたのに、、)それに加えて、少々 気分が落ち着かないことも
ひとつ、、〔この次 訪れる機会があったら、 やはり 時間の余裕を持って滞在
して バンフのよさを満喫したい)




でも この山の都市 バンフは 辺鄙どころか 本当に大自然の真っ只中に
あるのに すでに 歴史が そして そのゆえの風格が こんなにも
人を ひきつけているにちがいない。



写真をみていると やっぱりすばらしい、、



バンフ出発 6時半、
これから 又 山をいくつも越えて、、と思っていたが
2,30分 走るうちに ようやく おちついて あとは 時間の問題、
たまに 〔こんな夕方なのに_〕車にも出会うし、、、


Radium Hot Springs は 耳にしたこともあるのに、夜到着のせいか
シーンと静まり返っている。  チェックインをすませ、この辺で
食事をするところ あるかしら? と ぶらぶら、、


みんな しまっているみたい、、、で 目に付いたのが ジャーマンスタイルの
レストラン、 期待せずに入ったら、、、



店内は なかなかふんいきのある ヨーロッパ風で テーブルも 大分
埋まっている。  奥の席は 外の広い景色を見下ろせる 落ち着いた雰囲気、


勿論 お料理はおいしかったし、 サービスは とてもフォーマル、
なのに 全然料金は高くない。  雰囲気は まるで ヨーロッパの 
古くからある 静かなレストラン。
今夜は よくねむれそう、、、