ジャスパーの入り口まで

mosshaven2011-06-15




朝7時前に 出発、、




1時間ちょっとで フェリー、


朝起きの悪い私は フルーツだけ、
フェリーを降りれば、いつもとは 逆方向へ(わき見もせずに)
青空の下、暑からず寒からず パーフェクトウェザー、



オリンピックで開通した広い道で 気分爽快、


途中の スクワミッシュ、ネイテイブの多い土地で
はじめて来たころは (ちょっと古ぼけた)中華のお店がぽつんと
あるだけだったのに(もっともそれは 24,5年前)
さすがオリンピックがもたらした 効果、
なんでもないものはない、ほどに見える町



やがて みえてきた 森の中のリソート大都市 ウィッススラー、
いつもなら のんびり あちこち見て回る私たち、でも 今回は
こちらも素通り、道の整備がととのっているのと、まだ観光季節に
入っていないので 予定より早く 一気に駆け抜ける。


大きな 山中の都市を こえた こんなところにまで コンドーが、


ウィッスラーの 先、 ペンバートン、ここまでは 昔 来たことがある。
娘が小さいときに ぶらっと ファミリー ドライブ、 しんとした 山の中に
ぽつんとカフェーがあって、その先を ちょっと歩いたら もう 行き止まりのように
ひだまりのなかに 小さな池があって、、、という記憶がある。



でも 先を走っていると 高い山々をひかえた  気持ちよさそうな 平原が
どこまでも続いていて 気持ちを和ませてくれる。


こんな 住みよさそうなところは かならずといっていいほど ネイティブの
人たちが 住んでいた(今も多い)
こんな 山奥の不便なところではあるが きっと 彼らにとっては 便利さより 
自然の美しさと のどかさが一番なのかもしれない。


 
次の目的地 リロエット(Lilloyet)へは 何度か訪れているが 今回は違う道、
緩やかな谷間の草原が どこまでも続き、なんとも のどかな 景色が続く。
随分 走ったような気がするけれど フェリーを降りてから 3時間ちょっと、
ところどころ 降りて写真を撮ったりする以外は ハイスピードで 走っていたから
かなり 遠くまでこれた。



リロエットは 険しい山々の間にある平地、


削られたような茶色の岸壁のあいだを 縫うように道が走るユニークな景色。   
今回は 広い ハイウエーなので ほっとしているが 過去 何回か 来た道は 
急斜面に作られた くねくねと曲がる道、



ふもとが かすかに見えるほど 高いのに ガードレイルはないし 
舗装していないところもあり、 それだけで どきどき、はらはらしているのに
あるときは 雨あがりで 道がぬかるみ、タイヤが滑って 生きた心地がしなかった。



景色は 絶景、でも お天気が悪かったら 2度と訪れたくない ドライブ。


フェリーで 朝食をとってから 4時間あまり、ガスを給油、更に小一時間 ドライブ、
彼の 建てた予定と 10分前後しか違っていない。  車中で スナックなど 
つまんだせいか(それに少しも動いていない)あまりおなかもすかない。


でも このへんまでくれば 今夜 泊まる予定の場所までは 暗くなる前に到着できそう、
と わかり、一休みすることに、


Clear Water と名づけられた 町(村?)の ピクニック エイリアへ 降りて
一休み、こちらも ナショナルパークのひとつ、 Thompson River は Fraser River
と並んで BC州の 2大 リバー、休憩したところは North Thompson River



週の半ばでもあり、夏休みにも入っていないから 道も静か、この川のふもとに下りてゆく時は
静かで 林を抜けてゆくので ちょっと暗い感じ、



と思っていたが、やはり パークには 誰かが 訪れるとみえて、ぽつりぽつり、と
散歩したりする人にであう。



次の 、Kamloops は Thompson River の河口に ゆったりと広がる
比較的大きい都市、でも 左手に見て こちらも通り過ぎ、 川に沿って北上、
かなりながく 左側の川に沿って 右側には 整った家々がどこまでもつづく。
住みよさそうな町。


ここから 更に 3時間半、
で ついに 初日の終着点、無事 到着。  とちゅう 私が 代わる、といっても
大丈夫、 大丈夫、と 結局 我が家からの ドライブを合算すると ところどころ
クイックストップ以外は 走り続け
約9時間は 走ったことになる。



やっと目の前に あらわれた ロッキー山脈、
明朝は ここ Valemont から 更に Jasper まで 小一時間、明日は
さらに Banffも抜ける、というから かなりのドライブ、と思ったら 明日のほうが
楽、はたして? 高山の中を抜けるのは ちょっぴり心配。


Jasper の 手前 最後の 小さな町、でも 観光シーズンに入っていないせいか
それも もう8時近く、誰も歩いていないし、数少ないお店も 皆しまっているし、
何かたべられるところは? と心細くなったら、目の前に パブ、
ちょっと ここだけはやめたほうがいいんじゃ、と思わせるのは まず 車が
一台もとまっていない、入り口のドアーがさび付いていて あまり清潔な感じが
しない、でも 意外とわからない、入ってみよう、(絶対 ここは はずれ、と
確信の Mosshaven)


中には 10人前後のお客さん(地元の人は 歩いてこれる、、)
それに とても 清潔、彼はもちろん 冷たいビールで一息、私の頼んだ
紅茶は やけどしそうに熱い。(あら うれしい)
そして もちろん オーダーの ムール貝は新鮮で つまの レタスさえも
貝のおつゆにつけていただいて、   彼のスープも ちょっと
お味見したら (すごく)おいしい。 ハンバーグは お味見しなくても
もう わかる。   終わりよければ万事よし。


食べ物よりも 今日一日で もう ドライブを 存分に 楽しんで
満足している Mosshaven