Outing

mosshaven2009-08-24



宵っ張りで 朝起きの悪い私を
いつも起こさずにいてくれる主人が


珍しく ”さあー、起きた 起きた!!、今日は トフィノまで
出かけるから まず 朝食を食べに行こう!!”
ちょっと それだけは、、、 起き立てから あの 大きな
パンケーキと ベーコン、考えただけでも、、


等といっても 馬の耳に念仏(またまた お古い表現)
人のいうことなど耳に入らない。 



ばたばたと支度、 坂上の レストランに着いた頃には どうやら
私の目も覚めて、、、当日は 私の誕生日,起きぬけはすっかり
忘れていたが 以前に 誕生日何をしたい?と聞かれて
トフィノの ボタニカル ガーデン いつも 通り過ぎるだけだから
ドライブがてら寄ってみたい、といったことがあるのを覚えていた彼、



お天気もいいし たまには 庭の水遣りも(一日ぐらいは)忘れて
二人だけでのんびりドライブするのも、、、いいんじゃない?(って
誰に言ってる?)


PAの町をでると すぐに森の山々が続き、2,30分のドライブで
密集した緑を越えると あたりは 少しずつ 開け、木々も
多少まばらになって 岩山に枯れ木の風情もみられる。


この浅瀬の谷川の場所にくると 誰でも 一服したくなると見えて
この日は 特に 車も多く駐車、私たちも 一息いれることに、
いつ来ても この冷たい水の流れにホット疲れをいやされていたのに
この日は 水が全く無い。  


それほど この夏は 雨降りが無かったということになる。  
足を浅瀬に入れたり水を飲んでいた子供たちは 岩や 流木の上を
歩き回るだけ、


さらに 少し 行くと みえてくる ケネディー レイク、
この島では一番大きい湖で こんな事態でも 満々と水をたたえて
変わらぬ表情に見える。  私は いつも この湖が見えてくると、
雄大な景色に魅了されると共に なんとなく怖さも感じる。  

最初は どこまでいっても(深そうな)水面が道路と平行して
いるから?とか 向かいの山々が高くて圧迫感を
覚える? 泳げないから?から 等と理由をみつけてみるが 
どちらもあっているようでないような、

   

私たちの山荘の湖、スプロートレイクもかなり大きいが、その河口から
上に行く箇所にでると やはり ハイウエイから切り立って深く緑色に湖が
見えてきて、ここはさらに異なった種類の怖さを感じる。
深水 恐怖症? それにしては 海では全然、、


湖を過ぎると さらに 視界は ひろがり、 海沿いへとちかずく。
左は 高木のかなたに Pacific National Rim Park,ロングビーチ
長く続き、右側からは 何箇所か ハイキングコースの入り口も見られる。

でも どこもとまらず 今回は まっすぐ おめあての 
Botanical Gardenまでドライブ。  


やっとみえてきた 入り口、は 緑一色の ハイウエイ沿いに ここだけ
可愛らしい花がうえてある。


入り口に入って駐車すると見上げるように高い珍しい樹、近寄って
みたら  ちょっと変わった種類のユーカリプティス、これだけで
植物好きの私は 中には どんな樹や植物が?? と期待が高まる。

チケットは 10ドル、あら意外とお安い、、(価値にほぼ匹敵?)
前からこちらに来たかった、などと 受付け嬢とくだらないおしゃべり、
三日間有効、とか 一日中いてもいいのよ(?)などと 随分
カントリー風な応対。



まず カフェーパテイオをぬけて 前に広がるのは


ティーク ベジガーデン とでも行った風景。


地図をもらった主人 さっさと 一番コースの チルドレンガーデンへ、
そちらはパスしても いいのにと思いつつ、付いてゆくと 腰丈の
ツリーハウスやら 深い茂みの間を歩かせられたり、自然の迷路、

その後は パイオニア ガーデンだの、
小さめのもみじが 苔の間に植えてある(だけ)の ジャパニーズ 
ガーデン、

フログ ポンド とか 


ラグーン ガーデン、さまざまな タイトルのついた
ミニ ガーデン、お子様ファミリーだったら とても 楽しめそうな
ガーデン でも 私には ちょっと 期待はずれ。


それでも 小道には 全て深いバルクが敷き詰めてあるので 歩くのは
最高に気分がいいし、このちょっとヒッピー風ガーデン、気取りが無くて
これはこれで 楽しいひと時。



さあ、今度は 彼の目的、トフィノのランチ。
この辺一体は こんな北に位置しながら 黒潮がながれているせいか
短い夏なのに まるでトロピカルの気候に近く、植物の成長がよくて
花も多い。 


ふっと ハワイのワイキキの反対側のローカル地帯のような
錯覚までしてくるほど、のんびりとする。


ここへくると ランチはいつも同じスポット、この日も ウィークデイ
なのに 満席、 テラスから広がる内湾をおもちゃのように 色とりどりの
ボートや 水上飛行機が動き回るのを見ていると どんな悩みも心配も
一瞬かききえ(たかのように) ボーっとしている人ばかり


春の海 ひねもすのたり のたりかな、と思わず口にしたくなる。
(春でもないのに)


ゆっくりと 遅めのランチのあとは おきにいりの いくつかのスポット
を 早足で 寄り道。

この 灯台の見場所(私にとって)は 広がるオーシャンと 
豪華に咲くフューシャ、でもことしは あまり 花に勢いが無かった。  
花も生き物、天候の違いや 時節の差で 全く同じ咲き様はみせては
くれない。   

ロングビーチには いろいろな はまべがあるが この辺は かなり
高級な 別荘が立ち並ぶ。  オーシャンの砂浜を前に 岩場に建てられた
昔からの 大きな建造物が 林のなかにぽついぽつり、


ふと 悲しみよこんにちは(映画もみたっけ) がよみがえる
(古いことを 良くいろいろと 思い出すMosshaven) 



最近は日の暮れも早く 暗くならないうちに出発、
帰りは 一箇所だけ、ストップ、ちょっと後ろ髪引かれる 
ケネディーレイク、

いつも無人なのに 珍しく 家族連れ、
この湖も ちょっとユニークだし、おいおい人気も出て 
いつかは 人でにぎわうときも、

時のたつのが早く感じられる(歳の)私達。  
でも 今日は  ちょっぴり 長い一日だったようにも、、、