Funeral

mosshaven2009-04-16




Funeral をする人が少なくなってきた、
のは事実。


Funeral は教会の儀式のひとつ、Memorial Service は 葬儀社などで
行われることが多い。  そして Celebration of Life になると
故人の一生をたたえるパーテイーのような会もあり、風船が飾られたり、
笑いがとびかうこともある。


でも 生まれたときから 教会とは切り離せない叔母の場合は
Funeral しかありえない。
99歳の叔母 きちんといつもの美容院でセット、当日の朝
貧血で 倒れて頭を酷く打ったそうだが 少しもそんな気配も見せず。


叔父は 気位が高く、見舞い人も寄せ付けず、自分で病気をしらべあげ
医者にも行かず、最後に救急車で病院にいっても 看護婦たちに指令を
するほどの人物なので 同情はどうしても叔母のほうに、、


我が家のほうは、、、Funeralは2時から、ということで 小姑さんが
いきたいと言い出した Iris Pond (水仙沼)へ朝食前に みんなで
歩いてみることに、  


寒からず暑からず 朝霧がなびいているような震撼とした森の中、
9人もの一行が もくもくと、 たまに 遅れ勝ち、しんぞうがどきどきの
姑(私)をいたわるお嫁さんの声までもが 朝の緑に吸い込まれて
いきそうなほど静か)時々 遠くで鳥のさえずりが聞こえる。


水仙は やはりまだ、、、沼地から いずれも10センチぐらいの芽を
出しているだけ、



少し先の ビーバーの巣まで歩く.早朝だし、ビーバーの家族全員でも
見られるのでは?と期待していたけれど、、、


それでは 反対側の 海のほうに出て あざらしを見に行こう、、、
子供たちの期待はここでも むなしく、、  



が 帰り道 森の木の天辺に止まっている
大きな鷲の姿がくっきりとみえた。  
近くをゆったりと翼を広げている鷲もみつけたし、、、

早朝の Port Alberniならではの Nature Walkに 満足して帰れば
即、食事作り。  マンゴー、パイナップル、グレープ フルーツなどと
レフトオーバー(残り物、というより 響きがいい)を並べたら



たちまち ハワイアン バッフェの ブランチ できあがり、と
思うまもなく、あちこちから 手が伸びる。


用意があるし、片付けは帰ってきてから、と 思っていたのに
食べるときと同様、洗い手や 拭き手が集まり、お皿も片付く。
さあ、着替えなければ、、と あせっている私をしりめに
子供たちは 今度は 借りてきたビデオ、、、


ジャケットやシャツ、靴などは 主人のものを出してみたら、、どうにか
きこなして、、  若い人は なにを着ても似合う。  歳をとると
何をきても似合わない(私のこと)から時間がかかる。


こういうときは 写真は撮るものじゃない、と娘に言われ まだ 
人の到着する前に 一枚だけ。



イースターのあとなので 教会内は 花で満ちている。


式の後は ホールで お茶。(こちらもこっそり 我が家のメンバーだけ)  




そのあとのおばの家での ティーには 私達親子のみ 出席。


今日は ゲスト と思っていた私の目の前で、、
主人の良く気がつくこと。  家では 食べ物のサーブなんて
したこと無いのに。


娘でさえも 椅子が足りない、とすぐに キッチンのほうに移って
他の人用の椅子を探す。  ふたりとも 家では上げ膳据え膳の
くせに よそへくると、、、(ちゃんと気がついているじゃない)