トールシップ

mosshaven2008-07-25





ASTS(American Sail Training
Association)の主催で 11隻の帆掛け舟が
やってくる。


カナダ BC州では ヴィクトリヤ(がスタート地点)と
ポートアルバー二 のみに停泊、約2ヶ月かけて カリフォルニアの
サンディエゴが 最終の停泊港となる。
http://www.portalbernitallships.ca.


インディアンが住んでいた この土地が BC州の植民地となって以来
今年が150年目、だから 記念のお祝い、ということ自体 現在では
ひどいというか 恥ずかしい気もするが、、




この11隻の中には コロンバスの新大陸発見の時代の レプリカもあり、
さすがに 殆どの船が 古典的な様相をつらねている。 
これらの船が 大海に浮かんでいる様子を想像すると 何ともいえない。


それぞれの船の歴史など 調べてみたら 面白いかもしれないが
そこまで 関心は深くない.  ただ 帆掛け舟を見てみよう、という人と
そのイヴェントを盛り立てるさまざまな 人々。


トールシップをバックに 僕を写して、と真剣なお顔の少年

2日間の催しは 週末にあたり、 マーケットは 1日オープン。
そこから続く 入り江の湾ぞいには 当時のインディアンの生活展示。


煮炊きの有様、 


テント、コスチューム、、、


こちらは 当時の 木製トランク?

たまたま 暑い、 日差しがくらくらと 私などは 5分も立って
いたくない 強い日差し。



少しでも影を求めて ベンチに座ったり しながら 船を見る人々。


アートショーでは 10万円もする Native による 木像。



マーケットでも Native の 製作が目立つ。


海賊のコスチュームが多い,と思ったら コンテストがあるらしい。



こちらは この日のために カーテンを巻いてスカートにしてみたわ!と
いう たのしい Vendor(マーケットでの売り手は ヴェンダーとよばれる)

特に 売上げが良かった わけでもないが とにかく人が出て 暑くて
4時のClosing まで参加しただけで 疲れる。 こんなに
人出の多いアルバー二も 珍しい。

翌日は 先日98歳を迎えた叔母の ティーに行くことになっているから
マーケット で 花束を買う。



呼んでくれたのは 95歳の 叔母、私が持参のサンドイッチを
とても 喜んでくれたが でも 私には 彼女がこの日を(もうひとりの
叔母のために)計画したこと自体 敬服してしまう。



人を呼び、テーブルセンターや 自分のドレスをブルーで統一したり、
家を片付けたり、庭の花をちょっと飾ったり、
恥ずかしながら 私はこの歳で 人を呼ぶのは ちょっと億劫
(決めてしまえば やるしかないが)



そして ケーキは なんとお手製。  スポンジケーキを焼き
庭のラズベリーをつんで上に飾り 生クリームでトッピング。


もう一度言いたい 95歳。。。感服の95歳。


その日の夕方 山荘に 大分集まった 家族と一緒に 夕食をしながら
叔母のように 物忘れをさえも めったにしないような人とは 
人種が違うのか、と思いながら息子の焼いてくれたハンバーガーを
エンジョイしている お気楽 mosshaven