といっても

mosshaven2008-06-18



主人の妹、だから 家族同然、


彼女が泊まりに見えても 夜は 私だけ
あいかわらず 遅い就寝、朝も遅い。 でも遅く起きても
二人とも のんびり テレビの前で 私が朝食を作るのを
待っているほどだから こちらも 遠慮はいらず気楽なもの。


仕事が終わってから出発、着くのは 9時近いから
夕食はいらない、ということで それではお茶の支度でも、、、
と待てど暮らせど、、、、11時近く 今 ハイウェイで事故が
あり、大分待たされているから、鍵を開けて寝ていて と電話、、、


早起きの彼は おきていられず いつもの通り、早めに就寝、、
ちょっと心配、ベーキングでもしながら待つことに、、、
でも 明日は7時前に 起きなければならないし、山のハイウェイで
携帯も通じず、結局 心配ながらも3時半には就寝。



彼女は 明け方5時半到着、長い待ち時間、彼女の駐車は折りよく
ガソリンスタンドの近く、明るいし、人も歩き回っていたし、いつも
持ち歩くブランケットと枕で充分休めた、そうだが 前日からの
感冒がこじれてしまったから起こさないで,というメモが、
山を越えなければ到着しない この地、やはり こんなことがあると
前にも後ろにも進めず。


それから丸二日 具合の悪い彼女のお世話をすることに、、、
レモンとしょうが ハニーの熱い紅茶を 何倍も、、、
食欲のない彼女に フレンチト−ストに 鶏がらからとった
コンソメスープ、野菜のゆっくり煮、などを少しずつ、、



そのおかげかどうか、若い(私よりは)彼女、2日目の午後には
すっかり 元気を取り戻し 山荘に出かけたい、、ということで
たまたまおとずれた お隣さんも一緒におつれする。


彼女を待っていた夜中に作った リークのキーシュなどをみんなで
つまみながら のんびり夕方のひとときを、、ちょうどお天気も
マイルドで パーフェクト、新鮮なオゾンもたっぷり吸ったし、
まあまあ (彼女の)体のためには 良かった週末。



けたたましくほえたナナ、ちょっとのぞいてみたら
ふうわり現れた真っ白な犬、すらっとして大きいが
まだパピーらしく、怖がりも威嚇もせず ひらりと歩み寄る。  



まるで 昔話にでてくる 
舞い降りた天女を思わせる。 なぜって この辺の犬は皆知っている
が こんな犬 みたこともない。 それに湖を背景に どこからか
突然音もなく、そして 又静かに消えていった現実味のない
美しい犬だった。


そして また 突然 思い出した、ナナはどこ? こんなにずっと
静かなはずが?  たまたまリーシをはずし 重い錘をつけて
いたのでその気になれば、、、 みんなで呼んで見た。こんなときは 
往々にして答えずにじっとしていることが多い。


小さな声が、 やっと見つけたナナ、山荘の縁の下、ガラクタの間で
出るに出られず、



主人に 錘をはずしてもらっておとなしくしている図、
ちょっと可愛いい(って どこが? 親ばかもほどほどに)  



久しぶりの彼女との夕食 はじめて ためした コーンビーフ
塩漬けのビーフのかたまり、ボイルするだけ、とお肉屋さんに
聞いていて 気楽に スタートしたら、短くても 5−6時間
ボイルということがわかり、さて、それでは たまたま 先日の
残り物、ひき肉と玉ねぎをいためたところへ マッシュポテト、
卵を混ぜた即席コロッケが冷凍庫に、、



これを フライパンでソテー、コレは何? とききながらも 
おいしいおいしいと大好評、よかった残り物なのに、、、
フリーザーに感謝



一日伸ばして3日目の朝出発、ちょっと寝不足の私が
例のごとく 遅く起きてきたら キッチンで働くことが不得手の
彼、私の手助けをしようと思ってくれたのか(それともちょうど
食べたかったのか) 朝食用の焼きたてパンを

こんなに(大きな菓子パン 6っつも、おまけにその上に
各自バターをこってり)買ってきてくれた。  二人とも(兄と妹)
本当に甘党、朝から 私なら見ただけでおなかがもたれそう(とか
言いながらも 勿論 いただいた)



話しついでに(って何の関連もないが)彼が 最近買ってきた
ケトル。  箱を開けるなり、いやだ、こんなぶさいくな、
取っ手が馬鹿みたいに大きくて 場所はとるし、機能的じゃないし
、、、といっぱい文句をいって すっかり彼の気持ちを害して
しまったらしい。  ところが 高校生の孫が 目ざとく見つけて
新しいの買ったの? COOL! といいだした。 お湯の沸騰する
ところがケトルのガラス越しに見えるのがクールということらしい。
私の センスが 古いのか、それともカナダ人とセンスが違うのか?
自信をなくしたのは 彼じゃなくてどうやら私??
まあ、いいわ デザインが気にいらないから 死ぬということでは
なし、と自分にいいきかせ。



これからは 夜出発はしないことにする、と帰りも昼前に出発した
こじゅうとめさん、 良かったわ 具合の悪いときにこちらに泊まって、
ひとりだったら 自分で料理も出来なかったし、楽が出来て、、


これも カナダ人とのセンスの違い?  わたしだったら 具合の
悪いときは家に限る、たとえ近い親戚やファミリーがいても
やはり自分の家が気分的に一番休まる、と感じる、なんて これも
センスが古い?