七変化?

mosshaven2008-01-08



今週の10日と11日に 
主人のプロジェクトに関する会議が2日間に
わたって行われる。



40数人が参加、そのうち半数以上がこの土地以外、主にヴァンクーヴァーから、
で 中には 70代以上の方も数人。  殆どが マイカーで見えるので
お天気がまず心配。  途中の森林や山付近は かなりの雪、或いは道が
凍ってしまうこともあるし、風が強ければ ドライブも安全ではない。


それなら ミニバスでナナイモまでお迎えに、と思うが それぞれの自然科学、
木材、或いはそれに関連する事業などの専門家達が(面識は無くても名前は
お互いに知っている)これからどのように事を進めていくかわからぬ先に
一緒に 同じバスに乗り込むとは思えない、という複雑(そう)な
Conference を控えて、なんとなく落ち着かないし、準備もあり、で
受け入れ側でのミーティング以外は この数日 家に立てこもり、
コンピューターと テレビの間を行ったり来たり、している主人。



普段はすぐ どこかにいこう、とか 誰かを呼ぼう、とか 静かにして
いない彼が 仕事に夢中になると ほかの事は視野に入らない。
食事も出されたものを 何でも おとなしく食べる(多分食後には
何を食べたか覚えていない)当然 視野に入らぬ 私は 自由の身。
だから いつも主人?(彼にいわせれば とんでもない いつも私の
ご機嫌を取り、顔色を伺っているって? これは Culture の差というか
お互いの不理解というか、、、)


とにかく いつも静か(??)な私もおつきあい。 日常の食料買い物
以外は 長く休みをとれた娘を ナナイモまで 見送りに行っただけ。



娘が買ってくれた スターバックの ドリンク、アップルサイダーウィズ
キャラメルは 娘、キャプテイーノは彼、私は ストロベリーフラペチーノ
(とか何とか 一人で入る自信は もう、、)(ママにはToo Sweetと
言われたのにビタミンC不足の私には Strawberryしか眼に入らない)で
一直線にナナイモまで。


娘が 出発する前夜から 我が家のビーグル、ナナに突然の変化が。



今の季節は 特に 寒いし、雨も多いので 家にいる時間が多く、日に
何回か 前庭か後庭に 長いりーシにつないで 出しておく。  
その日はちょうど夕食時、余り静かだったので 親子三人 いろいろな
話をしていてすっかり ナナのことを忘れてしまった。(ワンの一言も
無かった1時間半ぐらい) こんなに静かなのは 何か 悪いこと(普段 
10分も吠えないでいるのは 植木をこわしてかじっていたり)か
逃げ出したのでは?ととっさに思って あわてて走ってドアーを開ける。  



じっと雪の上に座っていたナナが振り向く。  ああ、良かった、と思ったのも
つかの間、ジーッとこちらを見たまま動かない。  普段だったらジャンプして
私のほうに走ってきて中に入るのに。 それに尾っぽもぴたっとくっついている。



そして家に無理やり入れても そそくさと尾っぽをたらしたまま、居間を
通り越し、自分のケネル(犬小屋)の奥に入ってこちらをじっと見る、まるで
私たちを 疑っているか 恐れているかのように。


第一こんな寒い雪の一寸積もっている上に 長いこと じっと座っているなんて、
殆どの間、ラウンドリールームにおいているケネルのなかでも 何時間でも
じっとしている。  部屋につれてくると おびえたような遠慮しているような
様子で 周りを見渡し、すぐに端っこへ行くが、普段ならさっと潜り抜けるような
箇所も どうしていいかわからずとまどっているように見える。



食事は いつものお皿に入れると ケネルから出て食べる、が おねだりは一切
しない。  散歩は連れて行くと 少しずつ休むがいやがってはいない。
夜 トイレに連れ出すと うろうろどうしていいかわからず さらに遠くに行きたがる。


体が時々異常に震える。
もともと水を余り飲まなかったのだが一切水を受け付けない。
ドクターにつれていったら どこも異常はなさそうだが鼻の機関がやられて
いるかも知れないということで 抗生物質をもらう。(どこかで 何か
悪いものを食べたか吸ったのか?)


私達は (時々むせたような鼻音をさせるので)風邪? あるいは 下水が
詰まった時に流した化学物質を吸いすぎ? 少し前に 北方で地震
あったので 動物の予感で 室内が怖い?と思ったりしたが、どうしても
わからないことばかり。


なでても少しも反応が見られない。 でも昨夜は 彼がひざの上にのせたら
じっと座っていたからほんの多少は よくなってきたのだろうか? 
いきいきと 動き回り 勢いあまってスケートで止まるときのような動作とか 
何一つ怖がったことの無い いたずら好き、そしてとても人懐っこいナナが
全く正反対になってしまって 首をちじめて尾っぽはぴたりと両足のあいだに
はさみ、そそくさとケネルに入るのを見ていると 不憫、そしてミステリーと
しか言いようが無い。 


明日はもういちど ドクターに連れて行くことになっている。
突然ひらめいたこと、尿感染?  脳とつながっていて異常な行動にでることが
ある。  ドクターに聞いてみなくては。