mosshaven2007-12-25

[クリスマス近く] 気がつけば イブ


というのも のんきだが 12月 初旬に
友人から あら 珍しく 手紙?と思って
あけたら クリスマスカード.これはひどすぎる
(のんきにするのもいいかげんに)


というわけで いっさい 日本の本、ヴィデオ、そして コンピューター、
特にブログは しばらく ストップ、と決心。



まず 雨の中を買い物に ナナイモ まで、ハイウエイは ずっとこんな風に
雨でしかも薄暗い。



でも たいていそうなのだが 森を抜けると とたんに 青空の切れ目が
見えてくる。  下界は明るかった、と井戸の中のかえるのつぶやき。





ナナイモのモールで 可愛いお店を
のぞいたり あれこれ迷っているうちに
待ち合わせ時間.たったそれだけしか?と
彼に言われてしまったが 彼は 床屋に
よって、本を買って、フードコーナーで
スナック、そしてコーヒーを飲みながら
本を読んで私を待つだけ。(文句でも?
いいえ 彼にはまかせられないから、、
やはり 荷物もちだけで充分)


すでに買った分もあるし、残りは 娘に任せて(というか頼って)今日は
決めた時間に 出発(次の約束がなければ 私たちのこと あちこち寄って
いつも帰宅は遅くなる) 帰りは ラッシュアワー(これでも)でも
ポートアルバー二へ向かう最後の曲がりかどになるといつものように
ほぼ 車は無い。



今夜は 息子の ガールフレンドが(日中は忙しいのに)夕食に呼んでくれた。
室内に入ったら 
Oh my god!(とは言わなかったけれど、、)


赤と黒でコーデイネート、絵は 亜熱帯とでも言おうか、アフリカやハワイ、
フィリピン辺りの風景。 置物類もすべて Nativeとか インドネシアあたりの
彫り物など。



こういう彫刻類を時たまモールの中などで見るが 一体どういう人が?
というか あんなものを沢山おいて売れるの?と心配までしていた私が
やっと納得。  私の趣味ではないけれど じつに きちんと統一して
レイアウト。  それにしても 大胆、小心者の私には 壁を赤には、、、
と感心してしまう。 昔から 赤がすき、アフリカが好き という
彼女の趣味が 余すところ無く打ち出されている。




食事は オリエンタルサラダ、チキンマッシュルームソース、温野菜と
ライス。 (なんだか 私のことを考えてくれたメニューと考えるのは
思い込み?)
デザートは マンゴーパイ(余り甘党ではないらしいのに買っておいて
くれた。 これは 主人のためらしい)一寸変わった風味でレモンパイ
よりマイルドで おいしかった。


お菓子といえば この数日 夜はベーキング。 フルーツケーキと 
Vinatatra.



いぜんは 自分で作った リキュールを使用していたのだが かわりに
ウイスキーをつかってみた。  これでも大丈夫と思っていたところへ 
彼がリキュールを見つけて持ってきてくれた。  1本のボトルに 
4種類のリキュールが あり エイプリコットを使ってみた。 
沢山焼くので お酒も結構使う。

Vinatatraは Icelandのケーキ、ヴァンクーヴァーのお店では見たことも
ない。  この時期しか作らないので 最初は億劫(面倒なので)
コンピューターをしてみたり、お茶を入れたり、テレビを一寸、と
ムードになるまで時間つくりが必要(私には)



中に挟む プラム(400グラム)は 前日 砂糖でゆっくり煮て
シナモンをふり つぶしておく。  薄く焼くので 神経を使って、、
最初の1,2枚は必ず失敗。 でも だんだん パーフェクトに
しあげようと 熱が入る。

材料〔バター、卵、粉など)を 一枚分 丸めて伸ばし 皿などで
丸く切り200度ちょっとで焼く。 ひっくり返して裏をさっとやき、
その上に 熱いプラムソースを敷く. ケーキは 5層ぐらい。
この繰り返しの間に 休みは無い。 人が見えたり 電話などが
来るときは このオートメ化のタイミングが狂ってしまうので 
いつも夕食後からはじめ 終わるのは夜中過ぎ。


シンプルな材料なのに とてもおいしくて 皆が喜ぶ。 初めていただいた時
何が入っているのかわからなかった。  又 昔の話になってしまうが たしか
小川軒の レイズンサンドにちょっと(ほんのちょっと)似ているかも
しれない。  
レイズンサンドは一層で 中に レイズンや胡桃も入っていた様な気がする。

とにかく これは 主人の家でみなが この時節やいていたので 手の不自由な
叔母にもと、持参。  そして ひざかけとお花。


おばの家では 昔からの上品な クリスマスデコレーションがすでに。
いつも いいセンスで 見とれてしまう。



そして なんと お茶請けに 94歳のおじの手作り スコーンが出てきた。
いつもパーフェクトな叔母は きょうのは 少し砂糖が足りなかった、との
そのしっかりした舌の感覚にも 驚かされる。(甘ければよいと言う
舌ではない)



さらにその数日後は もう一人の叔母の94歳誕生日、で 近くの
レストランに簡単夕食をご招待。  お送りがてら ちょっとおじゃまして 
昔の アルバムなどみせていただく。 ヨーロッパや ニュージーランド
ハワイ,アラスカ、そして70代になってから ハイキング クラブに
入り、氷河地域までも出かけている。  なかなか豊かな人生。


こちらの クリスマスも 実に可愛いい。 50年余りも変わっていない、
と笑っているがていねいに保存してあり、その古さの価値がある、と
いつも私は感心しきっている。

関心ばかりしていないで 自分はどうなの? 飾りつけは?

やっと終わったけれど でも ブログが長すぎるから 写真は
又の機会に(いいわけかどうかは個々の判断にお任せ)