急遽

mosshaven2007-11-20



金曜日の夜 電話があり、翌日の午前中に
ヴァンクーヴァー向け 出発となった。


風邪引きの私は気が進まないが 降りしきる雨の中をあわただしく出発。
前回とは打って変わって 暗雲立ち込めた寒々しい冬景色。


普段なら 遅い朝食をしたり、ギフトショップをのぞいたり、或いは(ほとんど)
読書。  今回は 車から出る気にもならず ボートの地下の駐車場で 毛布に
くるまり さざえのごとく(とは 大村益次郎が暗殺されかかったときのことば、
こんな場面で気軽に拝借する言葉では、、、)眠りっぱなし。


でもこれが効を奏したのか 2週間ものだらだら風邪に ようやく終止符。
娘も 途中ピックアップしたので 目的地まで 結構時間がかかる。  
ヴァンクーヴァー ダウンタウンから 3,40分で到着 まず 今回の
ビジネスの 情報関係の 話し合い。


そして 目的地のレストラン、ハイクラス、フォーマル、(いずれも 私とは
縁遠い) 7人ものシェフを抱え、ラウンジには グランドピアノが。  
ちょうど 60人余りの バースデイディナーのグループがあり、私達6人は
個室で 到着5時半から えんえんと 夜中の 2時まで、ゴージャスな
デイナーを交えての話し合い、と書けば いいことだらけだが、実際は 
緊張をはらんだ Serious Meeting.
  

こんな状況下で とれた写真。


すしバーからの 大きなアペタイザーは サザエと鮭の刺身が おいしかったが
写真は迷っているうちに とりそこね。


すでに 満腹に近い状態だったので 私はメインだけ。  


おとなりの アペタイザー、スモークサーモン、Presentationが かわいらしい。


]
パエリヤ、芯が少し残っていながら 同時にシーフードの味をたっぷり
吸い上げたライスが おいしくて食べすぎてしまう。 
でも 太ったえびや貝柱。ぷりぷりの貝等 私にはちょっと Too Much. 
さいきんは とみに 野菜がほしくなる。


他の人は サーモン、リングコッドなど。 

デザートは これも ヴォリュームたっぷり、娘のオーダー、オータム
プディングを ひとすくい。  リキュールと生クリームを加えたカラメル
ソースだけで充分 おいしいデザート。


翌日は 又少し離れたところで もうひとつの ミーティングがある主人。
私は 待ち時間を 娘と ランチ。


彼女の 良く行く お気に入りカレーレストラン、というか近所のお店、
なのだが じつにおいしい。  キッチンとテーブルがみなひとつの部屋と
いったかんじなので できたてをもってきてくれるインド人の夫婦が経営。

これは オードブルのチーズ揚げ物、 ディップの たっぷりコリアンダー
ライム、ホットチリ、が きいている。これらが 高級なお皿で静々運ばれて
きたら、喜ぶヴェジタリアンは数知れず。  


このオードブル、2種類のナン、ナスのカレー、チックピーのカレー、
ライス すべてを払っても 昨夜のメイン一皿よりお安い。 そのうえ
リラックスして 普段着で気軽に 食べられる。



ランチを終えて 彼をピックアップ、娘を送りがてら 大きな自然食品の
お店ができたから、とちょっと寄ってみる。



あっという間にフェリーに向かう時間、この季節 4時半には もう薄暗く
なってしまう。  ヴァンクーヴァーフットボールの大試合があり、6時半に
ターミナルに着いたら7時のボートは満員、9時の最終便まで待って、
我が家にたどり着いた頃には 夜中の12時を過ぎていた。 
やはり ヴァンクーヴァーは遠い。