ガーデニング ツワー

mosshaven2007-05-18




プラント セール に引き続き 日曜の母の日は 
ガーデン ツワー。  去年は7月、暑いさなかを 7件も
廻わり、くたくたにつかれきってしまった(勿論 とても 
楽しんだことに違いは無いのだが)


夏の一年草を主とした 花物とは違い しゃくなげ(石楠花)などの潅木主体のお庭が中心となる。  従って 去年とは違ったところに力を入れたお庭めぐりということになる。 石楠花は この辺一帯、バンクーバーも含め、この季節、気候(冬に雨や霧が多く、夏もあまり暑くならない)があっているのか本当に美しく豪華、特に年代ものが山の深い緑を背景に咲きそろっているのは なんとも泰然自若といった風貌がある。 


ちょうど泊まっていた小姑さんと一緒に行くことにし まず15ドルの切符を買い、リボンと簡単な地図をもらう。 このポートアルバー二は山に囲まれているので 余り用事のない人は わざわざ 人気の無い山を目指してでかける
ことは少なく、ここで生まれ育った彼女の方が地の利に強いし、彼女がドライブ、私は ランチをご馳走、ということで決まり。


さていよいよ出発、チェリークリーク という古い道から スタート。
昔からの ゴルフコースがあり、回りも 整備されてきて、初夏の黄緑に
吸い込まれそうな 気分ルンルンのドライブで 着いたところは クリスマスのイルミネーションで有名なアーリーアメリカン調のまっ白な お家。 正面の
お庭先にはテーブルが、ここでも プラントセール? と 又 私はそちらを
のぞいてしまう。 ガーデン好きな人が多く訪れる今日、グッドアイデイア、と思ったら 何とこちらは 目の前の ツアーのハウスにあやかってのセール。


でも 以前 ツアー(見せる方)に加わったそうで 良かったらどうぞ、
ということで こちらもあとで みせていただくことにしてまずは ツアーの
一番目。  実は このお庭、私がとても いい気持ちでエンジョイできた
お庭。  それは こちらのオーナーが 実に素朴に 庭づくりを楽しんでいるように感じられたから。  最近のガーデンブーム、お金をかけ放題、
かけなければいいガーデンはできないかのごとく、我も我もと 新しい花もの、珍しい枝ものを探し回り 豪華一点張りも多い。(そういう私だって 
お金は無いからかけてはいないが、信条的には決して劣らない、、反省。)

こちらは 長い年季をかけて、家まで自分達で立てたそうで、3人の子育て、今は 何人もの孫がいるなかで すこしずつ楽しんできた庭、なのだ。  
ニコニコとでも言葉すくなに(私など すきなことは聞かれないことまで話してしまう)、説明をしてくれるが、何度も私は何もしないからわからない、
たまに ワイフをてつだうだけ、と控えめな このオーナーが私の理想の
ガーデナーなのかもしれない。  思いでのつまったらしい 古いお道具の
あれこれも時とともに味が出てきている感じで ガーデニングのうれしさが 
つたわってくるお庭だった。

そして この先、まだ山に向かっていった2件目は、入り口からして なんと 豪華で且つセンスのいい 門の入り口。  巨大な流木が門の両側に、、  
こんな すばらしいながめが(普段は)誰の目にもとまらないなんて、
貧乏性の私にはもったいない、と思えるようなお庭先なのだ。  驚きはそれにとどまらず 内部のお庭は まるで 小庭園、しかも ごみひとつ落ちていず、なんとすばらしい、と目を見張る。  オーナーの方は ここは ロード
(石楠花、ロードデンドラムの略)と Japanese Maple の 庭を目指している とのことだったが これだけは お金が無ければできないお庭、でもお金だけではできないグッドセンスなのだ。  しかも 10年ぐらい前は フラットで子供の駈けずり回る庭だったそうだから、彼らは 一帯何者?

そして3番目は このお宅の庭づたいにけるお隣、1.25エーカー
(ッてどれぐらいか?っていわれても。。)正面は 芝生一杯で、ヨーロッパ風、後ろはいくつかに限られて 日本風と アジア風?それに 秘密の花園風、塀やかきねがいくつもあって あらお隣の桜がちょうどいいバックね、と
思ったらそれもこちらのお宅。  オーナーは 元先生、どれだけの庭師が
入っているかと思いきや、子供や 元生徒に たまに(?)頼んで
やっている??


私は この庭の5分の1くらい(?)なのに とてもとても 大変。 いつまでたってもだだっぴろい  芝生、それも 今は びーぐる(のせいにして)が
あちこち あなをあけているし、 みられたものではない。