イースターバニー いえ、イースタービーグル 

mosshaven2007-04-10




今週末はイースターのロングホリデイ
もう一人の息子家族が 訪ねてくる。
昔 息子達と家が近かったときは 3家族、よく集ったものだが 
特に クリスマス、 それに 花が咲きそろい始める イースターは 総勢15人 
一緒に 大きな ターキー で祝ったものだ。


山荘の クリーンアップ、春一番の 庭掃除、彼らは家族で働き者、きれい好き、
おまけに 息子は この仕事が何よりの楽しみときているので 私たち老人
(こんな時だけ)には ありがたい ウェルカム ゲスト。 それに 矢張り、
家族と会うのは楽しい。


今回は 彼らにちょっとお願いをしておいた。  ビーグル(?!)を 友人のところ
からつれてきてもらうことになっている。  私は No,No,Noといっていた
つもりなのに何と言うことは無い、最初から決まっていたのだ。  犬好きの主人は 
その友人から話があった時から もう自動的に(今から思えば)洗濯機のある
あそこのスペースで 最初の日は 息子の犬と一緒に寝かせて、庭には柵が
無いから 洗濯物を干すラインに リーシをつなげれば 14,5メートルは 
走れる、とか、、もっとも 私に何度も打診はしてきたのだが、 友人には
お世話になっているし ビーグルを2匹飼っているので 奥様が大変らしい。。
とか 本来 私が その責任を取ることでも なかったのだが。。


彼がこんなに楽しみにしているし。。。なーんて 彼のせいにするつもり? それじゃ
結婚する時と同じ。。否 結婚は自己責任。、要は 決断力の弱い 中途半端な私。  
はっきり断れなかったのだから まずは ご対面、、と思っていたが 到着すれば 
もう 我が家の犬、にきまり。  わたしが まだ 最終決断では、、なんて声は 
誰の耳にも入らない。  8ヶ月の プレティー ビーグル、みんなの注目を浴びて
いるので 一緒に連れてきた 年寄りラバドールが心なし、僕も僕もといった顔で 
重い身体を摺り寄せてくる。


こんなに早く走る犬、見たことが無い。  家に入れたら、5段の階段、ポーンと
一ッとび(に見えたが多分二とび、あっという間でわからなかった)そして 
2階への階段は私が見上げたら 既にトップの段、そして ベッドからベッドへと
かるーく跳躍、同時に ベッドの足元にあるスリッパの片一方もちゃんと加えていた
(これは見た人の証言、私があがったときは 既に 彼女は トイレを探検中)

以前のビーグルもトラブルばかり、 私たちが見ていない隙をみて すばやく
ソファーに座る。 でもこのレディーちゃん(良い血統で かなりのお値段という
はなし)何の罪意識も無く、ごく自然にソファーからソファーへ 例の跳躍、
お気に入ったところに 悠然と座って 何の抵抗も無いらしいし、私たちも
気が付いたら 何となくブランケットを床からソファーの上に移動させていた。



大分トラブル犬らしい、ときいて 例えば?と私が聞くと、だから 俺達がボスでは
なくて ボスは彼女ということ、、、それでも ピーンとこなかった私。
でも ピュアーな目で不思議そうにじっと見つめられたら いくら訓練といっても 
そんなに怒鳴らないで、とか たたかないで、と私がいっているのだから。。。
これではやはり彼女の思うようにことが運ばれそう。。。
ファミリーのトップの座に座るのは誰?


犬の話しばかり、、私ってお隣が犬を飼ってくれるのが理想の 面倒見の悪い 
オーナーで 花なら目に入れても痛くない ガーデニング派のはずなのに。。。


この日は 一番のフェリーで来た彼らと犬と大喜びの主人とでみんな山荘へ
くりだし、私は家でやっとひとりおちつき、又 例の エンジェルケーキに
抹茶アイシング、トマトとローストポークを飾ってずっしり重いほどの 
ポテトサラダをつくり、後から参上。


既に夕暮れ近く、ぱちぱちはせている2箇所の焚き火 それぞれに スイート
ポテトを アルミホイルで包んで焼いてみたら 日本の焼き芋に劣らぬおいしさ、
ちょっと試しにと焼いた4-5本のお芋はあっという間に なくなる。
そして この火でホットドッグも焼いて 今夜は キャンプの夕食。

星空も美しい、みんなでこんな風に集まっていると 春を飛び越え、
夏の予感さえ 感じられる  春の宵のひと時。。。