Coombe - クーム

mosshaven2007-03-19




そう、これは クーンべ ではなくって
クーム、イギリスに 古い美しい村の
名前があるけれど それからとったのか、
或いは 人の名前からとったのか、、?
この辺の土地の名前は その土地に初めて来た探検者とか、木材業者(昔は
森だった)等の名前を取るか、もともと住んでいたインディアンのつけた
名前のどちらかが多い。


それから 町の通りなら 功績者の名前、或いは 樹(やはり 木所の国)の名前
など大昔からの土地ではないので おおよその予想はつく。


ここ クームは バンクーバー島での 数少ない観光地(というよりはスポット)の
ひとつ。 古い ハイウェイに面していて 昔は 旅行者が ちょっと一息ついた
マーケット、野菜や食料、パンなどを買いこみ 簡素な木のテーブルでコーヒーを
のんで さ、そろそろ又出発するか、と言った感じだったようにおぼえている。


でも この数年、特に夏休みはどっと島へくる人が多くなり、すっかり、大規模に
改造、シャレたオアシスと化してしまった。 インターナショナルなお客さん需要
にも答え、中国はもとより、東南アジア、メキシコ、インドなどの食品 何でも
そろっている。  去年 来たときは そば、わさびや紅しょうがまで(日本旅行
もこんなに、きてるんだ、2,30人のお客では 仕入れる筈もなし) 
或いは 都会のカナダ人は 日本フードに詳しい、そしてこんなに都会人が
押し寄せている。だって、ここは町でもない、田舎のしかも 旧ハイウェイなのだ。 
お茶碗や箸などのコ-ナーもある。 世界は狭くなっている、と この古い日本人は
ちょっとびっくりさせられた。

便利なところは 早速利用しているくせに 眺める分には 昔のほうが良かった、
などと随分身勝手なことを思う。  この クームの 名物は ヤギ。 
このマーケットの屋根一面には 草がふかふかに生えていて、そこに何匹かの
やぎが 草をはみながら 下から喜んで見上げている人間どもを睥睨しつつ 
ひょいひょいとあの身軽さで屋根の上を歩き回っているのだ。  
まだあまり暖かくないので 今日はお出ましではなかったし、マーケットの写真も 
次回には、、、この屋根とヤギだけは 昔から変わらず、いい風景。


ここまでは 家からハイウェイで 40分ぐらい、でも山越え、野越え なので 
用事がないと あまりこない。 今日は マンチキンならぬ 立派に成長した孫の
一人を ここまで 迎えに来る目的。  父親がマネージャーをしている 
カナディアン タイヤー という ストアーで ちょっとアルバイト。  5月
オープンまでに 40人から60人に増える従業員、あらたな拡張等で 父親の
方は かなりの忙しさ。  この孫は あまり勉強せずに何時も成績はすべてA 
バスケもサッカーも花形、その上、バンドを組んで ステージでは一人舞台、
音楽を作り、歌うことに 今一番 自分を傾けている。  宗教や政治にも深く
関心があるし、それに ばーちゃん、何か手伝う?と聞いてくれるのだから
言うことは無い。


ちょっとドライブするときは よく 主人のおばも誘う。 彼女は 無くなった叔父の
奥さんで 92歳、庭の大きな家に一人住まい。 かわいいおうちなので いつか
写真で(又 口ばかり)ご紹介。 毎日、4,50分は 平気で歩くし、ゴルフ、室内
カーリング、その他、様々なところにお顔をだす。 私が口を挟む暇も無いほど沢山
のご意見のある方。 私など 人と会うのは億劫 家でのんびりしているほうが
いいのに この叔母様は逆(と私達には思える)それでお声をかけると 行って
あげてもいいわよと言った感じのお答えなのだが そこは 辛抱強い私のこと、、、
頼りにするごとくお誘いを続ける。


今日は 帰宅後 直ぐに食事なので(言い訳はよい。 いつものように シンプルに
いこう)例のスパイシー ソーセージのスパゲテイーに ホワイトソース、ガーリック
トースト あとは キャベツたっぷり、りんごサラダ。 昨日焼いた残り、ロースト
チキンもつけて、、、これだけでも 帰ってからするのはやっぱり、あせる。 
ミートソースだけでも作っておけばよかった専門主婦。  
今日は つい 暖かかったから庭の 雑草取りのしすぎ。


デザートは 最近 よく作る、 冷凍ラズベリーをジェリーでやわらかめに固めて
おいた。 上から アイスクリーム、さらにお抹茶を少し、ぶるぶるジェリーに 
ぼろぼろベリー、食感も香りもさっぱり加減も、それに あっというまに
できるのはもっとうれしい