桜と ルーバーブと ティラミス

mosshaven2007-03-17




今朝はなんと 外が真っ白、3月中旬に 
雪なんて 聞いたことが無い。
バンクーバーでは 来週から 第2回目の
チェリー フェスティバルなのに、90%がまだ つぼみだけ、と言う状態。


去年は もうこちらに移っていたから、見れなかったけれど、大分にぎやかに、俳句
大会とか、茶会、生け花、写生等色々な催しがあり 成功したエベントだったようだ。


こんな風に 桜をめでる機会をあらためて イベントと言うかたちで 市民に紹介、
参加してもらうということは バンクーバーと言う土地柄を思うと、今までなぜ 
この企画が無かったかと思うほどぴったりに思える。(まあ、自分が日本人だから
かもしれないが)


空気のきれいな、緑の多い バンクーバーでは 桜がきりりと美しい。(勿論桜
自体は何処でも、、)バンクーバーにいた私は 満開の桜吹雪花の下で 生まれた
ばかりの娘と桜をかわりばんこにながめたものだ。
ところが 見ごろな 場所をいくつかドライブして回っても 花を見上げながら
歩いている人、わざわざ桜を見に来ていると思われる人もめったにいない。  
花や自然を好む人は沢山いるのに、、きっと 桜を自然のひとつとして、身体で
感じているのかしら、、


ともかく、人のいない、お店が出ていない、、静かなところが かえって 真にその
美しさのなかに入れるし、香りさえも ちょっと冷たい空気に混じって鋭敏に
かぎとることができる。 それでも 矢張り、さらに多くの人に 楽しんでもらえたら
桜も 誇らしく、そして うれしかろう、


カナダの地を踏んで以来、何十年、本当に美しい箇所を沢山みてきた。  彼が
色々な桜スポットへドライブしてくれた。 そういえば 彼でさえ ちゃんと 
何処が美しいか知っていた。  きっとカナダ人は知っていてみているのだけれど
日本人のように お祭り的にならず 個人のことがらとしてみている、、、のか?  
それに人口もちがう。


さて、 わが新しき この地、では 桜はおろか、地上に やっとクロッカス、
連翹などは 固いつぼみが少しおおきく、ひあたりのいいところでは ようやく 
水仙のつぼみがふくらんで。。。というところ。


ふときがついたら おとなりの 庭のルーバーブのはたけに むくむくと芽と言うか
葉っぱというか、とにかく生命の動きがはっきりとみえたので ちょっと パチリ
、きがつけば ライラック、石楠花、アゼリヤ の芽も大分おおきくなりつつある。  
ルーバーブの 成長の早さには追いつかないが、


ルーバーブといえば 昔は 沢山庭から取立てをいただいても 使い方がわからず
冷凍庫に放り込んでそのまま、、惜しいことをした. 許しておくれ、ルーバーブ


さて、ルーバーブ ティラミス  : ルーバーブ 6カップに 砂糖 1カップ
多めをいれ、20分ほど煮て覚ましておく。  レデイーフィンガーをオレンジ
ジュースとリキュールに浸し 器に並べ、その上にルーバーブソース、半量をおき
そのうえに 2カップの生クリームをあわ立て、砂糖、リキュールをまぜ、
マスカポーンチーズ(1ポンド)に混ぜたものの半量をおく。残りをくりかえす。  
カバーをして 4時間以上 冷蔵庫にいれてから 切る。 


割合簡単で 暑い真夏には 酸味のある冷たいルーバーブの 味がとても喜ばれた.
前日に作っておくこともできるので安心デザート。