セイワード

mosshaven2007-03-13




バンクーバー空港を出て、さて その翌日からの
延々と続く ドライブを考えたら、やっぱり無理をせずに
今夜は バンクーバー泊 と決定。


こんな時の常宿は ダウンタウンの ブルーホライズン ホテル、昔からの 
ショッピング街にあり、低い建物のお店が多く、 散歩しても楽しいし、そばには 
夜中までのラーメン屋さんがあり、日本の 食糧品店がまん前にあり、私には
ぴったりのロケーション。 このロブソン通りは 昔は ごく普通のギフトショップ
中華レストラン、スーパー、と付近のコンドー住まいの人々がほとんど利用。 
バンクーバーは 世界でもあまりないといわれる、ビーチ、ダウンタウン
背景の山、が皆そろっている居住地帯。 初めてこの地を踏んだ時 この直ぐ先の
コンドーを借りて 毎日のように 海辺の町を散歩したことなど思い出す。


夕食は 娘がボーイフレンドを紹介したいというので 私達これも お気に入りの
日本レストラン。 名前もご紹介しよう、"Toshi” ダウンタウンからちょっと
それるが 友人がリタイヤー後にはじめた片手間、のはずが 今は大変な
盛況ぶり、どんな時でも20分ぐらいは 待つ覚悟。  待つときのルールを
かいたノートまで貼ってある。(順番に文句をつけぬこととか。。)
写真は、、、娘に NO といわれたので、、


さて 今日の主題の セイワード、翌朝は ホテルを7:00過ぎに出発、8:30に
出発のフェリーボート、行きと違って大分混んでいる。  朝食時なので 船内の
レストランは5-6メートルの行列、無事、彼のお仲間とおちあい、3人で 
楽しそうに 焼きたてパンケーキとベーコン、フレンチフライなどほおばっている。 
私は シナモンバン とコーヒー。


10:00 ナナイモ着、ここからは 彼がずーっと ドライブ、ハイウェーを
2時間ばかり、このバンクーバー島 北へ向かう最後の大型(?)都市、
キャンベルリバー、フィシングで有名、日本の釣り人もj結構みえている。  
つい先日のトフィノ方面は 西側、太平洋側を北上、本日の北上は反対側の東側、
内海、瀬戸内海のようなところで景色はいいが ぐんと人口はすくないし、
第一、この先のセイワードは 北海道の北 サハリンほどの位置なのに気候は 
茨城あたりぐらい。


キャンベルリバーは ゆったりとした海岸べり、この数日雨なのに ここは
視界も開けて何となくあかるい。 クイックランチを済ませ ここを過ぎると 
車もめったにこない。  西側のような密な森林より、まばらな木が
つらなっているが、春の目吹のはじまりかけた ワインカラーの林が
雨にどこまでもかすんでいる。  セイワード 見落とすな、、という感じ
で120キロ とばしつづけて 小一時間、


ハイウェイを外れると おめあての キャンプパークが直ぐに見えてきたが 
まずタウンまで さらに10分ほど しーんと静かな 入り江のふもとから
少しずつ 家々が丘の上に続く。  こんな小さな辺鄙なところには 
住めない(?誰が)ということになったが、もう一人のリアルターも書類を
用意したうえ ここに一泊までしているので とにかく 中を拝見。


彼の友人に 良い投資場所があるので 一緒に見に行かないかと
いわれたのが発端。 かなり広いキャンプグラウンドで、キャンプ、
トレイラーのほか コテッジ、そして メインの建物にも ゲスト
ルームが 6室ほど、下はゆったりとした居住用、及び 店舗、など 
パークには 大きな木の彫刻アートが 大分ある。  夏は どんなにか
気持ちの良いところかと思わせるし、住宅用の部分もあわせすべて 
新しく清潔で かわいらしい。 これで1億ぐらいの土地建物 たしかに  
こんな遠くでなければ掘り出し物にはちがいない。


こんな機会でもなければ この辺鄙な、静かな土地を訪れるることも無かった。  
一回だけの訪れが、思い出が 雨ではセイワードも気の毒。
真夏の海 数人で釣りにでも出かけた人には まったくセイワードは違って
うつるにちがいない。