実は ビギナー

mosshaven2007-02-12




花屋さんがあるとついのぞいてしまう。  
もっと楽しいのが ナーサリー,普通は そのお店
自体が 花や苗、樹を育てているので モールとか都心にはなくてちょっと
中心地を離れて のんびりした街道(なつかしい言葉がすぐにでてきちゃう)
沿いなどにあることが多い。  とにかく種類が多いので 私などはぐるっと
みて歩くだけで公園のいい部分を集中して見てきた気分でなんとも爽快。


お店に悪い気がして ほんのお体裁に 小さなポットを一つか二つ買うだけ
なのだが この季節は人もいず ガランとして、よく見るとたまに来る人も皆見るだけ。。。。
だから 冬場は閉館というのも当然。  

         
でも  先日でかけたナナイモバンクーバー島では やや暖かく雨も少ない)では
大きなホームセンターで 早や 春咲きの球根やスミレなどを売りはじめていた。


冬の間は どうしても ガーデニングへの意欲がわかない。  こちらに引っ越す
までは真冬でも けっこう温室ですごしたものだが、こちらでは シェッドまで
遠いし(お屋敷じゃあるまいし。。)去年ガラス戸を入れ、ヒーターも
回っているのに なんて怠け者。。。お天気ひとつで こんなにも興味が
うせるなんて これでは 趣味が ガーデニング なんておこがましい。  


と 一念発起、前々から考えていた 花壇つくりにとりかかる。 ところが 芝生
の下はごろごろ石、その下は粘土岩、雨が多いと直ぐに水を吸った絨毯のよう。
この悪質な土を少しずつ改良したいと思った私は なんと言うド素人。要するに
虫のでない温室で 風雨の心配もせず 軽い植木鉢をいじっていただけでは 
自然の大きさや しくみなんてわかるはずがない。


スコップで掘り出して手も腰も痛くなった私を見かねて 主人が ザクザクっと
掘り起こしてくれたのはいいけれど 今度は なれない彼が腰を痛めて
(ほっそりとは程遠い体格なのに。。) ため息 ひとつ。


お隣のご主人が裏庭に3メートル四方ぐらいにルーバーブを植えている。去年は
天気が良くて3度も収穫があり、かなりの量のワインもできて  地下室に
瓶がずらっとならんでいるらしい。  勿論 おすそわけをいただいているが 
前の家で 手入れせずに毎年立派に生えてきたルーバーブを 今又ここに。。
と描いた夢も立ち消え。  一年草か根の浅いハーブあたりでおちつきそう。


この おとなりのご夫婦は しょっちゅうお泊まりのお客様がたえない。 
でもそのゲストの99% 今のところ100)は 奥様のおしりあい。 
普段は 具合があまり良くないことが多く、よく休んでおられるが 
お客様とか パーテイーなどになると お元気を取り戻されるらしい
(でも社交嫌いの私でさえ けっこう同じことがおきている。。)
で、心身疲れきったご主人が 2-3日おきには我が家に 息抜きにこられる。
大変ねーと思っていた私たちなのに、 先日は 30周年とかで 
お買いになったダイヤの指輪を うれしそうにお見せになる。  
もう 同情はしなくてもよさそう。。


又土堀りにでも 精をださなくっては。。。