ゲスト 2日目

 

 

は ドンの 珈琲ミーテイング デイ。

 

いつものメンバー(ピックアップは このところ3人、(皆 7,80代の長老)

いずれも 寄宿舎時代の苦々しい思い出があり、教会と関連しているので

牧師、と聞いただけで不愉快、会ったり 話したりすることなんて、、(とんでもない)

で、ドンは彼らに 俺の友人だから、、(ひどいことを言わないでくれよ、、)などと

何度も彼等(特に はっきり意見を述べるベン)に 歎願というか忠告というか、、、

 

珍しい会合(Mack meeting)ときいて 興味深々、楽しそうに出かけた牧師先生、

この3にんのほかに 4,5人の白人が加わったランチタイム、やおら先生、さー、みんな手をつないで、、、と大きな声でお祈りを始める、このお祈りは 牧師、信徒がお互いに短い祈りの言葉を交わし合うのだけれど、、、みなさん ちんぷんかんぷん、なんだこれは?きっとレストラン中も、、なんだあれは?

 

牧師になって以来、内外、何処へ出かけても 全くその姿勢は変わらず、今どきの時世にあっていない、、、ので 自分の教区からも 大学からも(コンピューターの授業クラスを受け持っていました)締め出されたそうで、ご本人は 何故なのか 一向に理解できない。 自分をただの名前で呼ばれたら、いや、自分は Father ,,,,(要するに 何々先生、何々教授、といった敬称) その教派でも もっとも古い方式をつかうので再三本部から注意があっても応じず 結果として出入り禁止)

 

わが家でも 朝食時から お祈り、ドンは 勿論 彼のことを普通の名前で呼び、いろいろ自分の意見も言う。 日本でも、TVをみていると 全ての敬称は使われていない、といっても 彼氏には受け入れられない様子。  大学の教授なども ドクターとかプロフェッサーなどの代わりに いまはほとんどファーストネームで呼ぶ生徒が多い。

 

昔(また?) 娘を幼稚園に連れて行った時、先生(園長)はどこ?といった感じ、金髪の若いお嬢さん(今の私から見れば当然ですが、、)と親が 友達同士のように話し合っている.約40年ぐらい前ですから、、、当時の典型的な日本人(❓)の私としては 先生に敬意を表する間柄なのに、、、ヤーヤー(日本語なら ね、そうよね、といった感じ)

 

ともかく ドンひとりは なんともおかしく思っていたに違いありません。

牧師先生にとっては ごく当然の日々の習慣、

 

そして かれらがランチを終えて帰ってくるまでは Mosshavenは ミセス(この敬称も今ではきかれませんね)と いろいろおしゃべり、

おふたりは 86歳と88歳、でも 頭脳は冴えて、数字もすべて暗記、Mosshavenなどよりはるかにお若い、けれどミセスは 庭を歩いたりなさるとちょっと足もとが危ない。

 

(はじめは気づかなかったけれど)かれらは むかしからの形式を重んじる、たとえば

(神に誓いを立てて)結婚式をすべき、、、離婚は避けるべき、うんぬん、、、、

 

でも わが家の娘、孫8人、すべて結婚していない。

 

じっは私も結婚したくなかった。  仕事を続けて 友人でいたかった。 女性も自立すべき、だから むすめや孫たちが結婚という形式を踏んでいなくても なんの抵抗もなかったし、むしろ結婚事態 束縛、というようなイメージが多少はあったような、、、という風なことを話していたので 彼女にとっては 受け入れられないことだったのかも、、

 

夫(牧師)は マリッジコース(結婚に関する宗教的意味合いの教え)を受け持っていたが

信徒に わたしもこのコースを学んでいたら 離婚せずにすんだかもしれない、といわれたとのこと。  でも 彼等の結婚された4人のお子さんの一人は 別居状態、でも離婚ではない、と強調なさる。 私には なにより 肝心の当事者たちの精神状態のほうが気になる..  などと会話の種は尽きないけれど、、

 

この日も暑かったのです! 39度

男性が帰宅後、おふたりに一番涼しい、といっても多分35,6度(日が当たらない、というだけ)リビングで扇風機を2台回して お休みいただいて、、、

 

私たちは?  もうぼおっとしてぐったり状態。上の寝室も客間(一応)もデン(コンピューター ルーム)もとても暑い。 私は ミセスが氷のバッグを冷凍庫に放り込んでいたのを思い出し、

 

いつもはぬれタオルで首を冷やしていたのだけれど、、、これは利きそう、

薄手のタオルで氷バッグを包み、首へあてるとひんやりと気持ちがいい。

でも頑固な彼は そんな(まやかし物は)要らない!そうです。(そんなにがんばりたいの?)

 

ひるま ふたりでおしゃべりしていて 暑かったからか、

こんなに暑いんだから 食事の用意はしないで、、今晩の夕飯は 私たちに任せて、、とミセス。

 

帰宅後、頑固なドン、、、、うーーーん、それじゃ 飲み物は俺に払わせてくれ、

OK じゃー、50ドルぐらいのワインでも頼もうかな、とFatheer.

 

で、こちらで 私は フィッシュ アンド チップスを頼んだら、、なんて味、

フライは衣しかないぐらいで、ポテトは熱くないし、、、いつもはまあまあのレストランなのに、、、半分も食べられない。

 

牧師さんは 生姜焼き、を頼んでいました。 ジャパニーズ、おすきだとか、、

 

それじゃ メニューを変えてみようかしら。 さっとできるタイカレーを予定していたけれど、、、彼等 明日はトフィノへドライブ、ということになったので 一寸息抜きができるし、かなり時間がありそうだし、、等と(暑くて)なかなか寝付けぬ夜に あれこれかんがえたりしておりました。