ゲスト、娘の友人
あまり怠けているので この前は何を書いたかしら、、、、
娘の友人(親友の一人)が 急遽 トロントから来て、彼女のパートナーの両親のお宅(ヴィクトリア)へうかがうので一緒に行くから途中でわが家に泊まることになりました。
この方の友人、40歳の男性が 北バヴァンクーバ―で 有名な 高いつり橋から飛び込み自殺をして その件で 彼女が 即こちらへとんできたのです。 その前日に彼女ともう一人の友人にだけ ハローメールが来ていたとのこと、娘も 会ったことのある社交的な明るい青年、友人も多いらしい、、、、のに、、実はうつ病で悩んでいたらしい。
一方、ドンの知り合いの方で 仕事にも成功して 一人息子に立派な家を建てて、小さな孫も生まれ すべて順調、、だったのに 突然その息子さんが 脳腫瘍、手術もできず、宣言された通り1ヶ月も持たずに つい先日亡くなられました。 言葉がありません。 本当に 悲しいことばかり、周りもなんと慰めていいかわからないことでしょう。
そして 娘の友人のこの方は LGBT(性同一性障害、世界で 人口の4-8%といわれている)大學院で 女性差別問題などに取り組み、何百人、いえ 今では きっと 何千人かもしれません。 ほかの国の知り合いも多いらしいし、彼らのグループの大学の会議、研修会などをまとめ、多くの人から頼られる存在、亡くなった彼からも 悩みを打ち明けられていた様子、
とにかく 切れ者、という感じで (主に政治関連の)話題も難しいし、ドンも含めこの3人は 割り込む隙を与えないほどの かなりの論争(好き)、飲めない、話題に加わらない(加われない)Mosshavenひとりが 浮いた感じ、
ほんのちょっとでも 言葉をかけると 彼女の大きな目がはっしとこちらを向き(彼女としては こちらを気にかけ、尊敬(の言葉を使って)というか親愛の情を示してくれるのだけれど、、、、ちょっとしんどい、荷が重い、という感じの方です。
この日は夕日がきれいでしたよ
娘は 会えば 何時間でも 会話がつづくらしく、この前家に寄った 青年とも 週に何回も会っているし 5,6時間はあっという間、 彼は この秋 イギリスのオックスフォードに入学したので 今は 週一程度で 電話、能とお茶に深い関心があって,カナダの北の島に流れ着いた日本の津波の木片を使って 素晴らしい茶室を立て、アートギャラリーで展示、そのあとせっかく建てた茶室は 北方の無人の荒地においてそのまま自然に朽ちさせる、という目的だったけれど カナダの美術館がお買い上げになるかもしれない、、というような才能のある青年でした。 こちらも (娘によれば とてもあたまが良くて感性がするどい、でも 静かであまり人とは話さない、、、)
ので、こちらとも 余り話が弾まなかったのです。
ひとりだけ むかし連れてきた青年、気取りがなくて あかるくて料理好き、屈託のない彼氏(ただの友人だったらしい)とは Mosshavenもリラックスして たのしめました。。。が 彼は今 遠い北方の広い(両親の持ち家)土地で 木材切り出しに反対する大きなデモンストレーションのリーダー、木材を使った それは素晴らしいアートも作っているし、ほぼ共産主義のリーダーでもあるそうで、 なんだか娘の知り合いは そんな人ばかり、
夕飯を作ってもらうからと ゲストの彼女が気を利かして 家に着く前に一杯いかが、とのおさそいでした。 のめないMosshavenは ピザだけつまんでおりましたが、、、
そして夕飯は ベジタリアンのお鍋、ゲストの彼女は ベジタリアンよりさらに(食事の内容が狭まる)ビーガン(卵も乳製品もなし)、ちょうどナナイモで エリンギとえのきだけを買ってきてよかった。 でも 様々な人と付き合っているので 食事は臨機応変、をこころがけているらしい。
娘は 魚、貝類はOKのベジタリアン、でも娘のパートナーは 乳製品以外の魚、貝類も食べないベジタリアン、、なので 彼と一緒の時は彼女は彼に合わせる、これらの食生活にいたった理由も又皆それぞれに違っているらしい、から 単にめんどくさい、では それぞれの人々を理解することを放棄することになりますね。
お鍋のほかには きゅうりもみをいれたサラダに いんげんの胡麻和え、ゲストの彼女 お料理好きのグルメだそうですが(一応)喜んでもらえました。
そしてデザートは 娘の(日本の)友人のお土産、金粉菓子、別にお味はなかったような、、でも見た目は やっぱり、豪華な美しさ、ですね。 それに
フルーツジェロー、マーケット用に焼いた ピスタチオバナナケーキ、
やさいだけの夕飯、といえど 結構おなか一杯、、、、
翌日は 朝食後早々に出発、娘は来週 彼氏とくる予定になっていたけれど、
こんな急な予定がはいったから、とキャンセルに ならないといいんだけれど、、、