となった ヴァンクーバー行き、
ドンのプロジェクトで UBC(ヴァンクーバーの大学)でミーテイングがあるので
その日に 娘が一緒に帰り、それじゃ私も、、、
と3人で久しぶりに ヴァンクーバーまで一緒、
実は そのころ ちょっと腰が痛くて ナナイモまでのドライブ(たった1時間ちょっとの)でずっと座り続け、大丈夫かしら?
そしてフェリーでも座り続け、娘と一緒にフェリーにのるなんて、14,5年ぶり、 ヴァンクーバーに到着後
彼らは二人ともそのまま 大学まで、私は ダウンタウンでおりて、ゆっくり歩きはじめたのですが、いつも家にいたり、二人で行動しているのに慣れてしまうと こんな都心に放り出されるとちょっとおちつかない、、
と思ったのもつかの間、 10分も歩くと 調子が戻ってきて、、、ついには この日 ひとりで 2時間以上 歩き回りました。
なにしろ ドンのアポイントに合わせたので 朝いちばんのフェリー、ダウンタウンだってどこも開いていません。
で、 あまり行ったことの無い ダウンタウンの海沿いの新しいスポット、へ降りてみたら 素晴らしい散歩道、
私のしらない ヴァンクーバーがそこに突然 開けてきたようにみえました。 水上飛行機のターミナル、
ここから 5分、いえ2,3分で ダウンタウンのビルへとつづいています。
グランビルアイランド沿いの 入江の散歩道、とは異なった趣、向かい側には スタンレーパークがひろがり、ハーバーぞいには
新緑が透けて見える歩道とサイクリングレーン、そして
道路沿いのグリーンは オーナメンタルグラス、野生と都会、アンバランスな組み合わせが新鮮に見えます。
そのうえ このさわやかなお天気、軽やかな緑から漏れる太陽の光、気が付いていたら ずいぶん歩いていました.あまりに気持ちがよかったので どこまでも歩けそう、、
腰の痛みは コンピュータ―の同じ姿勢、ガーデニングでかがみやすい姿勢、などが 影響していたのかもしれません。 やっぱり 歩くことは大切(といいながら 又家に戻ると同じパターン)
この全く新しいヴァンクーバー風景に 加えて いつも一番ツーリストなどでにぎわっていたロブソン ストリートは かなりのお店がクローズしたり、テナント求むの張り紙、こんな事 カナダに来て初めて、ヴァンクーバーのロブソンは 東京の銀座のイメージ、だったのに、、、実は こちらも より高級なイメージのストリートに変身する計画なようです。
ハーバー沿いの散歩道と言い、このロブソン、グランビル、と 次々に イメージをアップ、するのはいいけれど
更に 限定された人々だけの土地になりそう、今やヴァンクーバーは 世界でも有数の 高級地、立ち並ぶコンドミニアムの家賃が高くて 空き室が多いのに 住む家の無いホームレスは ふえている、という 皮肉な現実です。
それに 山火事で 今も 延々と続く 大火災から逃れる人々の車、生活のすべてを 突然 失ってしまう多くの人々、焼失する山林や 建物、、BC州には いままでにない甚大な被害、厳しい将来が控えています。
この歩いているだけで気分が高揚しそうな街並み、こんな環境を誰もが平等に自由に そして安全に味わえる世の中だったら、、と思うだけでは 昨日見たテレビの 殿利息でござる、のようなことは起きえないのですね。
(個人的な)現実に戻って、、、ミーテイングを終えたドンと待ち合わせて 買い物、夏は フェリーが混みそうなので 最終を避けるためには 急がないと、、
食料品を買って、マーケット用の小物を買って、もう時間、いつもの 遅めのランチをする暇もないので 同じモールにある サボテンのとんかつをテイクアウト、
どうやら フェリー、長い 待ち列ですが 間に合いました。 じゃ、食べるか? そうね、お茶はいつも車に用意してあるし、
通りのあっち側、木陰でピクニックにしよう、
え? あんなに暑そうなところを歩くの? といっても
道を渡るだけですが、 若い時に灼熱のビーチが楽しく見えたころとは大違い、、日傘(?)もありませんよ。
で、ようやく木陰のベンチで座って、
こんなのも ひさしぶりで楽しい、 ずらっと並んで
暑い日差しを受けた車のながら こちらをうらやましく見ている人もいるかも、、、な―んて思っていたら、、
とつぜん 立ち上がったドン、むかいの 藪のほうに向かって 歩きだし、、、、吐いてしまったのです。
ほんとうに急で びっくり、
心臓の手術後 先生に 急激に寒いところや 暑いところへ出るのは避けるように言われていたのに、、ミーテイングの後もちょっと日差しの下で話し合ったり、そしてこの道を渡るのも 避ければよかった、、、、
等と思っていたら、 あくる日、夕方頃にどうにも疲れて私にしては珍しく)早く寝たい、と片づけ始めていたら、、、
とつぜんの トイレ行き、吐き気、などという前触れもなく、、、こんな勢い、いったい何が胃の中で起こっているのか、と思うぐらいのすさまじさ、 結局は食中毒?今だに犯人ならぬ犯食の正体不明です。
翌日は 二人ともほぼ絶食状態、、、
と書いている今は すっかり そんなことを忘れてしまった数日後、ですが、、
最後は ちょっときれいなはなしで終えましょう。
ラベンダーは つぼみのうちに刈り取るのが最高、なんですが ちょっとタイミングをはずしてしまったので
こんなものつくってみました。
ラベンダーステイック、昔ヨーロッパでは 夫人が 胸元や帽子に挿したり、或は枕元、バスルームにおいてもいいですね。虫よけにもなるので タンスに入れても、いろいろ重宝します。 youtubeで ラベンダーステイックの作り方を参考にしました。